笠間市にある「いわま竹細工工房」に参加した。昨年から14回目の講習。
少し浅めの竹笊(ざる)を作ってみた。先月編んでおいたザルの縁を着
けて完成させた。
かなり目が粗く出来が悪い。果物を入れるザルに使えるだろう。
この制作の後、1センチ幅×0.5ミリ厚さ×長さ1mのヒゴを制作練習を
した。3節ある直系5.5センチの孟宗竹からである。
旨くゆかない。
◆1センチ幅に丸竹を割るのがなかなかまっすぐ割れない。20本とれる
はずだが、7割くらいが幅がまっすぐに取れない失敗作。
◆薄い0.5ミリの幅に割くのはもっと難しい。厚み5ミリくらいの竹から
3回か4回薄く裂くのを繰り返して0.5ミリの薄いヒゴを作り出す作業。
1/3くらいしか良品が作れない。(少々自信喪失する)
これは明らかに、慣れることしかない。2本目の竹を頂き、練習を繰り返す。
時間終了となり、自宅へ持ち帰り、練習することにする。
ところで今日の教室は鈴木先生が受注した籠(かご)を制作中で不在。
そのカゴが完成しワゴン車に積んで納入するところの写真。2つは荷台に入らず、屋根に縛っていた。何とも大きな作業かごである。
先生はこれを朝から一人で2つ制作してしまう。まさかと思う大技だ。
注文主は庭師で、植木の枝や木の葉を詰めて運ぶ用途らしい。