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朝の光(聖書の言葉)

エレミヤ書 解説 2   2019.5.14

エレミヤ書


エレミヤは,南王国ユダで活躍します。


エレミヤはヨシヤの治世に始まって,

40年以上の間,神の言葉を語りました。


「エレミヤ」という名前は,

「ヤーウエー(神)は確立される,

あるいは派遣される」

という意味です。





エレミヤは厳しい裁きを言います。

しかし,イスラエルの民を愛しています。

イスラエルの民を,壊して,

つくり直し,回復を願っていたのです。




エレミヤの召命 

(エレミヤ1:4-8)

「主の言葉がわたしに臨んだ。
「わたしはあなたを母の胎内に造る前から,
あなたを知っていた。
母の胎から生まれる前に,
わたしはあなたを聖別し,
諸国民の預言者として立てた。」
わたしは言った。
「ああ,わが主なる神よ,
わたしは語る言葉を知りません。
わたしは若者にすぎませんから。」
しかし,主はわたしに言われた。
「若者にすぎないと言ってはならない。
わたしがあなたを,
だれのところへ,遣わそうとも,
行って,
わたしが命じることをすべて語れ。
彼らを恐れるな。
わたしがあなたと共にいて,
必ず救い出す」
と主は言われた。



エレミヤは,

ユダのヨシヤ王の治世の13年に

預言者として召されました。


エホアハズ,エホヤキン,

ゼデキヤの時代,捕囚後に活躍します。


前627年から前583年ごろまでです。


この時代は南ユダが崩壊し,

民はバビロンに捕らえられ移される

最も暗い悲劇的な時代でした。




(エレミヤ1:10口語訳)

「見よ,わたしはきょう,
あなたを万民の上と,万国の上に立て,
あなたに,あるいは抜き,
あるいはこわし,あるいは滅ぼし,
あるいは倒し,あるいは建て,
あるいは植えさせる」。


神のさばきと国の滅亡を預言しています。




神のことば


(エレミヤ1:8,1:17 口語訳)


「『彼らを恐れてはならない,
わたしがあなたと共にいて,
あなたを救うからである』
と主は仰せられる。」





エレミヤの召し,アーモンドの枝


(エレミヤ1:11,12)


次のような主のことばが私にあった。
「エレミヤ。あなたは何を見ているのか。」
そこで私は言った。
「アーモンドの枝を見ています。」
すると主は私に仰せられた。
「よく見たものだ。
わたしのことばを実現しようと,
わたしは見張っているからだ。」




エレミヤの召し


(エレミヤ3:22)

「背信の子らよ。帰れ。
わたしがあなたがたの背信をいやそう。」
「今,私たちはあなたのもとにまいります。
あなたこそ,私たちの神,主だからです。」




「イェスは汝(なれ)を呼び給う」

(新聖歌176)(聖歌 404)

 1

イェスは汝(なれ)を呼び給う  

いと 物静かに      
 
愛の神の許(もと)より  

などて去りしと   

(くり返し)

 帰れや  帰れや  帰れやと

主は今呼び給う


 2

イェスは罪に苦しむ  

汝(な)がみを  今呼ぶ

重き荷をば下ろして  

安き得よやと

(くり返し)

 帰れや  帰れや  

帰れやと  主は今呼び給う


 3

イェスは尚(なお)も忍びて  

汝(な)がみを待つなり

来たれ罪と汚(けが)れの  

有(あ)らば有るまま

(くり返し) 

帰れや  帰れや  

帰れやと  主は今呼び給う


 4

招(まね)く声に従い  

直(ただ)ちに立って行け

後にならば無駄なり  

悔(く)いの涙も        

(くり返し)

 帰れや  帰れや  

帰れやと  主は今呼び給う


(ルカ15:20)

「こうして彼は立ち上がって,
自分の父のもとに行った。
ところが,まだ家までは遠かったのに,
父親は彼を見つけ,
かわいそうに思い,
走り寄って彼を抱き,口づけした。」



(ホセア14:1)

「イスラエルよ。
あなたの神,主に立ち返れ。
あなたの不義が
つまずきのもとであったからだ。」






真実の預言者エレミヤ


(エレミヤ5:1 口語訳)

「エルサレムのちまたを行きめぐり,
見て,知るがよい。
その広場を尋ねて,公平を行い,
真実を求める者が,
ひとりでもあるか捜してみよ。
あれば,わたしはエルサレムをゆるす。」


