昨日、当社でお預かりさせていただいている「富里市立沢」の売地の老朽化してしまった看板の再設置に行ってきました。
当社から車(一般道)で約1時間の場所です。
売主様が東習志野在住で神谷工務店の古くからのお客様というご縁で私が担当させていただいております。
遠征仕事の御法度「忘れ物」。
絶対に許されません!
私も現場仕事が長かったので必ず持参するものは、前日からメモ帳に書くようにしています。
〈特別マル秘公開・持ち物〉
■穴掘り
■スコップ
■手ハンマー
■ボロ布
■水平器
■新看板
■垂木(4本)
■スケール
■バカ棒
■手ノコ
■ビス
■インパクトドライバー(充電式)
単純に看板の設置だけでしたらこの程度あれば仕事は可能です。
当社倉庫でインパクトドライバー(充電式)の充電も完了し現地に向かいました。
古い看板を撤去し、新しい看板に柱を付けようと垂木を手ノコでカット。
看板本体にビスをインパクトドライバーで取り付け・・・
「あっ?!会社で充電していた電池を抜いてくるの忘れた・・・」
「・・・」
インパクトドライバー
やってしまいました・・・。
ここから取りに戻ったら往復2時間・・・。
まさかそれは出来ません。
「しょうがないハンマーでビスを強引に打ち込もう」としたものの・・・
ハンマーもありません・・・。
辺りを見渡し拳大のコンクリート破片をゲットし、打ってみたものの75mmのビスはうまく打てません・・・。
これは完全に私のミス、落ち度、間抜け・・・。
「しょうがない、休みの日にでも来るか・・・」と諦めていたときに1台のワゴン車が物件前の駐車場に駐まりました。
どう見てもこの車とそのお方の風貌は大工さんです。
「どうしよう、話しかけてみようかな?」
「無愛想な方だったらどうしよう」
「休みの日やるより、イチかバチか・・・」
「突然すみません、私、前の土地を管理している不動産業者の者ですが、失礼ですが大工さんでしょうか?」
「そうだよ!」
「実は・・・」
「いいよ、道具なら何でもあるから使いなよ!」
しまいには、私の「手元」まで頼んでいないのに付き合っていただきました・・・。
よくよく話したら約2年前に実籾で建売住宅も2棟手掛け、当社も知っているというおまけつき。
そのあと1時間お話しされたのもご愛敬。
気さくなお話好きな推定60歳位のとても良い方でした。
帰り際に名刺と無理矢理、金一封を渡し何とか任務は遂行出来ました。
「Wさん、習志野に来た時はお茶でも飲みにお寄りくださいね!」
以上、あまりにも嬉しくてつい、サッカー以外のネタを書き込んでしまった大ボケサッカーバカでした。
「この感じ我ながら懐かしい気がします」