“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

当て字・熟字訓のエピソード⑥ 「山藤」

2009-07-08 21:49:28 | 日記
夜風が心地よい~。昼間は暑かったです。
…今日は特に、「山藤」(漢名に由来)を克服。
この一見何の変哲もない、「ヤマフジ」とでも読んでしまいそうな当て字は、
「クマヤナギ」
と読みます。
……一体、この字面のどのへんが、「クマヤナギ」なんじゃあぁあ!!
と叫びそうになるのを堪えつつ、
「山」=「熊」・「藤」=「柳」
という図式を強いて思い浮かべ、各々のイメージ結合作業(←所謂こじつけ)開始。

…「山」には「熊」が出る。
…「藤」の花房は豪華に垂れ下がってゆらゆらと風に揺れ、「柳」の葉は枝垂れてサラサラと風に揺れ、少し似ている。

…「山藤」=「クマ・ヤナギ」、イメージ完成!【続く。】