特攻隊のお話です。
戦闘機の話や、空母の話は難しくて
あまり頭に入ってきませんでした。
しかし、当時の状況はよく分かりました。
祖母に聞いたのですが、やはり当時は
嫌だ、と言える環境ではなかったようです。
もっとみんなが声を大にして嫌だと言えたなら
こんなにも多くの若い人達が
犠牲にならなくて良かったのではないかと思いました。
今だから言えるのかもしれないけど。
特攻隊の人達は、自分が死にに行く時も
泣き喚く事も無く笑顔で出発した、と書かれていましたが
それは少し彼らを美化しすぎな気がしました。
カッコよく散る事が良い事のように感じました。
しかし、死を前にして怖くないはずがなく、
やはりこれもまた、恐怖すらも笑顔で隠さざるを得なかった
当時の時代の色を感じました。
死を前にして、みんなが泣き喚いてもがきあがいていれば
何かしら変えられたのではないか、と思ってしまうのは
これまた今の時代だから言えることなんでしょうか。
カッコよく散る事は偉い事ではなく、
カッコ悪くても生き抜く事の方が偉いんだと思います。
そう思うと、当時死にたくないと、声を大にして発言する事の方が
実はカッコ良く散って行く事より勇気がいる事だったのかもしれません。
特攻隊は志願、と言う事でしたが
志願せざるを得ない環境だったようです。
結局は死を強要されているという事ですね。
若者が死を強要され、泣く事も許されないような環境は
今後二度とあってはならないと思います。
そういう背景を作らない為にも
右にならえ、ではなく、おかしいと思う事はおかしいと、
一人一人がきちんと発言していかなければいけないと思います。
以上、個人的な意見でした。
しかし、この時代に比べたら、
自分の大変な事なんて大した事ないなぁ、と思いました。
うん、頑張って生きよう。
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