心の貧しい人びとは幸いです。
(マタイ5:3)
「心の貧しい人々は,幸いである,
天の国はその人たちのものである。」
イエスはこの山上で
弟子たちに説教をします。
「心の貧しい人々」は,
自分は何も持っていない,
すべてのものは神のものだと思っています。
その人は「天の国」に入るのです。
○
(マタイ5:10)
「義に飢え渇く人々は,
幸いである,
その人たちは満たされる。」
自分のうちに義はないと思う者は幸いです。
義は神にだけあるからです。
神を信じたとき,その義にみたされます。
ここでは,
8つの幸いな人々を取り上げています。
「心の貧しい人々」,「悲しむ人々」,
「柔和な人々」,「義に飢え渇く人々」,
「憐れみ深い人々」,「心の清い人々」,
「平和を実現する人々」,
「義のために迫害される人々」は,
幸いであるといいます。
そして,「天の国」は,
その人たちのものであるといいます。
この世の基準とは全く反対です。
イエス・キリストのいきかたです。
この謙遜な生き方が,
霊的な繁栄をもたらします。
○
山上の説教・幸い
(マタイ5:3-12)
「心の貧しい人々は,幸いである,
天の国はその人たちのものである。
悲しむ人々は,幸いである,
その人たちは慰められる。
柔和な人々は,幸いである,
その人たちは地を受け継ぐ。
義に飢え渇く人々は,幸いである,
その人たちは満たされる。
憐れみ深い人々は,幸いである,
その人たちは憐れみを受ける。
心の清い人々は,幸いである,
その人たちは神を見る。
平和を実現する人々は,幸いである,
その人たちは神の子と呼ばれる。
義のために迫害される人々は,
幸いである,
天の国はその人たちのものである。
わたしのためにののしられ,迫害され,
身に覚えのないことで
あらゆる悪口を浴びせられるとき,
あなたがたは幸いである。
喜びなさい。大いに喜びなさい。
天には大きな報いがある。
あなたがたより前の預言者たちも,
同じように迫害されたのである。」
2019-04-18