週刊少年サンデー 2014年35号 感想
マギ
ソロモンにより、アルマトランの住人たちは「神」の作った「運命」から解放された。
その代わり、「神」を封印した影響で、魔導士たちは強力な魔法が使えなくなってしまった様だ。
また、「ルフ」にその意志を宿らせたソロモンの身体は、会話の成立しない生ける屍の様になってしまった。
以下、ソロモンがいなくなった後の各人の反応。
イスナーン。

「運命」というものを受け入れられない、「運命」は弟の誇りを侮辱する存在だという心情は分かる。
ソロモンの考え方とも近いし、話せば分かり合えたんじゃないかなぁ。
ソロモンが世界の「運命」を変革したその場に、イスナーンもいればと思わずにはいられない。
ワヒード。

息子の「ルフ」がどうなったのかは、現時点では何とも言えないね。
確かに、「神」と共に封印された可能性も、変質してしまった可能性もある。
メタ視点では杞憂だろうと思えるけど、今この場でワヒードを説得出来る人はいないだろう。
ウーゴくんが「ルフ」の研究を進めれば、解答が得られたのかも知れないけど。
ファーラン。

全種族の平等を謳う、シバたち3人こそ「不平等な存在」ではないかという指摘はごもっとも。
ソロモンは「世界の異変に抗うための力」と言ったけど、当然こういう意見は出るよね。
おまけに、シバたち3人は試験や選挙ではなく、単なるソロモンの身内贔屓で選ばれた訳だし。
そもそも、こうやって異種族抜きで議論している事自体、平等とは言い難いと僕は思うのだが。
他の魔導士たち。

ソロモンの選択を肯定する者、否定する者。
「独裁」はよく話せば誤解だと分かるだろうが、相談もなく勝手に決めるなは正論だと思う。
まぁ、この様子では相談したところで結論は出ず、結局はソロモン王一任になっていた気もするが。
シバ。

ソロモンを悪く言われて叫び返しちゃったシバだけど、感情が先走り過ぎて反論になってないね。
王を選ぶのと白紙委任は違うし、孤独に耐えたなんて個人的事情はもっと関係ないし。
ファーランの「全然『平等』じゃない」という指摘を華麗にスルーしているところは素敵だけど。
いずれにせよ、シバのこの感情的な態度で、賛成派と反対派の対立は決定的になってしまった感じ。
シバがもっと冷静にソロモンの言葉を伝えていれば、ここまでは拗れなかった気も。
アルバとウーゴくん。

ソロモン信者のシバとは逆に、アルバは一貫して「神」信者。
でも、ソロモンが「神」にした事を考えたら、アルバの気持ちも分からなくない。
ダビデは「神」と意思疎通を図れていたみたいだけど、同じ事は出来なかったのかな?
自らの選択を顧みる事の出来るウーゴくんは、個人的には好感が持てる。
それは、ウーゴくんには、失うのに耐えられないほど大切な者がいなかったからかも知れないけど。
ともあれ、対立する賛成派と反対派の間で板挟みになってしまったウーゴくんに同情。
さて、時間が経つにつれ、反対派は表立ってのソロモン批判をやめたそうだが、

その裏ではアルバが着々と何かの準備を進めていた様だ。
遂に崩壊への道を歩み始めたアルマトラン。
ただ、前にイスナーンが「何億回と議論した」と言ってたけど、全然そうは見えなかったな。
回数もそうだけど、互いに思った事を怒鳴り合うだけで議論の体を成してなかったし。
そして、ここに至ってもまだ疑問が残るのは「アル・サーメン」。
ソロモンを批判する理由は分かったけど、アルバ以外は世界を滅亡させる事に賛成するとは思えない。
まぁ、新世界を創って移住出来るくらいだから、世界滅亡なんて大した問題ではないのかも知れないが。
氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情
常盤木と咲夏のミニゲームは、咲夏の勝利に終わった。
だが、風花とあおいさんの成長を目の当たりにした事で、咲夏は常盤木に「他人を変える力」があると認識。
結局、常盤木を追放するという話は撤回―――本人曰く「処分保留」となった。
……とここまでは、予定調和だけど、

