ピンポン

松本大洋原作漫画の実写映画です。
タイトル通り卓球に青春を捧げる高校生のお話。
昔見たことあったけど、すっかり忘れてしまったので再視聴。
以下ネタバレあり。




















青春物としてはまあまあ良かった。
卓球に人生捧げるペコと
ペコに憧れて卓球始めたけど
卓球は人生の暇つぶしであるスマイル。
しかし才能はスマイルの方にあった。
一度は挫折するペコであったが
紆余曲折あって、もう一度卓球に向き直り
スマイルとの一騎打ちに挑む。

って感じのお話でした。
頂点に立ちたいのに才能が無いのも辛いけど
頂点立ちたくないのに才能あるのも結構辛いかもなぁ。
しかし、才能あってもなくても
人生捧げられる何かがあるって地点で幸せなんだと思うわ。

お話はまあまあ面白かったのですが
台詞回しが独特なせいかとにかく聞き取りづらくて
何言ってるのか理解できないシーンが多かった。
スマイルなんてぼそぼそしゃべるから余計聞き取りにくいわ。
ペコも独自の言葉使うもんだから理解できんわ。
もうちょっと台詞をしっかり聞き取りやすくしてほしかった。
私だけかもしれんが…＾＾；

中村獅童がなかなか言い演技してるなぁと思いました。
後、竹中直人が時々乙女チックで笑った。
脇役が全体的に良い味出てました。
ペコはああいうキャラなんだとは思うけど
棒読みっぽくてなんか鼻についたわｗ
結局ペコは膝も問題なく、大人になって
世界レベルの選手になれたようで良かった。
スマイルは地元に残ってたみたいだし、
才能があってもやっぱり欲とか向上心みたいなものもないと
上には行けないよなぁ～、って思いました。
星は3.5。