3月10日、三浦君のヴァイオリンリサイタルを聴きに紀尾井ホールへ行ってきました
ピアニスト イタマール・ゴランとの共演
ゴランさんは、以前、あるTV番組で、三浦君が16歳で脚光を浴びてから、頻繁に共演を重ねてきた父親代わりのような存在
パリへ行った時には、必ずゴランさんの所に泊めてもらっていて、その二人の演奏のやりとりの映像を見て、とても好印象をもっていたので、楽しみにしていました
14:00 開演
・モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ 二長調K.306
・R.シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調op.18
モーツァルトらしい明るく爽快な曲、単調な感じでまずは指ならしかな?と
2曲目も最初の方は、単調な感じだったので心地よくなって途中何回かウトウト
後半になって、三浦君の演奏に引き込まれていきました
20分の休憩
・福田恵子:「赤とんぼ」の主題による小ファンタジー
・チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ ハ長調op.34
・チャイコフスキー:感傷的なワルツop.51-6
・サン=サーンス:序奏とロンド・カプリオーソ イ短調op.28
三浦君がマイクを持って、話始めました。
「予定のプログラムには、無かったのですが、リハーサルの時にゴランがこのプログラムでは、お客さんが満足しないだろうと…自分としてはこのプログラムでOKだと言ったのですが、ゴランがどうしてもと言うので急遽小曲2曲を追加することになりました…自分としては、とっても大変になってしまいましたが…聴いてください」と曲目を言ったのですが、書き留められず何という曲だったのかは分かりません…残念
これが2曲ともとても聴きごたえのある曲で、こういう曲を聴きたかった!と大満足
ゴランさんさすがです!私たちの気持ち分かってくれてありがとうとゴランさんに感謝しました
「今日は、素敵な方がいらしてくれています」と楽譜をちらつかせながら紹介
客席にいた女性が立ち上がって一礼
次に演奏する曲を書いた福田恵子さんがいらしていたのだと思います
山田幸作作曲「赤とんぼ」の旋律を主題にヴァイオリンのソロとして書き上げた曲を2011年、東京オペラシティ大ホールでのリサイタルのアンコールにこの曲を弾きたいのでピアノとのデュオに書き換えて欲しいという三浦君からの依頼を受けて書き直した曲だそうです。抒情的なとても懐かしい曲を三浦君のヴァイオリンが滑らかに奏でてとても素敵な空間が漂いました
チャイコフスキーの2曲、三浦君の見事な演奏に引き込まれてあっという間に終わってました。
最後の曲は、ロンド・カプリチオーソ…以前に三浦君の公演で生で聴いているお馴染みの曲、大好きでYouTubeでも何回も視聴しています大満足でした
ゴランとの息の合った演奏を生で聴くことができて最高でした
なりやまない拍手
アンコールは、
クライスラー:中国の太鼓
グルック:メロディー
2曲も応えてくれるなんて…仲の良いゴランとの共演だからこそととても嬉しかったです
今回も素敵な演奏をありがとうございました
客席中央少し前列寄りにお父様もいらっしゃっていました