カタスミ

『夏と花火と私の死体』乙一著

久々に乙一作品が読みたくて購入。
以下ネタバレありです。










乙一氏のデビュー作です。
短編ではありますが、話の続きが気になって
物語にぐいぐい引き込まれました。
物語が殺された『私』の視点であるのは
とてもおもしろいと思いましたが
いかんせん、中心となる兄妹に全然感情移入できなかったので
ラストのオチにがっかりしました。
読後感が全くもって良くない。
個人的にはこの兄妹がこてんぱにのされる事を熱望しておりましたので
うまく逃げおおせてしまう所に納得できず…
勧善懲悪じゃないと嫌だァァ!(ノД`)・゜・。
そんな訳であまり好きなお話ではなかったです。
ただ、これを16歳の時に書いた、という事に関しては
正直『すごい』としか言いようが無いです。
個人的には『優子』の方が好きかなぁ…
でもやっぱり白乙一が良いです^^;
星3つくらいかなぁ…?
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