シノハユ the dawn of age 感想

第67話　萌蘖


　失踪したナナさんを見付けるため、警察にやって来た慕たち。
　今回の話は、林さんとのやり取りが妙にリアルだった。



　慕の描いたナナさん可愛い。

　身長、血液型、趣味、特技、スマホの機種等々を伝え、行方不明者届は受理された。
　届け出が終わった慕は、家にいると落ち着かないからという事で学校へ。



　慕は遅刻した理由を「家の都合」としか言わなかった。
　いつもと同じ様に振る舞う慕に、友人たちもいつもの調子で接したが、



　一人だけ、慕の異変に気付いた兒生ちゃんは優しい娘だなぁ。
　そんな優しい兒生ちゃんを大きな声で泣かせたい。




　翌日、再び警察署を訪れた慕たちは、DNAの採取を行っていた。



　林さん失言。
　慕の立場を考えたら、心臓止まりかねないな。



　期待していた防カメによる追跡も、大きな成果は上がらなかった。



　ちなみに、「ぼうかめ」とは防犯カメラのこと。棒亀に非ず（笑）。


　ナナさんの足取りは、途中で追えなくなってしまった防カメ。
　だが、ナナさんを最後に映した防カメには、ニーマンの姿が残されていた。



　ばかもーん！　そいつが犯人だ、追えー！！

　それはさておき、ここまで詳細に捜索の話をするとは意外だった。
　ニーマンが“魔法”でナナさんの記憶を消せたとしても、防犯カメラはどう回避したんだろう？

　ナナさんが失踪当日は店を休んでいたというのも不思議だな。
　編集長が言っていた、“勝負”は横浜の店で行われているという情報は誤りなのか？
　ナナさん自身、休みだけど野暮用があると言っていたから、休みなのは間違いなさそう。
　“勝負”は仕事の一環ではなく、それが行われている事も店の一部の人間しか知らないのだろうか？



　編集長といえば、彼が頼んだ「エセ探偵たち」も、誰なんだろうね？
　既存のキャラなのか、それとも純粋な新キャラなのか？




　回想を終え、再び個人戦。



　強敵３人に囲まれた上、残り300点という絶体絶命の状況。
　母を見付け出すという目標を再確認した慕は、この窮地から脱出する事が出来るのか？


　次回掲載は、次の5月25日発売号。



　次号の『シノハユ』は、表紙＆巻頭カラー＆特別付録！！
　更に当日は『咲-Saki-』シリーズ３作品最新刊同時発売！！




『咲-Saki-』シリーズ最新コミックス３冊同時発売！！！



　この広告の絵が、最新刊の表紙なのかな？
　『咲-Saki-』本編の表紙は照、『怜-Toki-』の表紙は葉子ちゃん。

　それは分かるが、『シノハユ』の表紙が再び慕というのは意外だった。
　翼の生えた中学生慕は天使だから、僕的はウェルカムだけど。

　それと、『怜-Toki-』のキャッチフレーズ。
　この配置だと、葉子ちゃんが言っている様にしか見えないよね（笑）。