週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2014年02・03号 感想


マギ



　こうやって不平不満を口にしながらも、自ら危険を冒す気は更々無く、



　暗に―――どころか、露骨にアリババに何とかしろと言っているハッサンが不快で良かった。
　まぁ、生きるのに不自由さえしなければ、一般国民なんてこんなものかもね。


　煌帝国統治下のバルバッドでは奴隷制度が出来たらしい。
　この作品では「奴隷制度＝悪」なので、早くもアリババが煌帝国を打倒する大義名分は出来た訳だ。

　ところで、奴隷って「国家の所有物」なの？　購入者の私有財産じゃないの？
　いずれにしても、奴隷なら荷車に撥ねられて死んでも構わないという理屈が分からないなぁ。
　奴隷の値段にもよるだろうけど、助かる奴隷なら助けた方が得だと思うのだが。




クロノ・モノクローム

　チェス漫画の第２話。



　目次でタイトルを間違えられていて、ちょっと作者に同情してしまった。
　チェスでは白と黒の駒を使うからモノクローム、そんな事はこの僕でも分かるというのに。


　目を覚ました主人公がいたのは、1770年のウィーン、神聖ローマ帝国だった。
　当然、主人公は無一文だが、酒場にいた商人に賭けチェスを挑み、現代の定跡を用いて勝利を収める。
　しかし、主人公が店を出たところで、その商人に攫われてしまった―――というところで次回に続く。

　過去にタイムトラベルしてチェス勝負か。結構面白そうだな。
　攫われた主人公が、次回どうなるのかも気になる。




神のみぞ知るセカイ

　……過去編が長過ぎて、現代で何が起こっているのか忘れちゃったよ。




氷球姫　常盤木監督の過剰な愛情

　鳥ノ山高校との練習試合開始。



　お～、シロすげー。
　そして、このフェイントといい、直前の「にたァ」という笑みといい、やっぱり性格悪そうだな。

　そのまま姫がシュートを決め、早くも花籠は１点を先制。
　このまま花籠が圧倒するのか、それとも鳥ノ山からの反撃があるのか？
　また、主人公の宣言した「試合開始12分頃」に何が起こるのかにも期待。

　なお、調べてみたところ、アイスホッケーの試合は20分×３ピリオドで行われるらしいね。




アナグルモール

　単行本を読み返してみたら、第３巻ラストでちゃんとストーカーがいる伏線が張られてて感心した。


　もうちょっとで地上というところで、新たなマジンが襲撃。



　え～と、「キング」だったっけ、コイツ？


　鉄化メタル、伸身ノビル、切断キルドと、色々なマジナグラムを立て続けに使ったところを見ると、



　キングはこういうタイプのラスボスかな？