ガリラヤで,福音を宣べる
(マタイ4:23-25)
「イエスはガリラヤ全土を巡って,
会堂で教え,
御国の福音を宣べ伝え,
民の中のあらゆる病気,
あらゆるわずらいを直された。
イエスのうわさはシリヤ全体に広まった。
それで人々は,
さまざまな病気や痛みに苦しむ病人,
悪霊につかれた人,てんかんの人,
中風の人などをみな,みもとに連れて来た。
イエスは彼らをいやされた。
こうしてガリラヤ,デカポリス,
エルサレム,ユダヤ
およびヨルダンの向こう岸から
大ぜいの群衆がイエスにつき従った。」
「御国の福音」とは,
神の支配を地上におよぼす王が来られた
という喜びの訪れ。
その中心はキリストの十字架と復活です。
「御国」あるいは「神の国」は,
神の支配を指します。
マタイは「天の御国」という表現を
用いています。
キリストは神の国の福音を宣べ伝えました。
それは人間を罪の支配から救い出して,
神の支配のもとに置くものでした。
神の国はキリストによってもたらされ,
この世の終わりに完成します。
神の国の本質は霊的なものです。
2021-02-08