会長のひとりごと（1/26）

みなさま、こんばんは！

棋聖戦第2局素晴らしい戦いでした。

やはりフリカワリの多い碁は華やかですね。

※フリカワリとは自分の石を取らせるかわりに相手の石を取ること

自分の碁はフリカワリが少ないです。

もうこういうのは性格の問題ですから治せません。

一生このスタイルでいきます。

告知になりますが、

2/24（月・祝）に梅田囲碁サロンで行われる「K1」の4名による決勝トーナメントですが、明日か明後日にはチラシを完成させ、お知らせできるかなと思います。

「K1」は11月から色々と準備を始めました。

運営側として手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けたのですが、やるからにはという事でかなりの時間をかけて取り組んでいます。

もちろんノーギャラです（笑）

告知は主にこのブログと「X」になります。

ぜひお誘い合わせのうえ、お越し頂ければ嬉しいです。

会長のひとりごと（1/25）

みなさま、こんばんは！

昨日の夜にニンニクを食べたおかげで、朝起きた時から体がぽかぽかして薄着で出かけてしまいました。

今外ですがめちゃくちゃ寒いです。

今日は棋聖戦第二局の一日目が栃木県日光市で始まりました。

二日間にかけて打たれるタイトル戦です。

これは日本ならではの方式です。

井山裕太王座が黒番で、一力遼棋聖が白番。

黒の中に閉じ込められている白石を活きる事を目指すしかありません。

ここだけの話、白番の一力遼棋聖はめちゃくちゃ良いタイミングで封じ手を迎えました。

「絶対に悪い手にならない利かしの手」があるからです。

※囲碁用語の「利かし」をご存知ない方は検索してみて下さい。

明日は家でゆっくり観戦します。

もちろん井山裕太王座の勝利を祈っています！

会長のひとりごと（1/24）

みなさま、こんばんは！

数日前に毎年この季節は体調を崩す事が多いと綴りましたが、今のところ怖いくらい快調です。

日本棋院の手合課にはこういう時にどんどん対局を組んでほしいと願いますが、昨年たくさん負けた自分が悪いのだと反省をしております。

ただ去年たくさん負けて辛い思いをいっぱいしたおかげで、もう今年は怖いものなど何もありません。

全部の対局でハジケて打とうと思います。

どんなに勝ちたいと思って慎重に打ってもどこでやらかしてしまいますので。

という訳で今年全敗しても自分を褒めようと思いますが、その時はどなたか私を叱ってくださいますようよろしくお願いをいたします。

会長のひとりごと（１／２３）

みなさま、こんばんは！

今日も作業の合間に世界戦決勝を見ていました。

て

昨日の第２局に続き今日の第３局でもトラブルが起きました。

ん〜なんとも味が悪い結末で、作業の手も止まってしまいました。

柯潔さんは元々マナーの良い棋士ではありません。

しかしこれはあまりに可哀そうで激しく抗議したのも

無理はないと思います。

でも、日本の棋士なら潔く負けを受け入れていたと思います。

私はプロになって２５年たちますが、そういったトラブルは一度もありません。

マナーについて云々するとSNSではとたんに「個人の自由」警察がやってきますが、マナーというのは単に礼儀だけではなく、こういった事態を防ぐ役割もあるのではないかと思います。

会長のひとりごと（1/22）

みなさま、こんばんは！

今日は囲碁の世界大会の決勝戦でルールを巡るトラブルがあったようです。

日本棋院でもAIが登場してからというもの、対局時のルールが細かく決められていきました。

この流れは加速しています。

勝負の公平性を高めるためでもあり、棋士が安心して対局に臨むためのものであったはすが、ルールを決め過ぎたせいで自分たちがそれに縛られ苦しむハメになっています。

今日の世界大会での出来事はアゲハマを蓋にいれずにいたというものです。

こんな事でもルールとして決めようとすると、こぼれた石はどうなのか？それが自然なのか故意なのか？とか何秒ならOKか？とか本当にしょーもない事まで決める必要が出てくるのです。

日本棋院では不正が発覚したら「除名」などの重い処分が待っていますので、そこまで決めなくても良いような気がするのですが。