女性にやさしい泌尿器科（大阪版）

皆様こんにちは、女性にやさしい泌尿器科です！私は6月より大阪中央病院という所で女性泌尿器科を勉強しながら働いております。しっている人もいるかと思いますが、この大阪中央病院は全国で最も女性泌尿器科手術が多い病院です。どのくらいかと言いますと、年間に骨盤臓器脱（TVM手術など）の手術が250例ぐらい、尿失禁手術（TOT手術など）が250例ぐらいです。主に火曜・木曜が手術の日ですが、朝から夜まで手術が続きます。それでも200人以上の方が手術を待っていて、今日初めて外来を受診すると、来年の6月以降に手術となるのではないでしょうか。（1年ぐらい待つことになりますね～）　患者様の非常に広域から来られております。北は北海道、南は九州と全国にまたがっております。多くの方が「竹山先生の番組を見てきました」、「竹山先生の本を読んできました」というようにメディアを通して受診されています。やはり紹介することの重要性を再認識しました。
　立地条件も素晴らしく、前にも紹介しましたが、大阪梅田駅から徒歩3分、リッツカールトンホテルの2件隣です。とても病院には見えません。夜になるとヒルトンホテルをはじめとしたライトアップがとても綺麗で、少し遠回りして帰りたくなりますし、そこの屋外カフェでカップルが楽しそうにお酒を飲んでいるのをみると外国にいるかのような錯覚にとらわれます。そこを抜けるとフェラーリのディーラーが見えてきます。ちょっと足を延ばせば北新地が口をあけて待っています。残念ながら北新地へは足を踏み入れたことがありませんが、いつも人であふれているのがとても楽しそうです。
　遊んでばかりでは怒られますので、仕事についても少しお話します。簡単にいうと非常に「きれい」です。外来・入院・手術・術後・退院の一連の流れに滞りがありません。今まで自分が手術した後に合併症などがあるとどうしても体格や基礎疾患、手術既往（手術をしたことがあるということ）の責任にしがちでしたが、やはり「美しい手術は成功する」という考えを再認識いたしました。金沢へ戻った際にはこの考えを実践したいと考えております。先週金沢大学の研修医の先生と学生の方が見学にこられました。2人とも竹山先生の手術を見て感銘をうけて帰りました。写真：竹山先生（中心）、研修医の先生、学生のかたがその横です。
　あっという間に1か月が経過し、残り3週間になろうとしております。すこしでもよい手術ができるように頑張りたいと思います。金沢へ帰ってからもよろしくお願いいたします！