いわき田人２８９ウォーク

日曜日に家族で　いわき田人２８９ウォーク　へ行ってきました。

これは国道２８９号、いわき市荷路夫（ニチブ）バイパスの完成イベントで、来月の開通を控えた道路をウォーキングするというイベントです。





地元の中学生のみなさんが、太鼓の演奏でお出迎えです。





この日も暑い日でしたが、スタート地点の荷路夫トンネル内はとても涼しく、まさに天国という感じでした。




トンネルを抜けると長い橋が姿を現します。貝泊大橋（カイドマリオオハシ）という橋で、その高さは50mぐらいあるとのこと。落ちますから身を乗り出さないで！　という注意を受けましたが、その景色の素晴らしさとこの山の空気の清々しさ！　そんなことお構いなし状態です。




さらに短い橋を渡り、直線の上り坂を少し上るとまたトンネルがありました。

このトンネル内は先ほどのトンネルよりも増して涼しい感じです。黙って座っていたら少し寒く感じるかも！
トンネルを抜けると折り返し点。少し休憩して帰路に就きました。

さてこの国道２８９号線荷路夫バイパスですが、エコロードという思想のもとに作られた道路だそうです。
エコロードとは？（当日いただいたパンフレットより抜粋させていただきます。）

エコロジーとロードを組み合わせた和製英語だそうで、「調査、計画段階から設計、施工、管理の段階まで、自然環境の保全にきめ細かく配慮された道路を指します。自然環境の改変を最小限にするよう適切な路線の選定を行うとともに、動物の生息地を分断しないように橋梁やトンネルを多く採用したり、動物用の横断構造物を設置して動物の移動を助ける等、さまざまな工夫が施されます。必要に応じて建設により破壊する自然環境を復元する等の措置もとります。」

何か難しいことが書いてありますが要は自然にやさしい道路ということなんでしょうね。



これがその構造物の一つ。動物用の横断構造物だそうです。暗渠と兼用しているようですが、両側に水のないスペースが確保されています。
この上にある柵が動物侵入防止柵という特別な柵だそうで、上の部分が忍び返しのようになっていて、道路からは脱出できますが道路への侵入は困難とのこと。この柵が周りに張り巡らされているので、動物たちは必然的にここを横断することとなるのでしょう。
他に小動物脱出用のスロープが付いている側溝等もあり、いろいろな面で動物に配慮された道路のようです。





貝泊大橋に戻ってきました。橋の向こうの黄色いアーチが道のり約5km程のゴール地点。いよいよお昼のバーべキュウ大会が始まります。
歩いた後ですのでこのバーべキュウがまたおいしいこと！　地元の方々が作られたという漬物や冷えたトマトなども大変おいしくいただきました。




N朗さん　N郎♪さんの楽しい屋外ライブを堪能したところで娘たちのカエルコールが始まりましたので、この後の楽しそうなマジックショーはあきらめて帰路に。

運動不足の体にはちょうどいいウォーキング。楽しく充実した1日を過ごすことができました。

田人のみなさんありがとうございました。