5月20日(日)今年も三浦君のスーパーソロイツがオーチャードであるという事で、行ってきました
東京フィルハーモニー管弦楽団、三浦文彰(ヴァイオリン、指揮)
今年も弾き振りしてました
14:00 開演
・モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドハ長調K.373(約6分)
曲は、アレグレット・グラツィオーソ。主要主題に2つの副主題を挟み、コーダの前にカデンツァが置かれた、協奏曲における典型的なロンド形式で書かれている。優美な趣と室内楽的な響き、短調部分の巧みな挿入が特徴的な佳品で、モーツァルトが1780年代に残したヴァイオリンの協奏作品ということです。心地よい音色に癒されました
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216(約25分)
第1楽章:アレグロ。自作の音楽劇「羊飼いの王様」の旋律を引用した第1主題、オーボエとホルンがだす素朴な第2主題を軸にした、快活な音楽。
第2楽章:アダージョ。ニ長調の緩徐楽章。弱音器を付けた弦楽の上で、ヴァイオリンが流麗な主題を歌う。同楽章のみオーボエに代わってフルートを使用。
第3楽章:ロンドー(ロンドのフランス語)、アレグロ。変化に富んだ終曲。愛らしい主要主題に、若干陰りのある副主題、アンダンテの短調のフレーズ、アレグレットの「シュトラスブルガー」と呼ばれる民謡等が挟まれる。とのことで、三浦君の巧みな演奏に大満足!
休憩(20分)
白ワインを飲みながら、しばし心地よい余韻に
・シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(約30分)
第1楽章:力強く、あまり早すぎず。冒頭の力強い付点リズムの第1主題、長調のなめらかな第2主題を中心に進行。全体に翳りのある音楽で、独奏パートは難度の高い重音奏法を含んでいる。
第2楽章:ゆるやかに、天上的な夢幻性を湛えた変ロ長調の緩徐楽章。主題は、投身自殺を図る直前に書かれた変奏曲とほとんど同じ。「天使の主題」と呼ばれるこの旋律のおかげで妻クララが本作を封印したともいわれる。切れ目なく第3楽章へ
第3楽章:いきいきと、しかし急速ではなく。ニ長調の終曲。ボロネーズのリズムをもつ軽やかな主題を軸としたロンド形式の楽章で、同じ素材の反復が際立っている。とのこと
とても聴き応えのある演奏でブラボー!さすがでした
何回か聴いていると最初に聴いた時のあの衝撃的な感動は薄れてしまっていて…それが少し寂しい以前のヴァイオリンの音色の方が、音に迫力を感じて好きかも
次は、どんな音色のヴァイオリンで演奏してくれるのか楽しみにしています
アンコールは、曲目は分かりませんが…弓を引いていないのにいきなり音がして、そして弓を引いてメロディー、またボンとどこからか音がして…???何回かの後、弦を押さえる指で弦をはじいて音を出していることに気づきました
ヴァイオリンでこんな弾き方もできるのかと驚きですさすが三浦君、巧みな技をみせてくれました お疲れさまでした
今回もお父様との共演、周りの方も話していましたが、お父様の愛も感じられて、ほのぼのとしたコンサートでした
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