戦火の中へ
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1950年8月11日、当時中学3年生で
ポハンの戦闘で命を落とした
故イ・ウグン学徒兵の『送れなかった手紙』
お母さん
僕は人を殺しました
それも、石垣一つ隔てて
十数人はいたでしょう
僕は 特攻隊員と共に
手榴弾という恐ろしい爆弾兵器を投げて
一瞬にして殺してしまいました
今、この手紙を書いている時間も
耳の中は恐ろしい轟音に満ちています
お母さん
敵は脚がちぎれ
腕がちぎれていました
あまりにも酷い死に方でした
いくら敵とはいえ
彼らも同じ人だと思うと
それも、同じ言葉と同じ血を分けた
同族だと思うと
胸が詰まり、重くなります
お母さん
なぜ戦争をしなければならないのですか?
僕は怖くなります
今、僕の隣にはたくさんの学友が
死を待っているかのように
敵が襲いかかってくるのを待ち
暑い日差しの下でうつ伏せになっています
敵は沈黙を守っています
いつまた襲ってくるか分かりません
敵兵はとてもたくさんいます
僕たちはたったの71人です
これからどうなるかと思うと
恐ろしいです
お母さん
もしかすると僕は、今日死ぬかもしれません
あの大勢の敵が
黙って退散するようには思えないからです
死ぬのが怖いのではなく
お母さんにも兄弟にも、もう会えないと思うと
恐ろしくなるんです
早く戦争が終わって
お母さんの胸に抱かれたいです
お母さん
僕は必ず生きて、お母さんのもとに帰ります
サンチュ包みが食べたいです
冷たい小さな泉で歯がしびれるほど
冷たい水を思いきり飲みたいです
ああ!奴らが近づいてきます
また書きます
お母さん、さようなら!さようなら!
いや、“さようなら”じゃありません
また書きますから...
それでは...
2月20日にチング5人で見に行きました
同一民族同士が殺しあう悲惨な戦争...
その犠牲となって散っていった
まだ幼いと言ってもいいほどの学徒兵たちの命...
涙を流さずには見れない作品です
サンウ、TOP君、スンウォンヒョン、スンウさん
それぞれが自分の役どころを
忠実かつ誠実に演じていて
すんなりと映画の世界に入り込むことができました
驚いたのは、今までメロウ映画の監督だと思っていた
イ・ジェハン監督の腕前です
そんじょそこらのハリウッド映画より
よっぽど迫力のある、見せる映画作りのできる監督なんです
戦闘シーンの迫力と、その中に垣間見せる抒情的感性...
ハリウッドに進出しても十分通用する監督だと思いました
エンタテェイメントとしても十分に見ごたえのある映画です
この映画は、やはり大スクリーンで見ていただきたい...泣けます
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1950年8月11日、当時中学3年生で
ポハンの戦闘で命を落とした
故イ・ウグン学徒兵の『送れなかった手紙』
お母さん
僕は人を殺しました
それも、石垣一つ隔てて
十数人はいたでしょう
僕は 特攻隊員と共に
手榴弾という恐ろしい爆弾兵器を投げて
一瞬にして殺してしまいました
今、この手紙を書いている時間も
耳の中は恐ろしい轟音に満ちています
お母さん
敵は脚がちぎれ
腕がちぎれていました
あまりにも酷い死に方でした
いくら敵とはいえ
彼らも同じ人だと思うと
それも、同じ言葉と同じ血を分けた
同族だと思うと
胸が詰まり、重くなります
お母さん
なぜ戦争をしなければならないのですか?
僕は怖くなります
今、僕の隣にはたくさんの学友が
死を待っているかのように
敵が襲いかかってくるのを待ち
暑い日差しの下でうつ伏せになっています
敵は沈黙を守っています
いつまた襲ってくるか分かりません
敵兵はとてもたくさんいます
僕たちはたったの71人です
これからどうなるかと思うと
恐ろしいです
お母さん
もしかすると僕は、今日死ぬかもしれません
あの大勢の敵が
黙って退散するようには思えないからです
死ぬのが怖いのではなく
お母さんにも兄弟にも、もう会えないと思うと
恐ろしくなるんです
早く戦争が終わって
お母さんの胸に抱かれたいです
お母さん
僕は必ず生きて、お母さんのもとに帰ります
サンチュ包みが食べたいです
冷たい小さな泉で歯がしびれるほど
冷たい水を思いきり飲みたいです
ああ!奴らが近づいてきます
また書きます
お母さん、さようなら!さようなら!
いや、“さようなら”じゃありません
また書きますから...
それでは...
2月20日にチング5人で見に行きました
同一民族同士が殺しあう悲惨な戦争...
その犠牲となって散っていった
まだ幼いと言ってもいいほどの学徒兵たちの命...
涙を流さずには見れない作品です
サンウ、TOP君、スンウォンヒョン、スンウさん
それぞれが自分の役どころを
忠実かつ誠実に演じていて
すんなりと映画の世界に入り込むことができました
驚いたのは、今までメロウ映画の監督だと思っていた
イ・ジェハン監督の腕前です
そんじょそこらのハリウッド映画より
よっぽど迫力のある、見せる映画作りのできる監督なんです
戦闘シーンの迫力と、その中に垣間見せる抒情的感性...
ハリウッドに進出しても十分通用する監督だと思いました
エンタテェイメントとしても十分に見ごたえのある映画です
この映画は、やはり大スクリーンで見ていただきたい...泣けます