エルサレムに一人の真実な人がいれば,

エルサレムを救うといいます。


イスラエルの信仰と歴史を支えてきたのも,

ひとりの信仰でした。


神の愛と赦しの中で真実に生きることを

エレミヤは説いています。




平安


(エレミヤ6:14)

「彼らは,
わが民の破滅を手軽に治療して,
平和がないのに,
『平和,平和』と言う。」


エレミヤは,

異教の神を礼拝しているイスラエルの民に,

主の審判を告げました。


偽預言者は,主の審判を信じないで,

民の機嫌を取って,

災いは来ないと言っていました。



(エレミヤ5:12)

「彼らは主を拒んで言う。
『主は何もなさらない。
我々に災いが臨むはずがない。
剣も飢饉も起こりはしない。』」




信仰に立ち返る


(エレミヤ7:3)

「万軍の主,
イスラエルの神はこう言われる,
あなたがたの道と
あなたがたの行いを改めるならば,
わたしはあなたがたを
この所に住まわせる。」






(エレミヤ9:11)

「知恵ある人はこれを悟れ。
主の口が語られることを告げよ。
何故,この地は滅びたのか。
焼き払われて荒れ野となり,
通り過ぎる人もいない。」




主を誇る

(エレミヤ9:23,24)
「主はこう仰せられる。
『知恵ある者は自分の知恵を誇るな。
つわものは自分の強さを誇るな。
富む者は自分の富を誇るな。』
 誇る者は,ただ,これを誇れ。
悟りを得て,わたしを知っていることを。
わたしは主であって,
地に恵みと公義と正義を行う者であり,
わたしがこれらのことを喜ぶからだ。
──主の御告げ──」




まことの神

(エレミヤ10:10-12)口語訳

「しかし主はまことの神である。
生きた神であり、永遠の王である。
その怒りによって地は震いうごき、
万国はその憤りに当ることができない。
あなたがたは彼らに、
こう言わなければならない、
『天地を造らなかった神々は地の上、
天の下から滅び去る』と。
主はその力をもって地を造り、
その知恵をもって世界を建て、
その悟りをもって天をのべられた。」




エレミヤの告白


(エレミヤ11:18~12:6口語訳)

「 主が知らせてくださったので,
わたしはそれを知った。
その時,あなたは彼らの悪しきわざを
わたしに示された。
しかしわたしは,ほふられに行く,
おとなしい小羊のようで,
彼らがわたしを害しようと,
計りごとをめぐらしているのを知らなかった。
彼らは言う,
「さあ,木とその実を共に滅ぼそう。
生ける者の地から彼を絶って,
その名を人に忘れさせよう」。
正しいさばきをし,
人の心と思いを探られる万軍の主よ,
わたしは自分の訴えをあなたにお任せしました。
あなたが彼らにあだをかえされるのを,
見させてください。
それゆえ主はアナトテの人々についてこう言われる,
彼らはあなたの命を取ろうと求めて言う,
「主の名によって預言してはならない。
それをするならば,
あなたはわれわれの手にかかって死ぬであろう」。
それで万軍の主はこう言われる,
「見よ,わたしは彼らを罰する。
若い人はつるぎで死に,
彼らのむすこ娘は,ききんで死に,
だれも残る者はない。
わたしがアナトテの人々に災を下し,
彼らを罰する年をこさせるからである」。




(エレミヤ12:1-6)口語訳

主よ,わたしがあなたと論じ争う時,
あなたは常に正しい。
しかしなお,わたしはあなたの前に,
さばきのことを論じてみたい。
悪人の道がさかえ,
不信実な者がみな繁栄するのはなにゆえですか。
あなたが彼らを植えられたので,
彼らは根づき,育って,実を結びます。
彼らは口ではあなたに近づきますが,
心はあなたから遠ざかっています。
主よ,あなたはわたしを知り,
わたしを見,わたしの心があなたに対して,
いかにあるかを試みられます。
ほふるために羊を引き出すように,
彼らを引き出し,
殺す日にそなえて,
彼らを残しておいてください。
いつまで,この地は嘆き,
どの畑の野菜も枯れていてよいでしょうか。
この地に住む者の悪によって,
獣と鳥は滅びうせます。
人々は言いました,
「彼はわれわれの終りを見ることはない」と。
「もしあなたが,徒歩の人と競争して疲れるなら,
どうして騎馬の人と競うことができようか。
もし安全な地で,あなたが倒れるなら,
ヨルダンの密林では,どうするつもりか。
あなたの兄弟たち,あなたの父の家のものさえ,
あなたを欺き,大声をあげて,あなたを追っている。
彼らが親しげにあなたに語ることがあっても,
彼らを信じてはならない」。




