降誕 3
ルカ2:10-12 M.T
○
ダビデの町で,救い主が生まれた
(ルカ2:10-12)新共同訳
「天使は言った。
『恐れるな。
わたしは,
民全体に与えられる
大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で,
あなたがたのために
救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。
あなたがたは,
布にくるまって
飼い葉桶の中に寝ている
乳飲み子を見つけるであろう。
これがあなたがたへの
しるしである。』」
羊飼いたちは
野宿をしながら
羊の群れの番をしていました。
羊飼いたちに,
主の天使が光り輝いて,
次のように伝えました。
「あなた方のために
救い主がお生まれになった。」
(ルカ2:11)
わたしたちのために
救い主がお生まれになりました。
☆彡
羊飼いと天使
(ルカ2:8-21)新共同訳
その地方で
羊飼いたちが野宿をしながら,
夜通し羊の群れの番をしていた。
すると,
主の天使が近づき,
主の栄光が周りを照らしたので,
彼らは非常に恐れた。
天使は言った。
「恐れるな。
わたしは,
民全体に与えられる
大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で,
あなたがたのために
救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。
あなたがたは,
布にくるまって
飼い葉桶の中に寝ている
乳飲み子を見つけるであろう。
これがあなたがたへの
しるしである。」
すると,
突然,
この天使に天の大軍が加わり,
神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光,
神にあれ,
地には平和,
御心に適う人にあれ。」
天使たちが離れて天に去ったとき,
羊飼いたちは,
「さあ,ベツレヘムへ行こう。
主が知らせてくださった
その出来事を見ようではないか」
と話し合った。
そして急いで行って,
マリアとヨセフ,
また飼い葉桶に寝かせてある
乳飲み子を探し当てた。
その光景を見て,
羊飼いたちは,
この幼子について天使が
話してくれたことを
人々に知らせた。
聞いた者は皆,
羊飼いたちの話を
不思議に思った。
しかし,
マリアはこれらの出来事を
すべて心に納めて,
思い巡らしていた。
羊飼いたちは,
見聞きしたことが
すべて
天使の話したとおりだったので,
神をあがめ,
賛美しながら帰って行った。
八日たって割礼の日を迎えたとき,
幼子はイエスと名付けられた。
これは,
胎内に宿る前に天使から
示された名である。