バラムの預言
(民数記24:17-19)
「わたしには彼が見える。
しかし,今はいない。
彼を仰いでいる。
しかし,間近にではない。
ひとつの星がヤコブから進み出る。
ひとつの笏がイスラエルから立ち上がり
モアブのこめかみを打ち砕き
シェトのすべての子らの頭の頂を砕く。
エドムはその継ぐべき地となり
敵対するセイルは継ぐべき地となり
イスラエルは力を示す。
ヤコブから支配する者が出て
残ったものを町から絶やす。」
神の民を呪うために
招待された預言者バラムは,
イスラエルのために預言をしました。
「ひとつの星」とは,
ヤコブの星と呼ばれ,
イエス・キリストのことです。
○
(マタイ2:2)
「ユダヤ人の王として
お生れになったかたは,
どこにおられますか。
わたしたちは
東の方でその星を見たので,
そのかたを拝みにきました」。
○
(黙示22:16)
「わたしイエスは,
使をつかわして,
諸教会のために,
これらのことを
あなたがたにあかしした。
わたしは,
ダビデの若枝また子孫であり,
輝く明けの明星である」。
☆彡
ヤコブの星
(民数記24:17b 口語訳)
「ヤコブから一つの星が出,
イスラエルから一本のつえが起り,
モアブのこめかみと,
セツのすべての子らの脳天を
撃つであろう。」
※「ひとつの星」とは,
イエス・キリストです。
バラムは
キリストの正確な預言をしました。
しかし,残念なことに
バラムは自らの罪によって滅びます。
☆彡
バラムの預言
民数記24:15-20 (口語訳)
「そしてこの託宣を述べた。
『ベオルの子バラムの言葉,
目を閉じた人の言葉。
神の言葉を聞く者,
いと高き者の知識をもつ者,
全能者の幻を見,
倒れ伏して,目の開かれた者の言葉。
わたしは彼を見る,しかし今ではない。
わたしは彼を望み見る,
しかし近くではない。
ヤコブから一つの星が出,
イスラエルから一本のつえが起り,
モアブのこめかみと,
セツのすべての子らの
脳天を撃つであろう。
敵のエドムは領地となり,
セイルもまた領地となるであろう。
そして
イスラエルは
勝利を得るであろう。
権を執る者がヤコブから出,
生き残った者を
町から断ち滅ぼすであろう」。
バラムはまたアマレクを望み見て,
この託宣を述べた。
『アマレクは
諸国民のうちの最初のもの,
しかし,ついに滅び去るであろう』」。
2021-07-28