
出資馬のモンストルシチーが園田に移籍したことで、今までは地方競馬参戦と言えば大レース(東京大賞典とかJBCとかのGⅠ中心)のみだったのですが、時々地方競馬の馬柱を見るようになった。そんな流れで今週は船橋のキタノオクトパス的中。
南関はレベルは高いけれど、モンストルがきっかけで今でも時々参戦する園田のCクラスのレースも面白い。園田にはマイネルシャテールと言う14歳牡馬がいて現役。通算成績263戦22勝【22-31-21-189】で一昨日も姫路で走ってた。それにしても14歳まで現役で263走しているってあまりにもすごくないか。マイネルって名前だから多分最初はラフィアンの馬だったんだろうけど、中央で全く勝てずファンド解除されてサラブレッドオークションで売られて園田に来たんだろうな(あくまでも想像ですが)。2021年は年間で22戦しているのでずっと中1週か中2週で走り続けいていることになる。次の園田開催にきっと出てくるので、馬券を買うか買わないかは別として注目したい。
さて愛知杯。一昨年はデンコウアンジュ→アルメリアブルーム→レイホーロマンスの3連複9万馬券を仕留めたものの昨年は◎マジックキャッスルが勝ったのにハズレ。3着の8番人気ウラヌスチャームもしっかり持っていたものの2着のランブリングアレーがヌケだった。
このレースは条件戦を勝ち上がってきた上がり馬よりも、過去に秋華賞やエリ女でそこそこ好走していた馬が強い印象。そんな切り口なら今年のメンバーは秋華賞3着馬が3頭、2着馬が1頭。その線で攻めてみたい。
◎マジックキャッスル
この馬の母ソーマジックからの10数年来の執念は過去にたくさん書いた。秋華賞で重い印で取り上げることができて馬券も取れたのはそんな執念の結果。その後もヴィクトリアマイル3着を含む重賞戦線で好走。府中牝馬で謎の敗戦を喫したものの、昨年の当レースの勝ち馬でもあり戦歴からは完全にここでは格上の存在。完調手前でも勝ち切れるとみる。
〇シゲルピンクダイヤ
みんな忘れてかけているが桜花賞2着、秋華賞3着馬。両レースとも上がり時計は最速。昨年の敗戦の要因は極端な前傾ラップの消耗戦だった事が理由だったとすると、前走のような流れなら最後の直線で差し込んで来られるはず。
▲ソフトフルート
デアリングタクト→マジックキャッスルの時の秋華賞、上がり最速で突っ込んできた3着馬。前走のエリ女も上がり時計は勝ち馬に次ぐもの。直線末脚が生きる展開ならここでも勝ち負けできる。
△アンドヴァラナウト
一番若い秋華賞3着馬だ。同舞台のローズSを完勝。血統背景は華麗なダイナカール一族。4着以下なしの戦歴も安定感がある。ここは軽く突き抜けて勝つ可能性もあるが、明け4歳牝馬で55キロは若干見込まれた感。
×クールキャット
昨年はずっと重い印で買っていたのに全く結果が出ず。後のオークス馬を軽く負かしたフローラSは何だったんだ。一瞬の切れ味では劣る印象も、展開面の助けがあれば復活があるかも。
◎の1頭軸3連単マルチ。〇から3連複流し。▲から馬単流し。
