カタスミ

『Nのために』湊かなえ著

読んだ直後の感想。
『よく分からん…』
以下ネタバレありです。





































いや、話の内容はもちろん分かるんですけどね。
キャラそれぞれに共感出来なかったせいか
何でそんな事するの…?みたいな疑問が次々と…

そもそも、全員イニシャルNにする意味があるのだろうかと…
当初は事件の真相を握る謎の人物『N』がいて
この中の一体誰が『N』なのか!?
みたいな展開を予想していたので
全然違う展開にちょっとがっかりしました。
てか、あの流れだと別にNじゃなくてもいいよね?
何も全員同じイニシャルにしなくても『X』とかにしときゃよくね?
『K』でも『S』でも『T』でもよくね?
『N』の意味合いが全く分からないんだが…

最初に事件の大まかな内容が記載され
その後徐々に『実は…』という真相が明かされていくのですが
その『実は…』が最初の大まかな流れと大して変わらんと言う…
まぁ真犯人はいるんだけど、最初から犯人は違うんだろうなぁと予測できたし…
これと言って面白い展開もなく…う、うん…で、だから?って感じで…

書きだすときりがないのでやめときますが
登場人物の様々な行動に
なんで?どうして?みたいな疑問がいっぱいで。
最終的にそれが回収されないって言うね。
Nのためにって言いながら
その『ために』が割とふわっとしてるって言うね。
もっとっ徹底してその人の為に何かしてたらまた違ったかなぁ。
なんか全然すっきりしない。

そもそもこれ、小説にするほどの話かぁ?
もうそこからよく分からん…ですよ。
いろいろ考察する人にはいいのかなぁ?
私は白黒はっきり付けてほしいので
とにかくモヤモヤが残りました。

読みやすかったけど、話としてはいまいち。
星は2.5で。
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