ブレーキが壊れる気がしていた。
わかっていても 修理を拒んだ。
とこまでも 突き進んで
心地良い風を感じていたかったから。
時に風向きが変わる。
風を独り占めしたかった。
だから風をきって 走り続けた。
時折 感じていた。
そして 知っていた。
この先 これ以上進むと
道が消えていくことを。
突き進み ブレーキが壊れ
コントロールできなくなったとき
それを 喜ぶ人はいるのでしょうか。
少なくとも 傷を負わしてしまうでしょう。
アタシもまた 深く消えない傷を負うでしょう。
時に冷たい風が吹かせる君は
歩幅を...距離をはかっているのかな。
きっとこれで よかったのでしょう。
ふと見つけた海岸で足を止めた。
届くはずのない手紙を 砂に書いた。
誰にも話さないと決めた この想い
宛名を書くつもりはないけれど
落ちている枝を筆に書いた小さなメッセージ。
「I love you.」
そして 一度で良いから聞いてみたかった。
...say love me.
写真:kaori.
ゲスト:Aya Inoue.
コメントありがとう(^^)
またじーんっと来る作品を
作っていきたいし
いつでも覗きにきてね(#^^#)