(エレミヤ15:5~12)

エルサレムよ、
だれがあなたをあわれむであろうか。
だれがあなたのために嘆くであろうか。
だれがふり返って、あなたの安否を問うであろうか。
主は言われる、あなたはわたしを捨てた。
そしてますます退いて行く。
それゆえ、わたしは手を伸べてあなたを滅ぼした。
わたしはあわれむことには飽きた。
わたしはこの地の門で、箕で彼らをあおぎ分けた。
彼らがその道を離れなかったので、
わたしは彼らの子を奪い、わが民を滅ぼした。
わたしは彼らの寡婦の数を浜べの砂よりも多くした。
わたしは真昼に、滅ぼす者を連れてきて、
若者らの母たちをせめ、
驚きと恐れを、にわかに母たちにおこした。
七人の子を産んだ女は、弱り衰えて、息絶え、
まだ昼であったが、彼女の日は没した。彼女は恥じ、
うろたえた。その残りの者は、
これを敵のつるぎに渡すと主は言われる」。
ああ、わたしはわざわいだ。
わが母よ、あなたは、なぜ、わたしを産んだのか。
全国の人はわたしと争い、わたしを攻める。
わたしは人に貸したこともなく、
人に借りたこともないのに、
皆わたしをのろう。
主よ、もしわたしが彼らの幸福をあなたに祈り求めず、
また敵のため、その悩みのときと、災のときに、
わたしがあなたにとりなしをしなかったのであれば、
彼らののろいも、やむをえないでしょう。
人は鉄を、
北からくる鉄や青銅を砕くことができましょうか。 




主に信頼するもの

(エレミヤ17:7-9)

「おおよそ主にたより,
主を頼みとする人はさいわいである。
彼は水のほとりに植えた木のようで,
その根を川にのばし,
暑さにあっても恐れることはない。
その葉は常に青く,
ひでりの年にも憂えることなく,
絶えず実を結ぶ」。
心はよろずの物よりも偽るもので,
はなはだしく悪に染まっている。
だれがこれを,
よく知ることができようか。




主は陶器師


(エレミヤ18:6)

「イスラエルの家よ。
この陶器師のように,
わたしがあなたがたに
することができないだろうか。
・・主の御告げ。
・・見よ。
粘土が陶器師の手の中にあるように,
イスラエルの家よ,あなたがたも,
わたしの手の中にある。」



「成し給え汝(な)が旨(むね)を」

(新聖歌394)

1. 
成し給え汝が旨 陶匠わが主よ         
われはただ汝が手の 内にある土くれ

2.
降る雪のごとくに わが内を白くし         
汝が旨のまにまに 練り給えわが主よ

3.
天降る火をもて わが内をきよくし
成し給え汝が手の 器なるわが身と

4.
汝が旨の成るとき 他の人は見るべし
わが内に在す君 キリストの姿を



“The Potter's Hand”「陶器師 主よ」 

美しい 素晴らしい主
その御手で 我が全て
おさめる 完全な計画により
あなたの 御霊に
導かれ 生きてゆきたい
主イエスの 御心のままに
召された この道に
とらえられ 力のかぎり主に捧げます
用いてください 陶器師 主よ
私をつくり変えて
共に歩み 導いてください
造りぬし 主イエスよ





エレミヤへの中傷

(エレミヤ18:18)

「彼らは言った。
『さあ,私たちは計画を立てて
エレミヤを倒そう。 
祭司から律法が,
知恵ある者からはかりごとが,
預言者からことばが
滅びうせることはないはずだから。
さあ,舌で彼を打ち,
彼のことばにはどれにも耳を傾けまい。」





真実の預言者


(エレミヤ20:7-9)

「主よ。あなたが私を惑わしたので,
私はあなたに惑わされました。
あなたは私をつかみ,
私を思いのままにしました。
私は一日中,物笑いとなり,
みなが私をあざけります。
私は,語るごとに,わめき,
『暴虐だ。暴行だ。』
と叫ばなければなりません。
私への主のみことばが,
一日中,そしりとなり,
笑いぐさとなるのです。
私は,
『主の言葉を宣べ伝えまい。
もう主の名で語るまい。』
と思いましたが,
主のみことばは私の心のうちで,
骨の中に閉じ込められて
燃えさかる火のようになり,
私はうちにしまっておくのに
疲れて耐えられません。」


