週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2019年21号 感想


Dr.STONE

　え～、元村長のコクヨウも、ソユーズが部外者だと知らなかったの！？
　里親が自分の子供として育てたとはいっても、当然村長とかには話を通したものだと思ってた。
　偽名を使わず、名無しで通した理由も、今回説明があるものだと思っていたが、何もなかったなぁ。

　正直、ずっと温めて来たネタにしては、ソユーズの件は色々と疑問が残る。
　もっとも、この作者は『アイシールド21』でも、「本物のアイシールド21は、日本一の高校で堂々とエースやってました」なんてやらかしていたが（笑）。


　嵐の中、ペルセウスは早くも宝島に到着。



　千空の言う通り、果たして鬼が出るか蛇が出るか？




最後の西遊記



　新キャラ登場。
　女の子がツンデレっぽくて可愛い。


　今回も「孫悟空」という単語が出て来たが、未だに作中の「孫悟空」がどういう存在なのか説明がないので置いてきぼり感が……。
　第３話で、孫悟空の子孫が云々言っていたところを見ると、作中の孫悟空は猿ではないのだろうか？

　また、コハルが孫悟空の片割れなら、混世魔王「系」＝孫悟空なの？
　本来の『西遊記』では、混世魔王は孫悟空によって倒される役のハズだけど。

　芥川龍之介の小説に『杜子春とししゅん』という作品がある事を先日知った。
　今更だけど、サイの偽名「トシ春」は、妹の名前「杜子春」の捩りだったんだね。




火ノ丸相撲

　今回のサブタイトルは、「鬼丸国綱と三日月宗近、進化」。

　刃皇にさえ触れさせなかった「純白の廻し」を取り、不敵な笑顔を浮かべる鬼丸。
　そんな鬼丸に対し、

「何を―――」



「笑っていやがる！！」

　かつての鬼丸と同じセリフを、笑みを浮かながら心中で口にする三日月に燃えた。
　更に、これまた鬼丸と同じく、三日月も上手捻りと手斧掛けの合わせ技「花天月地」を披露。

　だが、鬼丸は三日月の足技を跳んで躱すと、そこから龍尾刈りで反撃に出る。
　正直、フェイントとしての八艘飛びは微妙だったけど、相手の技を躱すために跳ぶのは好き。
　龍尾刈りで三日月を崩した鬼丸は、そのまま腕取り・百千夜叉墜でフィニッシュ。
　駿海さんの言う通り、成長した三日月の更に上を行く「横綱相撲」で勝利を収めた。


　13日目と14日目はナレーションだけでカットされ、千秋楽の相手はやはり太郎太刀！！



　鬼丸対太郎太刀は、楽しみにしていた取組の一つ。
　でも、第二部開始当初は、まさかこんな大事な場面で当たるとは思わなかったな。

　太郎太刀には期待しているが、これまで全くと言って良いほど試合描写がなかったのが不安。
　どうせなら、本場所で蜻蛉切に勝つくらいしてくれても良かったのに。
　そういえば、全然出番のない蜻蛉関って、今場所何してんの？




チェンソーマン

　まず最初に。
　姫野先輩、アキのこと好き過ぎない？（笑）




　へぇ～、デンジが悪魔の血を飲むと、失った血液を補充出来るのか。
　パワーちゃんのノーベル賞発言が、こんな形で伏線になるとは思わなかった（笑）。



　永遠の悪魔を三日三晩切り刻み、自ら死を選ばせる事に成功。
　まさか、デンジの立てた無茶苦茶な作戦が、そのまま上手くいくなんて（笑）。
　さて、この永遠の悪魔が、銃の悪魔の肉片を食べていたって事で良いのだろうか？