カタスミ

LION/ライオン 25年目のただいま

本当にあった、5歳の時にインドで迷子になり、
そのまま孤児としてオーストラリアへ
養子に行くことになったサル―少年の話。
以下ネタバレあり。




















面白かったです。
実際にあったということで
インドって5歳くらいの子が1人でうろちょろしてても
全然気にしないのな…と思った。
日本と違ってストリートチルドレンがいっぱいいるみたいだし
だったら仕方ないのかな…

それにしても5歳にしてあの生き抜く力は何なんでしょ…
普通の5歳児だったら泣いて終わりだと思うけど
お腹がすいたら盗み、危険を察知したら逃げ、
元々そういう所で育ってきたのもあるでしょうが
まじでたくましいわ…
それでもサルーは運が良かった方でしょうね。
実際人身売買されそうにもなってたし
犯罪に巻き込まれることなく、裕福な家庭にもらわれるってのは
そうとうの強運だと思うわ。

5歳の頃の記憶といえど馬鹿にできず
それでグーグルアース駆使して元の家を見つけ出すのは
本当にすごいと思う。
いつまでも過去に縛られず…とは言うけど
しっかりと清算しないと前に進めない過去もあるわなぁ。

結局5歳の頃、なんで迷子になったかって言うと
一緒に仕事に行ってた兄がサルーを置いて帰ってこず
不安になって回送電車に乗ってしまったのが原因だったのですが
お兄ちゃんその地点で電車にはねられて死んじゃってたのだなぁ…
あんな小さな子まで働かないといけないのって
インドって貧富の差が激しいんですね…
日本では絶対あんな5歳児いないと思う…

タイトルのライオンの意味の回収が
最後の最後で行われるわけですが
それが分かった地点でぶわぁぁぁっっと
こみ上げるものがあって号泣したわ。
最後の最後であれは反則だわ~^^;

お兄ちゃんの事が本当に残念だけど
それでも再会できたのは良かった。
ほんと事実は小説より奇なりっていうけど
時々とんでもないエピソードあるよね。
星は4つ。
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