まさか、咲夏が常盤木のストーカーになるとは予想だにしていなかった。
そして、姫が風花を揶揄ったのも、常盤木が齎した「変化」の一つだったのね。
シロの体調不良を見抜いた件といい、このストーキングが伏線だったというのも全くの予想外。
読み返してみれば、確かにシロは「貧血気味」とか「あたまいたい」とか言ってるね。
でも、その時は、風花の怒りと声が大きいという表現くらいにしか思わなかった。
こうやって、ちゃんと先を考えて話を作っている作品というのは良いよね。
史上最強の弟子ケンイチ
あ、こっちの弟子組のこと、すっかり忘れてた。
とゆーか、新白連合とYOMIが組んだ時点で、事実上の終了かと思ってた。
武器組には達人2人が、新白・YOMI連合には龍斗&連華+おまけ2人が加勢として現れた。
オーディーン、バーサーカー、ハーミットという元八拳豪3人が達人と戦うという展開は燃えるね。
姉ログ

ドイツ勝ったねー。
僕も4年に1度の典型的なにわかファンだけど、応援していたので優勝は素直に嬉しい。
クローゼもW杯通算16点目を挙げ、単独で歴代最多得点王となって喜ばしい限り。
ブラジル戦は厳しいと思っていただけに、前半5-0、最後7-1という結果には驚いたなぁ。
あと、最初のポルトガル戦で、頭突きをして一発レッドで退場していった敵選手には呆れた。
サイケまたしても

「例えるなら」って、どうしてそこで「×」が出て来るか分からないのだが。
この場合は、0-1=-1+0とかじゃないの? 知らんけど。
死を覚悟した主人公が「寄り道」して、人助けをするところはベタだけど良かった。
ただ、そのあと口に出して、長々と自分語りしていたのはちょっと寒く感じた。
ああいうのは口にせず、モノローグにしておいた方が良いと僕は思う。
次号でシリーズ連載最終回?
この作者は好きなんだけど、正直僕にはあと1話で面白くなる気がしない。
あと、期待出来る要素があるとすれば、2話目で登場した神様(?)くらいか。
クロノ・モノクローム
黒六とフィリドール&レベッカの対局は、予想通り後者の勝ち。
フィリドールの言う「見るのを避けてる」とはどういう意味なんだろうね?
マギ
ソロモンにより、アルマトランの住人たちは「神」の作った「運命」から解放された。
その代わり、「神」を封印した影響で、魔導士たちは強力な魔法が使えなくなってしまった様だ。
また、「ルフ」にその意志を宿らせたソロモンの身体は、会話の成立しない生ける屍の様になってしまった。
以下、ソロモンがいなくなった後の各人の反応。
イスナーン。

「運命」というものを受け入れられない、「運命」は弟の誇りを侮辱する存在だという心情は分かる。
ソロモンの考え方とも近いし、話せば分かり合えたんじゃないかなぁ。
ソロモンが世界の「運命」を変革したその場に、イスナーンもいればと思わずにはいられない。
ワヒード。

息子の「ルフ」がどうなったのかは、現時点では何とも言えないね。
確かに、「神」と共に封印された可能性も、変質してしまった可能性もある。
メタ視点では杞憂だろうと思えるけど、今この場でワヒードを説得出来る人はいないだろう。
ウーゴくんが「ルフ」の研究を進めれば、解答が得られたのかも知れないけど。
ファーラン。

全種族の平等を謳う、シバたち3人こそ「不平等な存在」ではないかという指摘はごもっとも。
ソロモンは「世界の異変に抗うための力」と言ったけど、当然こういう意見は出るよね。
おまけに、シバたち3人は試験や選挙ではなく、単なるソロモンの身内贔屓で選ばれた訳だし。
そもそも、こうやって異種族抜きで議論している事自体、平等とは言い難いと僕は思うのだが。
他の魔導士たち。

ソロモンの選択を肯定する者、否定する者。
「独裁」はよく話せば誤解だと分かるだろうが、相談もなく勝手に決めるなは正論だと思う。
まぁ、この様子では相談したところで結論は出ず、結局はソロモン王一任になっていた気もするが。
シバ。

ソロモンを悪く言われて叫び返しちゃったシバだけど、感情が先走り過ぎて反論になってないね。
王を選ぶのと白紙委任は違うし、孤独に耐えたなんて個人的事情はもっと関係ないし。
ファーランの「全然『平等』じゃない」という指摘を華麗にスルーしているところは素敵だけど。
いずれにせよ、シバのこの感情的な態度で、賛成派と反対派の対立は決定的になってしまった感じ。
シバがもっと冷静にソロモンの言葉を伝えていれば、ここまでは拗れなかった気も。
アルバとウーゴくん。