エレミヤは真実の愛国者,

真実の預言者です。


しかし,

エレミヤは虐待と侮辱に会います。


そして,

自分に与えられた使命に悲しみます。




いのちの道と死の道

(エレミヤ21:8-10)

「あなたは,この民に言え。
主はこう仰せられる。
『見よ。わたしはあなたがたの前に,
いのちの道と死の道を置く。
この町にとどまる者は,
剣とききんと疫病によって死ぬが,
出て,あなたがたを囲んでいる
カルデヤ人にくだる者は,
生きて,
そのいのちは彼の分捕り物となる。
なぜならわたしは,
幸いのためにではなく,
わざわいのために
この町から顔をそむけるからである。
──主の御告げ──
この町は,バビロンの王の手に渡され,
彼はこれを火で焼くであろう。』」






キリストの降誕の預言 


(エレミヤ23:5,6)

「見よ。その日が来る。
― 主の御告げ。 ―
その日,わたしは,
ダビデに一つの正しい若枝を起こす。
彼は王となって治め,
栄えて,この国に公義と正義を行なう。
その日,ユダは救われ,
イスラエルは安らかに住む。
その王の名は,
『主は私たちの正義。』と呼ばれよう。」


キリスト降誕の預言は

エレミヤ書にもあります。


「ダビデに一つの若枝を起こす」とは,

ダビデの子孫として生まれる

キリストのことです。


この預言は,

神が人として

この世に来てくださることです。


イザヤで預言している,

来るべきキリストを

王として強調しています。


こののち,

ミカによってキリストの誕生の地が

ベツレヘムであると預言します。


この預言は,

マリヤによる

処女降誕によって成就します。



(イザヤ7:14)

「それゆえ,主みずから,
あなたがたに一つのしるしを与えられる。
見よ。処女がみごもっている。
そして男の子を産み,
その名を『インマヌエル』と名づける。」



(イザヤ11:1)

「エッサイの根株から新芽が生え,
その根から若枝が出て実を結ぶ。
その上に,主の霊がとどまる。
それは知恵と悟りの霊,
はかりごとと能力の霊,
主を知る知識と主を恐れる霊である。」



(ミカ5:2)

「ベツレヘム・エフラテよ。
あなたはユダの氏族の中で
最も小さいものだが,
あなたのうちから,
わたしのために,
イスラエルの支配者になる者が出る。
その出ることは,昔から,
永遠の昔からの定めである。」


エレミヤは,

やがて来られる「牧者」は,

「主は私たちの正義」と呼ばれます。


これは,イエスの別呼び名です。




平安(エレミヤ6:14,9:11)


(エレミヤ6:14)
「彼らは,
わが民の破滅を手軽に治療して,
平和がないのに,
『平和,平和』と言う。」


○○


エレミヤは,預言者活動の前半では,

主に立ち返り,

神のさばきを免れるようにかたりましたが,

バビロン捕囚が決定的になってしまった後半では,

一転して捕囚を受け入れ,

神による回復の希望を勧めました。




(エレミヤ29:5-7)

「家を建てて住みつき,
畑を作って,その実を食べよ。
妻をめとって,息子,娘を生み,
あなたがたの息子には妻をめとり,
娘には夫を与えて,
息子,娘を産ませ,そこでふえよ。
減ってはならない。
わたしがあなたがたを引いて行った
その町の繁栄を求め,
そのために主に祈れ。
そこの繁栄は,
あなたがたの繁栄になるのだから。」


(エレミヤ29:10)

「まことに,主はこう仰せられる。
『バビロンに七十年の満ちるころ,
わたしはあなたがたを顧み,
あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして,
あなたがたをこの所に帰らせる。』」


(エレミヤ29:11)
「わたしはあなたがたのために
立てている計画を
よく知っているからだ。
──主の御告げ──
それはわざわいではなくて,
平安を与える計画であり,
あなたがたに将来と希望を
与えるためのものだ。」



●● 重要 ●●


バビロン捕囚の預言


エレミヤは,預言活動の前半では,

主に立ち返り,神の裁きを免れるように語ります。


バビロン捕囚が決定になってしまった後半では,

一転して捕囚を受け入れ,

神による回復の希望を持つように勧めます。


(エレミヤ25:11)

「この国は全部,廃墟となって荒れ果て,
これらの国々はバビロンの王に七十年仕える。」


(エレミヤ25:12)

