賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 感想

賭博覇王伝 零　ギャン鬼編　第20話　奇跡


　零が「小窓」によって、♠9を指定。
　♠98765の位置を特定すると、零は残る３種のストレートフラッシュを次々に潰してみせた。


　今回の話は、予定調和といったところかな？
　零の手には♥10と♦10があったので、スートで勝つ必要はなかった。
　♠で♥を、♥で♦を、♦で♣を潰した「奇跡」は、意味のない偶然。

　……そう思わせておいて、零の手に♥10や♦10が無かったら面白いんだけどなぁ。
　偶然ではなく、零は本当にジュンコの手札を見抜き、僅差で勝っていたとか。
　ま、無いだろうけど。


　ともあれ、最終戦は、零が♣109876で、ジュンコの♠98765に勝って終わりになるのだろう。
　そして、既に勝ったつもりのジュンコは、「最終戦だけ得点ｎ倍」みたいな特約で、墓穴を掘るのかな？

　まぁ、それだけだと、零がその特約を買えない理由がないから、もう少し何かあるんだろうけど。
　例えば、「秘密の特約」は、「先攻権」とセットでしか買えないとか。