週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2015年14号 感想


マギ

　アリババの極大魔法「炎宰相の裂斬剣アモール・アルバドールサイカ」。
　この名前を最初に聞いた時は、当然アモンはアルマトランで宰相を務めていたのだと思ったなぁ。
　それが、フタを開けてみたらシバの独裁で、肝心のソロモン王も廃人状態だったなんて……。


　極大魔法の詠唱を終えたアリババと白龍は、お互いに真正面から極大魔法を放った。
　てっきり、アリババはそれで何かを伝えるつもりなのかと思ったら、本当にただ攻撃しただけなのか。
　全員で生きていくのが正しい道だなんて言っておいて、不利になれば友人相手でも極大魔法使うんだね。
　それが悪いとは言わないけど、そうやって開き直るのなら白龍みたいに最初から綺麗事言わなきゃ良いのに。


　アリババの極大魔法はクリーンヒットせず、白龍は両脚だけが灼き斬られた。



　アリババの脚が斬られた時は「感覚断絶」でお茶を濁したのに、この世界は白龍に厳しいなぁ。


　一方、様子のおかしいアリババは、白龍の極大魔法の効果で五感を奪われたのかな？
　その代わり、これといった外傷も見当たらないから、その内に完全復活するだろう。
　五感を奪われるくらい、テニスの試合中にだって起こる事だし。




何もないけど空は青い

　主人公たちが、以前食料を分けた母子と再会。



　なのに、まさか警官である夫と対立する事になるとはなぁ。

　でも、感情に左右されず、信念を全う出来る人間は嫌いじゃない。
　一度は木刀と警棒で打ち合ったものの、どちらかが大怪我する前に主人公たちが逃げ出せて良かった。




ＥとＴ。 ～えいがとてんし。～



　その輪っか、探し物にも使えるのか。便利だなぁ。

　いや、でも、主人公にしか見えないんじゃ、言うほど便利ではないか？
　本人を含め、基本誰からも見えない失せ物探知って、何のために存在する機能なんだよ。
　しかも、見付かったのは箱だけというオチだったので、何をどう探知していたのかさえ謎という……。