「七十年の終わりに,
わたしはバビロンの王とその民,
──主の御告げ──
またカルデヤ人の地を,
彼らの咎のゆえに罰し,
これを永遠に荒れ果てた地とする。」


☆彡


(エレミヤ25:11-14)口語訳

「この地はみな滅ぼされて荒れ地となる。
そしてその国々は七十年の間バビロンの王に仕える。
 主は言われる、七十年の終った後に、
わたしはバビロンの王と、
その民と、カルデヤびとの地を、
その罪のために罰し、永遠の荒れ地とする。
 わたしはあの地について、
わたしが語ったすべての言葉をその上に臨ませる。
これはエレミヤが、
万国のことについて預言したものであって、
みなこの書にしるされている。
多くの国々と偉大な王たちとは、
彼らをさえ奴隷として仕えさせる。
わたしは彼らの行いと、
その手のわざに従って報いる」。




バビロンからの帰還の預言

(エレミヤ29:10、11)

「主はこう言われる,
バビロンで七十年が満ちるならば,
わたしはあなたがたを顧み,
わたしの約束を果し,
あなたがたをこの所に導き帰る。
主は言われる,
わたしがあなたがたに対していだいている計画は
わたしが知っている。
それは災を与えようというのではなく,
平安を与えようとするものであり,
あなたがたに将来を与え,
希望を与えようとするものである。」







神の計画

(エレミヤ29:11)

「わたしはあなたがたのために
立てている計画を
よく知っているからだ。
― 主の御告げ。―
それはわざわいではなくて,
平安を与える計画であり,
あなたがたに将来と希望を
与えるためのものだ。」


私たちは,神の計画を信じ,

人生を歩みたいものです。




永遠の愛

(エレミヤ31:3,4) 

「主は遠くから,私に現われた。
『永遠の愛をもって,
わたしはあなたを愛した。
それゆえ,わたしはあなたに,
誠実を尽くし続けた。
おとめイスラエルよ。
わたしは再びあなたを建て直し,
あなたは建て直される。
再びあなたはタンバリンで身を飾り,
喜び笑う者たちの踊りの輪に出て行こう。』」



(エレミヤ31:3口語訳) 

「主は遠くから彼に現れた。
わたしは限りなき愛をもって
あなたを愛している。
それゆえ,わたしは絶えずあなたに
真実をつくしてきた。」


エレミヤは涙の預言者と呼ばれます。

ユダに対する決定的なさばきを宣べ伝えます。

そして,神の愛について宣べます。



(ローマ11:26-28)

「こうして,イスラエルはみな救われる,
ということです。
こう書かれているとおりです。
『救う者がシオンから出て,
ヤコブから不敬虔を取り払う。
これこそ,
彼らに与えたわたしの契約である。
それは,
わたしが彼らの罪を取り除く時である。』
彼らは,福音によれば,
あなたがたのゆえに,
神に敵対している者ですが,
選びによれば,
先祖たちのゆえに,
愛されている者なのです。」



(エレミヤ31:23,24)

イスラエルの神,万軍の主は,
こう仰せられる。
「わたしが彼らの捕われ人を帰らせるとき,
彼らは再び次のことばを,
ユダの国とその町々で語ろう。
『義の住みか,聖なる山よ。
主があなたを祝福されるように。』
ユダと,そのすべての町の者は,
そこに住み,
農夫も,群れを連れて旅する者も,
そこに住む。」




新しい契約

(エレミヤ31:31-33 口語訳)

「主は言われる,
見よ,わたしがイスラエルの家とユダの家とに
新しい契約を立てる日が来る。
この契約はわたしが
彼らの先祖をその手をとって
エジプトの地から導き出した日に
立てたようなものではない。
わたしは彼らの夫であったのだが,
彼らはそのわたしの契約を
破ったと主は言われる。
しかし,それらの日の後にわたしが
イスラエルの家に立てる契約はこれである。
すなわちわたしは,
わたしの律法を彼らのうちに置き,
その心にしるす。
わたしは彼らの神となり,
彼らはわたしの民となると主は言われる。」


古い契約とは,出19:3



しかし,イスラエルの民はこの契約を破ってしまいます。

エレミヤ31:32


そして,新しい契約が与えられると預言が与えられます。


新しい契約とは,

「イエスの血地による救いの約束」であり,

「十字架による救いの福音」です。


1コリント1:25




 

2019-05-14



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