カタスミ

Shall we Dance?

この前見た邦画のShall we ダンス?が良すぎたので
今回はアメリカ版の方を見てみました。
以下ネタバレあり。






























だいたいあらすじは同じですが
全体的にアメリカ~!!って感じになってます(笑)
私は日本人なので、やっぱ日本版の方が断然良かった。
なんかアメリカ版は全体的に距離が近すぎて
いやもう浮気じゃね?みたいな^^;
ジョンはめっちゃ情熱的なダンスをポリーナと踊るし
奥さんは奥さんで探偵と距離近いし、服の胸元空きすぎぃぃ!
日本版の微妙な距離感って言うのでしょうか、そういうのがなかった。
浮気じゃないけど、ちょっと気になっている女性とダンスを通じて触れ合う
ぎこちなさっていうの?アメリカ人にはこのような感覚はないのかね…

主役がリチャード・ギアのせいか、
最初っから割とフランクで女性の扱いも慣れてそうな主人公。
あの超まじめで堅物なサラリーマンがダンスにはまるギャップが良いのに。
リチャード・ギアだとダンス普通にしそうなんだものw
竹中直人が演じた青木役となるリンクというキャラも
登場が唐突過ぎてちょっともったいなかったかな。
渡辺えり子演じる高橋役となるボビーの方はまだキャラが立ってたけど
やっぱ竹中直人&渡辺えり子が最強だわw
トイレで失神するシーンは邦画圧勝でしたwww

アメリカってやっぱ家庭第一主義なんですかね?
非常に奥さんに優しい展開でした。
ラストの先生のお別れパーティに奥さん連れていって
最終的に奥さんと踊って、パーティの主役である先生がそっちのけだったんだけど。
職場にタキシード着てバラ持った旦那が現れたらドン引きするわwww
しかも夫に浮気された同僚がいるというのに、いちゃいちゃを見せつける始末…
この辺がアメリカ!って感じでしたね。
全体的にみんなをカップルに仕立て上げようとする傾向があるよね。
微妙な人間関係がちょっとよくなって少しだけ距離が縮まる感がいいんですよ。
多分アメリカ人と日本人だと人付き合いの距離感が全然違うなろうなぁ。
日本人の中でも相当距離が必要となる私としましては
アメリカ版の方はいろいろ違和感ありありでう~ん、って感じでした。

でも、ダンスシーンは楽しいですし、アメリカ版の方が迫力あるよね。
あらすじ、キャラクターは日本版の圧勝、ダンスシーンはアメリカ版かなぁ?
まぁ、あのダンスを日本人がやってもちょっと違和感あるけどねw
両方見ると、日本とアメリカの文化の差ってのがよく分かります。
星は3つです。
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