あすのための心配は無用です。
(マタイ6:34)
「あすのための心配は無用です。
あすのことはあすが心配します。
労苦はその日その日に,十分あります。」
イエス・キリストの山の上での説教です。
歴史上,最も美しい言葉であり,
もっとも美しい詩の一つでしょう。
神は,鳥を養い,
野のゆりを育てるように,
私たちを養い,
育ててくださっています。
まして,イエス・キリストを信じる者を,
神は配慮をしてくださらない
はずがありません。
○
(マタイ5:1)
「この群衆を見て,
イエスは山に登り,
おすわりになると,
弟子たちがみもとに来た。
そこで,イエスは口を開き,
彼らに教えて,言われた。」
☆彡
(マタイ6:26-34)
「空の鳥を見なさい。
種蒔きもせず,刈り入れもせず,
倉に納めることもしません。
けれども,あなたがたの天の父が
これを養っていてくださるのです。
あなたがたは,鳥よりも,
もっとすぐれたものではありませんか。
あなたがたのうちだれが,
心配したからといって,
自分のいのちを
少しでも延ばすことができますか。
なぜ着物のことで心配するのですか。
野のゆりがどうして育つのか,
よくわきまえなさい。
働きもせず,紡ぎもしません。
しかし,わたしはあなたがたに言います。
栄華を窮めたソロモンでさえ,
このような花の一つほどにも
着飾ってはいませんでした。
きょうあっても,
あすは炉に投げ込まれる野の草さえ,
神はこれほどに装ってくださるのだから,
ましてあなたがたに,
よくしてくださらないわけがありましょうか。
信仰の薄い人たち。
そういうわけだから,何を食べるか,
何を飲むか,何を着るか,
などと言って心配するのはやめなさい。
こういうものはみな,
異邦人が切に求めているものなのです。
しかし,あなたがたの天の父は,
それがみなあなたがたに
必要であることを知っておられます。
だから,神の国とその義とを
まず第一に求めなさい。
そうすれば,それに加えて,
これらのものはすべて与えられます。
だから,
あすのための心配は無用です。
あすのことはあすが心配します。
労苦はその日その日に,
十分あります。」
2015-11-02