カタスミ

『Zの悲劇』エラリー・クイーン著

レーン4部作の3作目です。
以下ネタバレあり。


























なんかレーンさんがよぼよぼになっててびびりました^^;
今回はサム警視の娘ペーシェンスが語り手となっており
唐突に小説の形式が変わったので更にびびったww

地方の有力な政治家が殺され
犯人として刑務所から出たばかりの男が逮捕されるが
サムとペーシェンスはその男は無実だと信じ捜査するも
なかなか有力な証拠が見つからず
レーンに助けを求める…という流れです。

レーンシリーズはなんというか
犯罪は暴くんだけど、助けようと思った人が
最終的には死んじゃうパターン多いよね…
今回も真犯人を捕まえる為
死刑執行のギリギリまで待ったせいで
助けるはずの男は心臓麻痺で死んでしまうと言う…
なんかすっきりしない感じが多いなぁ…

後、訳が古いせいか、ガチガチの直訳みたいな感じで
非常に読みにくかった。(初版が1959年だって…そりゃな…)
多分半分も頭に入ってないのではないだろうか…

Yの悲劇でレーンの行動にひっかかって
残りシリーズも読もうと決意した訳ですが
なんかまぁ、あんまり面白くはないわなぁ…
特に今回はなんとか犯人絞り出したって感じだけど
そこまでほんとダラダラぐだぐだしてたから
もうちょっと爽快感が欲しかったなぁ…
星は3つ。
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