ソロモン信者のシバとは逆に、アルバは一貫して「神」信者。
でも、ソロモンが「神」にした事を考えたら、アルバの気持ちも分からなくない。
ダビデは「神」と意思疎通を図れていたみたいだけど、同じ事は出来なかったのかな?
自らの選択を顧みる事の出来るウーゴくんは、個人的には好感が持てる。
それは、ウーゴくんには、失うのに耐えられないほど大切な者がいなかったからかも知れないけど。
ともあれ、対立する賛成派と反対派の間で板挟みになってしまったウーゴくんに同情。
さて、時間が経つにつれ、反対派は表立ってのソロモン批判をやめたそうだが、

その裏ではアルバが着々と何かの準備を進めていた様だ。
遂に崩壊への道を歩み始めたアルマトラン。
ただ、前にイスナーンが「何億回と議論した」と言ってたけど、全然そうは見えなかったな。
回数もそうだけど、互いに思った事を怒鳴り合うだけで議論の体を成してなかったし。
そして、ここに至ってもまだ疑問が残るのは「アル・サーメン」。
ソロモンを批判する理由は分かったけど、アルバ以外は世界を滅亡させる事に賛成するとは思えない。
まぁ、新世界を創って移住出来るくらいだから、世界滅亡なんて大した問題ではないのかも知れないが。
氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情
常盤木と咲夏のミニゲームは、咲夏の勝利に終わった。
だが、風花とあおいさんの成長を目の当たりにした事で、咲夏は常盤木に「他人を変える力」があると認識。
結局、常盤木を追放するという話は撤回―――本人曰く「処分保留」となった。
……とここまでは、予定調和だけど、

まさか、咲夏が常盤木のストーカーになるとは予想だにしていなかった。
そして、姫が風花を揶揄ったのも、常盤木が齎した「変化」の一つだったのね。
シロの体調不良を見抜いた件といい、このストーキングが伏線だったというのも全くの予想外。
読み返してみれば、確かにシロは「貧血気味」とか「あたまいたい」とか言ってるね。
でも、その時は、風花の怒りと声が大きいという表現くらいにしか思わなかった。
こうやって、ちゃんと先を考えて話を作っている作品というのは良いよね。
史上最強の弟子ケンイチ
あ、こっちの弟子組のこと、すっかり忘れてた。
とゆーか、新白連合とYOMIが組んだ時点で、事実上の終了かと思ってた。
武器組には達人2人が、新白・YOMI連合には龍斗&連華+おまけ2人が加勢として現れた。
オーディーン、バーサーカー、ハーミットという元八拳豪3人が達人と戦うという展開は燃えるね。
姉ログ

ドイツ勝ったねー。
僕も4年に1度の典型的なにわかファンだけど、応援していたので優勝は素直に嬉しい。
クローゼもW杯通算16点目を挙げ、単独で歴代最多得点王となって喜ばしい限り。
ブラジル戦は厳しいと思っていただけに、前半5-0、最後7-1という結果には驚いたなぁ。
あと、最初のポルトガル戦で、頭突きをして一発レッドで退場していった敵選手には呆れた。
サイケまたしても

「例えるなら」って、どうしてそこで「×」が出て来るか分からないのだが。
この場合は、0-1=-1+0とかじゃないの? 知らんけど。
死を覚悟した主人公が「寄り道」して、人助けをするところはベタだけど良かった。
ただ、そのあと口に出して、長々と自分語りしていたのはちょっと寒く感じた。
ああいうのは口にせず、モノローグにしておいた方が良いと僕は思う。
次号でシリーズ連載最終回?
この作者は好きなんだけど、正直僕にはあと1話で面白くなる気がしない。
あと、期待出来る要素があるとすれば、2話目で登場した神様(?)くらいか。
クロノ・モノクローム
黒六とフィリドール&レベッカの対局は、予想通り後者の勝ち。
フィリドールの言う「見るのを避けてる」とはどういう意味なんだろうね?
神がかってる
氷球姫のたいちゃんさえちゃん呼びとかいつも通りに振舞うが良いとかストーキングと優しさが結び付いた空間に笑ってしまう