『ハリー・ポッターと炎のゴブレット（上）』J.K.ローリング著

うぉ！？ここから上下巻になるのか…
すっかり忘れてたので、ひっぱり出してきてびびったｗｗ
以下ネタバレあり。































この辺からあんまり覚えてないｗｗｗ
1～3巻が面白かったイメージだったのですが
読んでみたら炎のゴブレットも面白いですね。
上巻はあんまりスネイプ先生が出てこないけど…

最近ダーズリー一家が結構いい人達に見えてきてｗ
前作まで、けつにしっぽを生やされ、商談はぶち壊され、家の窓を壊され、妹を膨らまされ、
結構散々な目に会ってるのに、まだハリーの面倒見てあげてるんだもの…
ハリーが本当に品行方正な子供ならハリーに同情の余地もあるんだけど
ハリー自身で問題を起こしてる事も多々ある訳で…
なので一概にハリー可哀想！て言うのも出来ないんだよなぁ…
もちろんハリーが望まずに巻き込まれたパターンも多々ある訳だけど。

上巻ではネビルの方の生い立ちも少し明かされつつ…
いろいろと暗い雰囲気漂ってきてますね。
ハーマイオニーのSPEW活動は、当の本人たちそっちのけでやるのには疑問。
屋敷しもべ妖精は現状を望んでいるのに
話も聞かずに勝手にお給金と休暇を与えるべき！と暴走するのはいかがなものか。
本人たちがそれを望むのならまだしも、望んでいるのはドビーだけだしね。
ちょっと空回っている気がするし、価値観の押し付けだわな。

三大魔法学校対抗試合を開催する事になった訳ですが、
過去3年で散々ハリーが例のあの人に狙われ、危険な目に会い、
クィディッチワールドカップでも不穏な事件が起こっているのに
わざわざ今やる事かいな…と思いましたｗ
現にまた不穏な事が起こってる訳ですが。
ただ、立候補をしていないハリーの名前が
ゴブレットから出てくる描写はすごい上手いなぁ…と思いました。

で、ハリーが目立ちたいからやったって、
だいたいの生徒や先生が思いこんじゃうところがさぁ…
え、過去3年の出来事覚えてる！？！？って思ったわｗｗｗ
スネイプ先生は敵方の目を眩ませる為にもわざとやってる感あるかもだけど、
ロン、お前はダメだ…
なんでその発想に至るのか…過去3年のハリーVS例のあの人事件は頭によぎらんのか…
このイレギュラーな事案に対して、割と軽い対応で
どの先生もそんなに詳しくハリーに聞きこまないのもどうかと思うわ。
そんなんだから毎年毎年とんでもない事件が起こるんだよホグワーツは…
（起こらんと話にならんけどｗｗｗ）

リータ・スキーターという嫌なキャラクターも登場し、
マスコミはどこもクソ、という事がよく分かりますｗ
第一の課題をなんとかクリアして、ロンも正気に戻って上巻は終わり。
引き続き下巻読んできます。