カタスミ

本能寺ホテル

婚約者の親に会う為に京都にやってきた主人公の女性が
ひょんなことから戦国時代にタイムリープしてしまう話。
以下ネタバレあり。






















うん…微妙…
私タイムリープモのとか大好きなんですけど
なんか全然生かされてない気がする…
そもそも織田信長のキャラに全然魅力を感じなく、
あの人から何を感じ取って主人公は成長したのかが
いまいちよく分からんかった…
自我のない主人公が自我バリバリの織田信長に
魅かれたって事なのかしら…

まずタイムリープするきっかけが
本能寺ホテルにあるオルゴール、エレベーター、金平糖を噛むという
いまいちぴんと来ないきっかけなので
なるほど!ってなる感じの設定が欲しかったかなぁ。

過去に行けるのが主人公だけなので
別の人も連れて行っても良かったかも。
結局現代と過去を行き来する人物が主人公だけで
過去に行っては織田信長と話するだけみたいな感じなので
タイムリープの醍醐味みたいなのが欲しかったかなぁ。
例えば現代のアイテムを見せて信頼を得たり
逆に戦国から現代に来てしまうとか。

主人公の婚約者のおとん役の近藤正臣は
なかなか良い演技でした。
自然な京都弁が良かった。
(ちょっとべたべたすぎる部分は否めないが^^;)
ただ息子バリバリの標準語なのが違和感あったけどw

結局何もやりたいと思っていなかった主人公が
織田信長と会う事で
歴史の先生になりたいと思ったようですが
これもなんか微妙だなぁ…
全体的に設定がふわっとしすぎているのか
いまいちしっくりこない感じなんだよなぁ…
もうベタすぎるくらい伏線張りまくって
織田信長の意志継ぎます!くらいの気持ちの夢の方が
見ててすっきりしたかも。

本能寺ホテルも別に本能寺の跡地にある訳でもないようだし
そもそもがなんでそこから戦国にいけるのかってのも
ふわっとしてるよなぁ。
いまいち全体的に説得力に欠けるんだよなぁ…

最後ホテルの支配人がタイムリープするんだろうなぁ、と思って見てたけど
はっきり見せなかったのは良い演出でした。
星は2つです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「映画感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事