冬の湖面
2012-04-04 | 心海
昨年、冬2月。
in 近江舞子。
天気:雨のち雪。
モデルを依頼した絵梨ちゃんは
寒い中、ほんとに撮影頑張ってくれた。
かじかむ手が真っ赤になろうとも
撮影に夢中になった。
デジカメの液晶画面に映る彼女の姿が
まるでアタシ自身を写した1枚になった。
京都人だけど、琵琶湖はアタシの庭。
何か想い悩むと 琵琶湖に行くの。
広い景色をただ見つめる。
それだけ。
そんな1枚と心海とセッション。
風の行方に想いを馳せた
けれど流れさえ曖昧で
水平線の向こうを探した。
けれど白波が返ってくるだけ
渚から覗いた傘を見て
湖面に映るのが私だと気付く
写真:kaori.
詩:心海
ゲスト:Eri Hasegawa.
撮影 お疲れ様でした。
kaori.×心海
の世界観を紹介します。
彼と出逢ったのは昨年。
彼の世界観を知り、
彼の描く詩の世界に引き寄せられた。
心海の言葉。
「精神という海に映ったものを詩で表現する」 と
「刺激というものをファインダーに映して表現する」。
心海の世界観とkaori.の世界観は鏡っていう
キーワードで一致している。
アタシ達の作品のセッションは
いわば「合わせ鏡」なのです。
海の色が青く見えるのは
合わさった鏡、空の色。
そんな風に、誰かにとって
忘れられない作品を作りたい。
このブログでは、
あらゆるセッションを紹介していきます。
雨が降って
晴れた日の日差しが優しかったことに気づいた
秋になって
夏の海が力強かったことに気づいた
冬になって
春の風が柔らかかったことに気づいた
君の元を離れて
他愛もない会話に癒されていたことに気づいた
写真:kaori.
詩:心海
ゲスト:Aya Inoue.