段々とクールじゃない涌がバレてゆく~(^.^)

ここまで3戦3敗だったバンテリンドームのマウンドでベテランらしい粘りと21日に37歳を迎えたとは思えないパワーを発揮した。
1回1死満塁のピンチも最速150キロのストレートを軸にオスナ、サンタナを連続三振に仕留めた。「どうせ打たれるならストレートでということです」。
4回まで毎回の6奪三振。5回、ビシエド、細川、石川昂の3連続適時打で3点をプレゼントされた直後に村上に1発を浴びたが、1失点で役目を果たした。
日刊スポーツ

初のお立ち台の感想を問われた涌井は「ようやくドアラがもらえたので、すごくうれしいです」と、手にしたドアラ人形に笑顔を見せた。
しかし、次の瞬間には、そのドアラ人形の顔を“鷲づかみ”にして無造作に小脇に抱える様子が電光掲示板に映ると、ファンが爆笑した。
初回の1死満塁のピンチを無失点で切り抜けたことには「優勝したかのような大歓声で乗っていけました」と話して再び場内から歓声。
さらに「細川がいつも“ご飯食べさせてくれ”ってアピールしてくるんで、ようやく、こうやって2人でお立ち台に立てて、お金使ってきた甲斐があったな、って」と隣の細川の顔をながめると、場内は再び爆笑に包まれた。
今月21日に37歳になってからの初登板で見事な投球を披露したが、お立ち台でのトーク術もさすがの一言。
細川から「また、お肉を」とねだられると、これにも涌井節が待っていた。
最後に、今後に向けてファンへメッセージを、とふられると「本日もご声援、ありがとうございました。そろそろ涌井の財布もピンチなので、細川のスポンサーの方を探していきたいなと思っています」とジョークで返して、またまた爆笑。
「そして、来週からはビジターになりますが、細川がしっかり打って、みんな打って、6連勝して帰ってきたいと思います」と見事に締めて、本拠地らしい大歓声で包まれた。
スポニチ

初回1死満塁のピンチを招いたがオスナ、サンタナをいずれも直球で連続三振。「調子はあまり良くなかった」と振り返ったが、百戦錬磨の投球術を駆使し、最後までポイントゲッターに仕事をさせなかった。
涌井と同じく今季からチームに加入した細川と一緒にヒーローインタビューを受けた右腕は「キャンプのときから声かけて食事にも行って。すごく頑張っているのも見ていた。毎日、冗談で『ご飯連れていってるんだから打てよ』と言っていた。
ホームじゃないと一緒にお立ち台に上がれないので、それがうれしいですし、これからもっともっと活躍してほしい」と喜んだ。
一方の細川も「涌井さんに勝ちをつけられたのが一番かな。(一緒にお立ち台に上がり)とてもうれしいですし、今後も涌井さんを勝たしてあげられるようにやっていきたい」と感謝した。
スポーツ報知