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週刊少年ジャンプ 感想

2011-07-11 23:02:31 | ジャンプ
週刊少年ジャンプ 2011年31号 感想


鏡の国の針栖川

 叶恭弘の新連載。

 ヒロインの買った古鏡の中に、主人公が閉じ込められてしまうという内容のラブコメ。
 そして、鏡面越しに二人が触れ合うと、鏡の中にいる人物が入れ替わってしまう様だ。

 僕は、『プリティフェイス』も『エム×ゼロ』も好きだったので、今作にも期待している。
 ただ、この作品の主人公とヒロインも、前2作のそれと似たり寄ったりだなぁ。
 良く言えば様式美、悪く言ってしまえばワンパターン……。

 あと、僕的には、ヒロインが親友を「咲」と呼ぶ度に、激しい違和感が。
 その名前を聞くと、どうしても、嶺上開花する文学少女の事を連想してしまう……。




ST&RS -スターズ-

 第2話。

 一次試験開始。

 う~ん、期待が大き過ぎたのかな?
 正直言って、僕的には微妙な内容だった……。


 一次試験は、筆記も体力検査も素っ飛ばして、3人1組での巨大積み木作り。



 ……何故に、初っ端から、こんな特殊な試験?

 しかも、この試験内容が、主人公達を活躍させるために用意されたとしか思えない。
 3人組という都合の良さも、偶然与えられたハズの役割が適材適所になっている事も。
 何となくだが、大昔に読んだ『エニグマ』という作品を思い出してしまった。


 今回面白かったのは、ヒロインのキレ顔くらいかな?



 いや、ヒロインは、めぐるじゃなくて、フィフィー校長の方なのか?

 まぁ、どっちでもいいけど、めぐるって、グレイくんを知らなかった“だけ”じゃないよね?
 他の2人と違って、思い付きでここに来ただけで、宇宙の事なんて何も知らないんだよね?
 そんなめぐるに、バカにされたと言って、怒る資格があるんだろうか?




めだかボックス

 (絵札コートカード全部+エース)の合計点よりも、(数札ピップカード全部-A)の合計点の方が高い。

 ……いや、当たり前だろ。
 前回ラストで赤さんが言っていた「もうひとつの仕掛け」って、それだけかよ。

 絵札狙いでも、数札を記憶出来ない訳じゃないんだから、赤さんの「応用戦略」には無理がある。
 その上、記憶すべきカード枚数も多くなるなんて、何の意味があるんだ?
 つか、数札9種類を完璧に覚えられる記憶力があるのなら、素直に6~Aを記憶しようよ。


 ―――と、今回の赤さんには、ちょっとガッカリしたけど、球磨川にはいつも通りに笑わせてもらった。



 混沌よりも這い寄る過負荷マイナス 球磨川禊である

 まずは、冒頭のこの紹介。
 語感は面白いけど、何を言っているのか、わけがわからないよ。
 「混沌よりも這い寄る」って、フツーの混沌は元々這い寄るモノじゃねーだろ。


 次に、イカサマ封じだったハズの螺子を利用して、堂々とカードにガン付けしていたのも良かった。
 僕は、螺子を使ってのガン付けは簡単過ぎるから、暗黙の了解でやらないものかと思っていた。
 その気になれば、螺子穴の向き、螺子を刺す深さ、螺子の傾き、幾らでも目印が作れちゃうし。


 何より、球磨川が、Jkジョーカーの特殊ルールを利用し、赤さんを追い詰めていくくだりが秀逸だった。



 1/3の確率で赤の明日は裸エプロン!!




『断る。』
『嫌だ。』
『もう遅い。』
『僕は悪くない。』

 赤さん、無表情系だと思っていたら、意外に表情豊かだな。
 そんなに、制服が裸エプロンになるのが嫌なのか。
 これが、めだかだったら、喜んで裸エプロンで登校しそうなところだ。

 そんな赤さんに対し、まるで容赦する気の見られない球磨川が良いね。
 特に「私が悪かったです……」に、『僕は悪くない。』で返答かえすところは、まさに過負荷という感じ。


 更に、球磨川が続けて言った、



『ハリーアップ!』
『ただし 今なら特別に ナースキャップの着用だけは認めよう――』

 というセリフと顔も笑えた。


 だが、勝負は財部さんが球磨川を止めに入り、赤さんが中学生たちに謝る条件で引き分けに。
 好き勝手やっている様に見えて、やっぱり仲間思いなんだな、裸エプロン先輩は。
 ラストの『また勝てなかった。』が、括弧良くて困る。

 また、勝負前にカード総数をチェックした球磨川と、それを怠った赤さんという対比も良かったね。
 赤さんは、球磨川の慎重さを小馬鹿するのではなく、見習っていれば負けなかったのに。


 さて、これで、第四関門(2)が終わり、残る委員長は「例内」だけか。
 そういや、結局のところ、赤さんはどの辺が優しかったんだろうなぁ?
 まぁ、一応、前回の球磨川が『優しいんだね』と言っていたけど、その程度の優しさ?




銀魂

 え?
 エリザベスって、2匹いたの?




黒子のバスケ

 中1の赤司は、何だか印象が違うなぁ。
 青峰同様、赤司も昔はああじゃなかったのか?

 つか、中1の青峰、好青年過ぎるだろ。
 自分は1軍なのに、3軍の黒子の姿勢を尊敬するだなんて、なかなか出来る事じゃない。
 そんな青峰だから、バスケを楽しめないほど強くなってしまったというのは、皮肉だな。
 黒子が青峰に、元に戻ってもらいたいと考える気持ちも分かる。

 あと、紫原は、中1の頃から、全然変わっていないみたいだな。
 誰かと訊いておきながら、黒子が3軍だと聞いた途端に興味をなくすだなんて。
 もっとも、多数派は紫原の方であって、青峰みたいなのは少数派なんだろうけど。




ぬらりひょんの孫

 んん?
 敵の目的は、リクオたちを変身させる事なの?
 でも、氷麗が能力を使った時点で、もう妖怪である証拠は撮れたんじゃない?
 それとも、変身させること自体に、何か意味があるんだろうか?




少年ジャンプNEXT! のおしらせ



 お、ネウロの作者―――松井優征の読み切りが載るのか。
 これは、チェックしておかないと。





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4 コメント

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Unknown (通りすがり)
2011-07-12 02:38:08
「混沌よりも這い寄る」は自分も気になって調べたのですが、どうやら「這い寄る混沌」をもじっているのだと思われます。「ナイアーラトテップ」でwikiると出てきます。
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Unknown (Unknown)
2011-07-12 03:37:24
赤さんは阿久根に対してのみ優しいとか(阿久根に惚れてる?)
普段は優しいんだけど、候補生への教育という考えからあえて厳しくしてるとか
いろいろ考えられると思うけど、現状の描写だけだとわからないね
赤さんが今後も登場するのなら、そのあたり詳しく語られるときが来るのかもしれないけど
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Unknown (Unknown)
2011-07-12 14:26:45
這い寄る混沌ニャルラトホテプ
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Unknown (Unknown)
2011-07-12 21:48:09
今週のめだかボックスは表紙がよかった
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