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朝の光(聖書の言葉)

思い巡らす (ルカ2:19)

思い巡らす



(ルカ  2:19)


「しかしマリヤは,

これらのことをすべて心に納めて,

思いを巡らしていた。」


マリアは

イエスの誕生の出来事に思いを巡らします。

ルカの福音書には,

「思い出した」というような

表現が出てきます。


イエス・キリストの復活の出来事の時,

「婦人たちは

イエスのことばを思い出した」

(ルカ24:8)とあります。


「思い巡らす」,「思い出す」には,

信仰の秘訣があるようです。







マリヤが思いを巡らしていたのは,

次のようなことでした。



☆彡



イエスの誕生
 
(ルカ2:1-19)

そのころ,
全世界の人口調査をせよとの勅令が,
皇帝アウグストから出た。 
これは,
クレニオがシリヤの総督であった時に
行われた最初の人口調査であった。 
人々はみな登録をするために,
それぞれ自分の町へ帰って行った。 
ヨセフもダビデの家系であり,
またその血統であったので,
ガリラヤの町ナザレを出て,
ユダヤのベツレヘムという
ダビデの町へ上って行った。 
それは,すでに身重になっていた
いいなづけの妻マリヤと共に,
登録をするためであった。 
ところが,
彼らがベツレヘムに滞在している間に,
マリヤは月が満ちて, 
初子を産み,布にくるんで,
飼葉おけの中に寝かせた。
客間には彼らのいる余地が
なかったからである。 
さて,この地方で羊飼たちが夜,
野宿しながら羊の群れの番をしていた。 
すると主の御使が現れ,
主の栄光が彼らをめぐり照したので,
彼らは非常に恐れた。 
御使は言った,
「恐れるな。
見よ,
すべての民に与えられる大きな喜びを,
あなたがたに伝える。 
きょうダビデの町に,
あなたがたのために
救主がお生れになった。
このかたこそ主なるキリストである。 
あなたがたは,
幼な子が布にくるまって
飼葉おけの中に
寝かしてあるのを見るであろう。
それが,
あなたがたに与えられるしるしである」。 
するとたちまち,
おびただしい天の軍勢が現れ,
御使と一緒になって
神をさんびして言った, 
「いと高きところでは,
神に栄光があるように,
地の上では,
み心にかなう人々に
平和があるように」。 
御使たちが彼らを離れて
天に帰ったとき,
羊飼たちは
「さあ,ベツレヘムへ行って,
主がお知らせ下さった
その出来事を見てこようではないか」と,
互に語り合った。 
そして急いで行って,マリヤとヨセフ,
また飼葉おけに寝かしてある
幼な子を捜しあてた。 
彼らに会った上で,
この子について
自分たちに告げ知らされた事を,
人々に伝えた。 
人々はみな,
羊飼たちが話してくれたことを聞いて,
不思議に思った。 
しかし,マリヤはこれらの事を
ことごとく心に留めて,
思いめぐらしていた。



2015-08-07


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