今日某保険屋さんに言われました。カンマネさんて用件をメールしてるのにいつも電話で返してきますよねと。ああ、そうかもしれません。ケータイは「電話」です。本来なら肉声で話した方が早い事までメールなのかがよく解りません。確かにエビデンスとして残したい場合の業務上のメールならまだ理解はできます。でも私は電話することが多い。相手が都合が悪ければ出ないでしょう。そうしたらメールにしますけどね。
どこかでメールの本来の役割をはき違えた人が多いのも事実だと思います。仕事以外の場面でメールは魔物だと思ったことは枚挙に暇がありません。アラフィフ(造語です)の男性がアラサー(流行ってます)の女子から貰ったメールに舞い上がる図。そりゃ珍しいでしょうれしいでしょ。「もえちゃんと海行ったことは部長には黙ってるよん[はあと]」とか「もえちゃんとまた天狗でツーショットで飲みたいにゃあ[ラヴ]」とか、血迷った中年が絵文字使って赤ちゃん言葉になったら、傍から見たら「キモイ」以外の何ものでもありません。
でもね、それが結構あるらしいし、実際見せてもらいました。そんな野村監督に言わせれば「馬っ鹿じゃなかろか」状態にだけは私はなりたくありません。アラサー女子って多分家の固定電話で彼氏からの電話とかを家族に呼び出された事なんてない世代なんじゃないのかと思います。高校生?位からポケベル使用。そしてピッチを経てケータイに移行していった。だから常にコミュニケーションが、クローズドなワントゥーワンだったんです。
ただ、アラフィフのおっさんはそんな時代に育っていない。アラサー女子が高校生の感覚でおっさんに気軽にメールしたことで深い問題に発展した人は、私の周りで一人や二人じゃありません。要は、アラフィフ(おっさんね)にはそんなクローズドコミュニケーションに免疫がないものだから勘違いするわけんなんです。「この娘は俺に気がある」・・・あるわけねーだろってのがすぐに解んないおっさんが数多く存在するのも事実。もしかしたらルパン3世みたいなダンディなおっさんもその餌食の一人なのかもしれません。
誕生日にスワロフスキーのペンダントとか持ってきちゃう50歳の勘違いおっさんとか、今年も一緒に由比ガ浜にサザンを聴きに行こうね[はあと]とか平気で言ってる49歳のおっさんは結局は最後は相手にされていないのです。それを本人が解っていないとしたら、きっとその人はやらずぼったくりのキャバクラに多額のお金を落とすような、その業界にとっては上顧客になりうる方なのかもしれません。
舞い上がったおっさんの情景を、意図的に楽しんでいる女がいたとしたらそれは許せないと思うのが男の気持ち。ただそんな逆から見れば「馬鹿じゃなかろか」女をしっかり見抜いて相手にしないのが、賢い男の生き方なのです。
ああ、やっと本題に戻ってきました。だから「ケータイ」は「電話」なのです。「メール」は所詮はバーチャルワールド。用件は電話で話したほうが早いし的確に伝わるよ。それと口説くんだったら肉声で口説けよおっさん達。私だったら彼女の髪の毛を撫でながらこう言います。「葉山に朝焼けがきれいに見えるホテルがあるんだけどこれからシャワー浴びに行かない?」って。(おおおおーバブルだなぁ・・・20年位前の六本木スクエアビルのビンゴバンゴボンゴかネペンタか)
今言われたら、だいぶキモチワリイと思うけど。
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