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朝の光(聖書の言葉)

ローマ人への手紙 解説 2   2018-04-11

ローマ人への手紙 解説 2




ローマ人への手紙は,

パウロが紀元56-58年ごろ


ローマの教会の信徒に

宛てた手紙です。


コリントから

書かれたのではないかと

言われています。



ローマ書1章


「福音」

 

(ローマ1:16)


「わたしは福音を恥としない。

福音は,ユダヤ人をはじめ,

ギリシア人にも,

信じる者すべてに救いをもたらす

神の力だからです。」

 

「福音」とは,

良い知らせのことです。

 

イエス・キリストを信じるなら,

罪が赦され,

永遠の命が与えられることです。

 

 

 

 

ローマ書2章 


「分け隔てなさいません」

 

(ローマ2:11)


「神は

人を分け隔てなさいません。」

 

「分け隔てなさいません」は,

 口語訳では

「かたより見ることがない」,

 新改訳では

「えこひいきなどはない」

と訳されています。

 

神は,

イエス・キリストを信じる者を

すべてを救い,

天国に入れてくださいます。

 

 

 

 

ローマ書3章


「差別はない」

 

 (ローマ3:22)


「イエス・キリストを

信じることにより,

信じる者すべてに与えられる

神の義です。

そこには何の差別もありません。」

 

 神の前に人は差別されません。

 

イエス・キリストを信じる者なら,

どんな人も義とされる,

この点で何の差別もない。

 

 

(ローマ3:23,24)

「すべての人は罪を犯したため,
神の栄光を
受けられなくなっており, 
彼らは,価なしに,
神の恵みにより,
キリスト・イエスによる
がないによって
義とされるのである。」

 
イエス・キリストの

贖いの業によって,

信じる者が義とされます。

 

 

ローマ書4章


働きがなくても

 

(ローマ4:5)


不信心な者を

義とされる方を信じる人は,

働きがなくても,

その信仰が義と認められます。」

 

私たちが

義とされるのは信仰であって,

行いではありません。


わたしたちは,

イエス・キリストを

信じることによって

義とされます。

 

 

(ローマ4:25)


「イエスは,

わたしたちの罪のために

死に渡され,

わたしたちが義とされるために

復活させられたのです。」

 

  

ローマ書5章


「恵みの賜物」

 

(ローマ5:15)


「恵みの賜物は

罪とは比較になりません。

一人の罪によって

多くの人が

死ぬことになったとすれば,

なおさら,

神の恵みと一人の人

イエス・キリストの

恵みの賜物とは,

多くの人に

豊かに注がれるのです。」

 

キリストの生涯が

十字架の死を含めて

正しかったのです。


恵みは,

このキリストによって

信じる者に与えられます。

 

  

ローマ書6章


「キリスト・イエスに結ばれる」

 

(ローマ6:11)


「このように,

あなたがたも自分は

罪に対して死んでいるが,

神に対して

生きているのだと考えなさい。」

 

イエス・キリストを信じると

キリストに結ばれます。

 

そして,罪に対して死に,

神に対して生きる者となります。

 

 

ローマ書7章


「感謝いたします」

 

(ローマ7:25)


「わたしたちの

主イエス・キリストを

通して神に感謝いたします。

このように,

わたし自身は心では

神の律法に仕えていますが,

肉では

罪の法則に仕えているのです。」

 

罪の赦しは,法廷的なものです。

 

そして,罪が赦され,義とされ,

聖い者とされるのは,

聖霊によります。

 

 

ローマ書8章


「霊の思い」

 

(ローマ8:6)


「肉の思いは死であり,

霊の思いは命と平和であります。」

 

私たちが聖霊に導かれているなら,

命と平和(平安)を

与えてくださいます。


 ○



内なる御霊


(ロ-マ8:9-11)

神の御霊が
あなたがたの内に宿っているなら,
あなたがたは肉におるのではなく,
霊におるのである。
もし,
キリストの霊を
持たない人がいるなら,
その人はキリストのものではない。
 もし,
キリストがあなたがたの内に
おられるなら,
からだは罪のゆえに死んでいても,
霊は義のゆえに
生きているのである。
 もし,イエスを死人の中から
よみがえらせたかたの御霊が,
あなたがたの内に宿っているなら,
キリスト・イエスを
死人の中から
よみがえらせたかたは,
あなたがたの内に
宿っている御霊によって,
あなたがたの死ぬべきからだをも,
生かしてくださるであろう。」
 

イエス・キリストを信じる者は,

聖霊の内にあり,

内に聖霊を宿します。




 

再臨

 
(ローマ8:18,23)
 
