hir-taniの山と沢の日記

趣味の山と沢登りを中心に、ときどき雑談を・・・。

大千軒岳(1072m)~知内川コース

2011年05月16日 | 道南・道央の山

5/15 晴れ 単独

8:30 林道ゲート
9:10 奥二股登山口
11:00 金山番屋
11:30 千軒銀座
13:05-13:30  大千軒岳
14:05 千軒平
15:15 金山番屋
16:50 奥二股登山口
17:30 林道ゲート

日曜日は道南シリーズ第3弾、大千軒岳へ福島町側から行ってきた。
登山口から2kmほど手前のゲートに車を止めてスタート。新緑の時期を迎えた知内川に沿って進む。40分程で吊り橋の架かった登山口、狭戸といわれるゴルジュ部分は高巻き、そのほかにも大きめの沢が入り込んでいるところはアップダウンして・・・。広い河原と呼ばれるところで渡渉、雪解けの増水でぎりぎりだった、きっと帰りは浸水だろう。地図上では渡渉は1回に見えるが、このほかにも2・3回渡渉箇所がある。河畔林の中は紫のエゾエンゴサク、ピンクのカタクリ、白いキクザキイチゲがあらゆるところで群落をなしている。登山道は、雪で時々判然としなくなるが、沢沿いに進めばいいだけなので、適当に進む。
11:00に金山番屋へ、少し進んで千軒銀座へ、銀座の沢と切戸の沢(帰宅後調べ)の中間尾根に取り付くはずだが残雪で判然としない。適当な所から取り付いてみると5・6分で夏道に乗っかる。はじめは残雪で判然としないところがあったが、途中からセッピの上に乗っかりサクサク進む。千軒平の手前でショートカットして稜線へ、稜線上に雪はなく4時間で頂上に到着。下部の沢部分にあまりに時間がかかりすぎていた。
BeerTimeを取りながら30分ほど休憩をして360度の展望を楽しむ。ピラミダルな七つ岳(帰宅後調べ)が印象的、海の向こうに浮かぶ山は本州の山、ここは道南函館、わずか30kmで本州だ。
帰途は途中でネギを少々いただいて、千軒平によってから往路を辿る。広い河原での渡渉は増水していてやはり失敗、浸水した。
晩は収穫品を天ぷらにしてそばと一緒にいただく、独特の香りに北海道の春を感じた。



【知内川の流れ・新緑の季節】


【狭戸】


【エゾエンゴサクが絨毯になっていました】


【頂上にて】


【ピラミダルな七つ岳】


【前千軒岳】


【千軒平】


【千軒平下の雪渓越しに前千軒岳】


【帰途林道の途中で、前千軒岳】


【1級品のネギがありました】


【天ぷらにしておいしくいただきました】


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