快晴に恵まれ温かい一日。
朝からワンちゃんの散歩にお付き合いして坂道ばかりの町内を一周。
さあ、今日は後楽園へ!
さすが観光シーズン、県外ナンバーの観光バスも10台近く停まっています。
11時からの茶摘み祭りに備え撮影スポット確保のため少し早目に園内の茶畑
へ。
この茶畑は新殿の西側一帯に約3千平方mあり、築庭当時から設けられたそうです。
茶畑は大名庭園には例が多く、当時としては貴重な品で、ここで作った茶葉は、藩主がふだんに飲むお茶として使われたそうです。
今日は岡山県の茶処、美作市海田の茶摘み踊り保存会の皆さんによる、昔ながらの茶つみと茶つみ踊りが行われます。
紺がすりに赤だすき、手っ甲脚絆に姉さんかぶりのかわいらしい茶つみ娘が、茶の新芽をひとつひとつ丁寧に摘み取っていきます。
高校生の娘さんが主体だそうで若さ一杯の茶摘み祭りを見たら、次はいつもの市内某女子大茶道部による「なでしこ茶会」へ。
今回の茶席は好天に恵まれたので園内芝生の上で岡山城を背景に野点茶席でした。
もちろん正式な茶会ではなく、大寄せの茶会ですから煩わしい作法等は「なし」です。
先ずは会場のご案内を少々、野点故にお床がないです。会場を囲んだよしずに小堀卓巌御老師筆による色紙『和似為貴』が懸けられています。
色紙横には信楽ちまきの花入れには季の花三種が可愛く活けられています。
お点前をする棚は淡々斎好の御園棚だそうです。ここには敬典造の富士釜(浜松地紋)、徳泉造の水指(染付桶川)、来風造の薄器(青楓)、太玄御老師作の茶勺(薫風)、吉向翔平造の茶碗(黒)等の茶道具が並んでいます。
陽春というより初夏を想わせる青空のもと、先ずは、当大学茶道部特製の菓子「去華就実」を頂きます。
なお、この「去華就実」という言葉は「華やかな装いを捨て、内面の充実を図ること」を意味する四字熟語だそうです。当大学の校訓に採用されているとのこと。(お菓子の模様はなでしこで、当大学の校章です)
続いて吉向翔平造の茶碗(色絵撫子)で本日のお茶、四方の薫を頂きました。
こうして、若い半東さんの説明を聞きながらお点前さんの点てたお茶は特に美味でした。
なお、後楽園はパピーの日常散歩コースの一つです。そこでこのブログにて日本三名園の一つ後楽園の色んなシーンをこれからもご紹介出来ればと思い新たなカテゴリー「後楽園日記」を追加します。
文章、写真、何により白い雲と青い空
日本でしか見えない美しい青空・・・
昔から憧れたです
京都に行った頃 よく二条城のお茶会に
招待されました
日本文化、日本人の魂をいっぱい詰まっ
ているようなお茶の世界
今でも憧れております・・・
後楽園に行ったことがあります
正岡子規(?)記念館にも行きました
・・・
後楽園、思い出して頂けたこと嬉しいです。
日本の空は美しいですか。
この美しい空もお茶会の素晴らしい日本文化も是非守りたいものです。
2:「京都に行った頃」~「京都に
住んだ頃」です
3:「日本人の魂を」~「日本人の
魂が」です
ごめんなさい
ステキなブログありがとうございました
また寄らせていただきます
後楽園にお茶畑があるとは!!
昔のお殿様はなんとも贅沢だったんですねぇ。
つい、洋に目が向きがちですが、
せっかく日本人として生まれてきたのだから和の文化大切にしたいですね。
長男は5年生で、学校で英語の授業が始まります。
英語も大事だけど・・・まずは日本人として
もっと和の文化のお勉強取り入れてもいいんじゃないかな?って気もします。
母もしらないことばかりです・・・・
後楽園には茶畑の他に田んぼもあるんですよ。
昔の殿さまが領民の苦労を体験するため、そして少しでも自給自足を目指して作ったと言われてます。このように解釈した方がドラマになりますね。現実はパピーのも解りませんが・・・
「和の文化」を大切にすること、とっても素敵なことです。
ピアノもいいけどお琴も時には弾いてみて下さいね。