「わたしは思う。
今のこの時の苦しみは,
やがてわたしたちに
現されようとする栄光に比べると,
言うに足りない。
それだけではなく,
御霊の最初の実を持っている
わたしたち自身も,
心の内でうめきながら,
子たる身分を授けられること,
すなわち,
からだのあがなわれることを
待ち望んでいる。」
 
 
主の再臨のとき

神の栄光があらわされます,
 
またからだが贖われます。


 

 

ローマ9章


「絶え間ない痛み」


(ローマ9:2)


「わたしには深い悲しみがあり,

わたしの心には

絶え間ない痛みがあります。」

 

パウロには,

同胞であるユダヤ人が,

イエス・キリストを

信じていないという

痛みがありました。


パウロは,

イスラエル人は時がくると,

すべて救われるといいます。


(ローマ11:25,26a)

「兄弟たちよ。
あなたがたが
知者だと
自負することのないために,
この奥義を
知らないでいてもらいたくない。
一部のイスラエル人が
かたくなになったのは,
異邦人が全部救われるに
至る時までのことであって, 
こうして,イスラエル人は,
すべて救われるであろう。」

 

 

 

ローマ書10章


「熱心」

 

(ローマ10:2-3)


「わたしは彼らが熱心に

神に仕えていることを

証ししますが,

この熱心さは,

正しい認識に

基づくものではありません。

なぜなら,神の義を知らず,

自分の義を求めようとして,

神の義に従わなかったからです。」


イスラエル人は,

熱心によって

義を得ようとしました。 


熱心は,わたしたちに

義を与えません。


イエス・キリストを

信じることによって,

義とされます。



(ローマ10:9,10)

「自分の口で,
イエスは主であると告白し,
自分の心で,神が死人の中から
イエスをよみがえらせたと
信じるなら,
あなたは救われる。 
なぜなら,
人は心に信じて義とされ,
口で告白して
救われるからである。」


 

 

 

ローマ書11章


「選ばれた者」

 

(ローマ11:4-5) 


「神は彼に何と告げているか。

『わたしは,

バアルにひざまずかなかった

七千人を自分のために

残しておいた』

と告げておられます。

同じように,現に今も,

恵みによって

選ばれた者が残っています。」

 

私たちの行いではなく,

神の選びによって,

信仰があたえられます。

 

それは,神の働きです。

 

 

 
イスラエルの救い

 
(ローマ11:25,26)

口語

「兄弟たちよ。
あなたがたが知者だと
自負することのないために,
この奥義を
知らないでいてもらいたくない。
一部のイスラエル人が
かたくなになったのは,
異邦人が全部救われるに
至る時までのことであって,
こうして,イスラエル人は,
すべて救われるであろう。
すなわち,次のように書いてある,
『救う者がシオンからきて,
ヤコブから
不信心を追い払うであろう。』」
 

イスラエルの民を救うという

神の約束は,

破られることはありません。
 

イスラエル人は,

すべて救われるといいます。


イスラエル人に,

イエス・キリストを

信じるときが来るのです。


 

 

ローマ書12章


「兄弟愛」

 

(ローマ12:9-10)


「愛には

偽りがあってはなりません。

悪を憎み,善から離れず,

弟愛をもって互いに愛し,

尊敬をもって互いに

相手を優れた者と思いなさい。」

 

イエス・キリストが

私たちを愛して下さったように,

私たちは人を愛すべきです。

 

 

ローマ書13章


「隣人を自分のように愛しなさい」

 

(ローマ13:9)


「『姦淫するな,

殺すな,盗むな,むさぼるな』」,

そのほかどんな掟があっても,

『人を自分のように愛しなさい』

という言葉に要約されます。」

 

旧約聖書の十戒めは,

神を信じ,人を愛することです。

 

人を愛するとは,

「隣人を自分のように愛」

することです。

 

  

ローマ書14章


「受け入れなさい」

 

(ローマ14:1)


「信仰の弱い人を受け入れなさい。

その考えを

批判してはなりません。」

 

イエス・キリストは,

私たちが正しいから受け入れ,

愛して下さったのではないのです。

 

まず,神が私たちを

愛して受け入れてくださいました。

 

  

ローマ書15章


「互いに戒め合う」

 

(ローマ15:14)


「兄弟たち,

あなたがた自身は善意に満ち,

あらゆる知識で満たされ,

互いに戒め合うことができると,

このわたしは確信しています。」

 

誤った道を戒めることは,

必要です。


互いに

戒め合うようにと言っています。

 

 

ローマ書16章


「強める」

 

(ローマ16:25)


「神は,わたしの福音すなわち

イエス・キリストについての

宣教によって,

あなたがたを

強めることがおできになります。

この福音は,

世々にわたって隠されていた,

秘められた計画を

啓示するものです。」

 

福音の宣教によって,

私たち自身が強められます。

 

そして,

神の計画は

明らかにされていきます。




 


2018-04-11

2022-09-01 改定

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