カタスミ

ホームズ総括

いやぁ、ここ何日か本当に楽しかったです。
ここまではまると思わなかったw
やっぱホームズの魅力はそのキャラクターかなぁと思った次第です。
どの辺が自分のツボだったかというと
・冷静沈着キャラ
・理性を保つ
・頭が良い
・割と上から目線
であるホームズさんが
珍しくワトスン君と言う親友が出来て
冷静装いながらうきうきしちゃってる感じですかねw

後、ホームズの恋愛興味なしな所もすごい好きです。
推理に邪魔な感情なので必要ないって事ですが
いやぁ、最近恋愛感情というものによって
理性を喪失してきた人々を見てきた私としては
本当に同意せざるを得ない…!
なのでワトスン君とのホモォな関係とかは
あんまり求めてないのです。
アイリーン・アドラーとかもあくまで頭脳レベルでの尊敬であって
恋愛感情を持ってこないでほしいのです。
ホームズに恋愛させたら、それはもうホームズじゃないと思っている。
恋愛しないからいいんだよ、ホームズは!
でも友人がいないと寂しいホームズさんも萌える…(笑)

冷たいようで、意外に人間味あふれるホームズさん。
おだてに弱くて、芝居がかってるのが好きで、
ブラコンで、たまに抜けていて、薬漬け(笑)
こう言った意外性も良いんだよなぁ…

相棒のワトスン君もいいキャラしてます。
最初は結構すぐ頭に血が上っていた印象ですが
ホームズにバカにされてもからかわれても
騙されても利用されても
けなげに立派に助手を務める心広いドクター。
(しかし文章のダメ出しは根に持つw)
助手というポジションではありますが、やはり
ホームズと上下関係ではなく、友人同士という同等の立場がよかった。
だからこそ、ホームズのうきうき感が浮き彫りになるんだろうねw

個人的には長編よりは短編の方が断然面白かった。
その中でも一番好きなお話は『犯人は二人』かな?
『瀕死の探偵』が次点かしら…
長編は『四つの署名』が一番好きかもしれない。

ハドスン夫人とか、マイクロフト兄ちゃんとか、レストレード警部とか
脇役レギュラー陣もいいキャラしてました。

ミステリのトリックなんかは、今となっては
そこまで凝っているものでもないのですが
やはり、ホームズとワトスンという魅力あるキャラクターがいる事で
お話を楽しむことができたのかな、という感じです。
全部読んじゃって寂しい限りですが、
せっかくなので次は日本の探偵ものでも読もうかなと思います!
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