以前より考えていたトキの撮影、やっと叶い車に撮影道具を積み込み佐渡へ行ってきました。ご存知のように、一度絶滅したトキ、手厚い保護活動により現在では佐渡に500羽近くが育っているそうです。撮影もマナーがあり、神経質な鳥の為、刺激をしないという観点から、近づかない、車から降りないという事を遵守し、撮影は1日の余裕しかなかったのですが、どうにか撮影することができました。ただ、撮影に訪れたのは8月だった為、少数で行動する事が多く、見つけるのに時間がかかりましたし、羽の色は少し黒っぽく見えました。地元のお世話になった方の話によると、秋になると、群れで行動することが多く。見つけ易くなり、綺麗な朱鷺色の姿を見る事ができるそうです。
（水田に住む生き物を探すトキ、完全な動物食です）
（寝ぐらに向かうトキ）
（夕方、寝ぐらに帰ってきたトキ）
今年に入って、なかなかいい写真が撮影できず、ボウズの連続でしたが、撮影帰り、車を運転しながら気の沈む思いを繰り返していましたが、やっとポイント還元セールに出逢い、いい写真を撮影する事ができました。出逢えたのは、ヤマセミで一時間以上に亘って、私の正面を右や左に、また木どまり、飛び込み、魚の確保、ホバリング、岩どまりといろいろな芸を見せていただきました。ヤマセミさんありがとう！
今年は、一昨年に続き伊吹山でのイヌワシの幼鳥を追い続け、仕事の合間に、特に秋の紅葉の始まるシーズンを狙って通いましたが、なかなかいいチャンスに巡りあえず、結果、あまりイメージ通りの写真を撮影する事ができませんでした。
もう、この先巡り合う事ができないかも知れない幼鳥、残念です。（昨日は、よく飛行したという話が多かったです。運が悪い）
でも、この幼鳥が親に追い出され、独り立ちとなり、この冬を無事に乗り越え、来年にどこかで、その雄姿を見せてくれる事を期待と同時にさらなる成長を祈念いたします。
（幼鳥）
左端 幼鳥と親二羽）
（今年、私が最後に撮影した幼鳥となりました）
久しぶりです
先日、避暑を兼ねて伊吹山にイヌワシ狙い！！
頂上駐車場に近づくと、なんと数十代のカメラマンの車が駐車帯に止まっているではありませんか。
なんぞや とマイカーを止めて様子伺いに！
なんと、大鹿の死体があるではありませんか。即座にマイカーを別の駐車帯に止め、我もイヌワシにあやかろうとカメラを設置、待つこと４時間、もうだめかと思いながら前の岩を見ると、二羽のイヌワシが止まっているではありませんか。更にフアインダーで見ると３羽が見える。一瞬目を疑いましたが噂にもなっていた幼鳥です。二年ぶりの幼鳥誕生ということで、なんだか胸が熱くなりました。元気そうでこれから秋にかけての撮影が楽しみです。
ところで、ごちそうを我が物にしようとイヌワシ親子、警戒心が強いのか高い岩の上から様子を見たり鹿の側を飛行したりとしていましたが、熊もいい匂いがしたのか鹿の近くまで寄ってきて、どういう訳か立ち去ってしまいました。しかし、暫くすると鹿の見える岩に姿を現し廻りの様子を伺っていたかと思うと、動き出し徐々に鹿に近づき、いっきに草むらへひきづり込みました。イヌワシにとってみれば、せっかくのデイナー、さぞかし悔しかったでしょう。その悔しさまみれに一羽の雄イヌワシは、すぐに飛び去って行きました。雌イヌワシは気が抜けたのか呆然としていました。（熊には敵わない）
というイヌワシと熊の鹿争奪戦でした
（真ん中にいるにが幼鳥）
（退屈だったのか、幼鳥が飛び出して行きました）
少しアップが遅れましたが、雪の中のクマタカ撮影に出かけました。見事、松と雪とクマタカの撮影ができました。我ながら、素晴らしい構図に出会えたなと思っています。それもクマタカ夫婦、二羽で木どまり、お互いの気遣いがよく観察できました。
