まさかの笠間生活

三鷹に住む私が100㎞離れた笠間に月の半分住んで気づいた。平凡なはずの笠間は「まさか」が一杯の街。

まさかな話5>「岩間竹細工工房」。先生の作品大籠。

2017-02-17 01:44:43 | まさかの笠間生活

笠間市にある「いわま竹細工工房」に参加した。昨年から14回目の講習。
少し浅めの竹笊(ざる)を作ってみた。先月編んでおいたザルの縁を着
けて完成させた。

かなり目が粗く出来が悪い。果物を入れるザルに使えるだろう。

この制作の後、1センチ幅×0.5ミリ厚さ×長さ1mのヒゴを制作練習を
した。3節ある直系5.5センチの孟宗竹からである。

旨くゆかない。

◆1センチ幅に丸竹を割るのがなかなかまっすぐ割れない。20本とれる

はずだが、7割くらいが幅がまっすぐに取れない失敗作。

◆薄い0.5ミリの幅に割くのはもっと難しい。厚み5ミリくらいの竹から

3回か4回薄く裂くのを繰り返して0.5ミリの薄いヒゴを作り出す作業。

1/3くらいしか良品が作れない。(少々自信喪失する)

これは明らかに、慣れることしかない。2本目の竹を頂き、練習を繰り返す。

時間終了となり、自宅へ持ち帰り、練習することにする。

ところで今日の教室は鈴木先生が受注した籠(かご)を制作中で不在。

そのカゴが完成しワゴン車に積んで納入するところの写真。2つは荷台に入らず、屋根に縛っていた。何とも大きな作業かごである。

先生はこれを朝から一人で2つ制作してしまう。まさかと思う大技だ。
注文主は庭師で、植木の枝や木の葉を詰めて運ぶ用途らしい。