週刊少年ジャンプ 2018年16号 感想
ジガ -ZIGA-
新連載。
主人公の悪夢に出て来る怪獣が、現実の世界に出現してしまう話。
怪獣の暴れた跡で必死でヒロインを探す主人公だったが、
そこで主人公が目にしたのは千切れた少女の腕。
また、途中の描写を見ると、自宅にいた主人公の母も生体元素破砕光を浴びて死亡?
嗚呼、良いね、こういう絶望。
悲劇や苦難というのは嫌いじゃない。
目新しい設定はないけど、話がしっかりしていて良かった。
個人的には、最近の新連載3作品の中で最も期待出来る。
タイトルの「ジガ」は怪獣の名前だが、「自我」なんかとも掛かっているのかね?
主人公の「予知夢」に目を付け、スカウトして来た組織も常識的で好感が持てた。
授業中に教室の窓を割って乱入し、主人公を拉致する国際機密組織とは対照的。
サングラスにもちゃんと理由があり、まるで反面教師にしたのかと思うくらいだ(笑)。
約束のネバーランド
……待って。
普通の銃と弾丸でも、鬼の頭蓋骨を貫通出来るの!?
なら、専用銃&特殊弾で防弾仮面壊さずとも、後頭部を狙えば良いじゃん。
それにしても、今の状況を現実に喩えると、違法狩猟場で人死にが出たって感じだよね?
なのに、まだマイルール守って狩猟を続けるなんて、鬼世界の法はどうなっているの?
この状況に何の問題もないのなら、“密猟場”にする必要性が感じられないのだが……。
Dr.STONE
司帝国。
にゃるほ~、司帝国民は司の思想に賛同しちゃってるのか。
司のカリスマ性の高さもあるのだろうが、そんなに楽なのかね、今の生活?
僕の感覚だと、原始生活よりも現代生活の方が100億倍楽に思えるけど。
ともあれ、ここでゲンでも口八丁では切り崩せないという説明を入れたのは良かった。
ところで、「ヒト」と「人」は意識的に区別してるのだろうか?
司が区別しているのか、作者が区別しているのかは分からないが、こういう細かい拘泥りは好き。
千空の言う「人類200万年最強の武器」とは通信機器―――携帯電話だった!!
ヤベー!!
いや~、方向性としてはそうだろうが、もっと単純なものだとばかり……。
こうやって、こちらの予想の真上をいってくれる作品というのは大好き。
ノアズノーツ
え~!! そこに触れるの!?
それを言ったら、ビルだって金属の腐食で千年もしない内に倒壊するのだが。
何せエレベーターも動くくらいだから、そこはもう目を瞑るところかと……。
先に『Dr.STONE』が連載しているのに、第2話でこれを書ける神経は尊敬に値する。
その上、紙は数百年程で朽ち果てるという話をした直後に、
「あったよ!! 日記が!!」
「でかした!!」
……ギャグマンガかな?
ツバメノートは1万年保存が利くという話は、10万年後の世界で何の説明になるのか……。
屋根に大穴の空いたドームに落ちてたなら、保存状態も野晒しと大差ないだろうに。
そもそも、ここに中年男性の日記が落ちていること自体が不自然だ。
しかも、最後の記述は12月31日の「今年もいい1年だった」という趣旨の2行だけ。
せめて、「今年の大晦日は家族でドームで来た」とか書かせようよ……。
ロック鳥みたいな巨大フクロウとか、他の部分はもうツッコむ気もしない……。
火ノ丸相撲
アニメメインビジュアル初公開!!
んん~?
この鬼丸、何か迫力ない様な。
アニメに合わせ、今回の扉絵は同じポーズの鬼丸。
やっぱり、原作の鬼丸はオーラが違う。
もっとも、キービジュアルでは違和感のあった某アニメも動いてみれば自然だった。
今年に入ってからは何のアニメも観てないけど、『火ノ丸相撲』は観てみたいな。
そういや、『火ノ丸相撲』の制作は、某アニメと同じGONZOなんだね。
本編
今回のサブタイトルは「鬼丸の本性」。
今更ながら、この一連の話は「鬼丸国綱と蜻蛉切瑠偉」ではないんだね。
前回はワザと負ける事で鬼丸から逃げようとしていた蜻蛉切。
だが、蜻蛉切は自分が有利な体勢になると、ただ勝つのではなく鬼丸を壊そうとした。
蜻蛉切関、清々しいばかりのクズで素敵です。
だが、その判断は裏目に出て、蜻蛉切は鬼丸に堪えられてしまう。
そして、鬼丸に背後を取られた蜻蛉切は“死“を予感し、目に涙さえ浮かべるが……、
蜻蛉切とは異なり、鬼丸は一線を超えなかった。
自分は蜻蛉切とは違うという事を示し、今回の勝負は鬼丸の完全勝利。
不安の種は残るが、鬼丸の「恥じる事のない相撲道を行く」という宣言にはホッとした。
刃皇も「一つの愛の形」と認めたし、鬼丸はこのまま「死にたがりの相」を極めていくのか?
それとも、やはりレイナの存在が、死にたがりの鬼丸を変えるのだろうか?
呪術廻戦
やっと、「東京都立呪術高等専門学校」の説明が。
アレな校名だけど、表向きは私立の宗教系学校という事になってるんだね。納得。
でも、こういうのは第1話で軽く触れて欲しかったな。
主人公に「あの宗教系学校」とか言わせるだけでも違うだろうに。
呪いに立ち向かう理由を問われ、祖父の遺言だからと答えた主人公に対し、
こう返して、他人から与えられた理由でなく、自分の中にある理由を考えさせるのは良かった。
考えた末に主人公の出した、自分自身が生き様で後悔したくないからだという答えも好き。
アクタージュ
……うわ、途中まで案の定かと思っていたら、それ以下だった。
まさか、3人の演技を邪魔をしておいて、何の考えもなかったとは。
「私はこのままじゃいけない」って、だから前回そう忠告されたじゃん。
それが3週間前の話なのに、どうして今になって自覚するんだよ。
そもそも、この主人公のやってるのは、演技じゃなくて模擬体験だろ。
HUNTER×HUNTER
また、新キャラが大増殖した。
今の掲載ペースで、急に30人近く増やされてもなぁ……。
しかも、それだけ休載する割にミスが多く、今回も二線者の二線傷が所々消えてるし。
以前クロロが、今回は全員が自らヒソカを殺りたがっていると言ってたけどさぁ……、
全然そんな事ないじゃん!!
シズク、ボノに続いて、フィンクスたちもこういうスタンスなのかよ。
逆に、クロロとマチ以外で、どうしても自分の手でヒソカを殺したいのは誰なの!?
武器を取りに来た旅団に、マフィアの一人が一寸掻いを出して来た。
『ドラゴンボール』『デスノート』に続いて、今度は『ジョジョ』か。
もしかして、『週刊少年ジャンプ』50周年に合わせて、敢えてそういうセリフを入れてたのか?
ジガ -ZIGA-
新連載。
主人公の悪夢に出て来る怪獣が、現実の世界に出現してしまう話。
怪獣の暴れた跡で必死でヒロインを探す主人公だったが、
そこで主人公が目にしたのは千切れた少女の腕。
また、途中の描写を見ると、自宅にいた主人公の母も生体元素破砕光を浴びて死亡?
嗚呼、良いね、こういう絶望。
悲劇や苦難というのは嫌いじゃない。
目新しい設定はないけど、話がしっかりしていて良かった。
個人的には、最近の新連載3作品の中で最も期待出来る。
タイトルの「ジガ」は怪獣の名前だが、「自我」なんかとも掛かっているのかね?
主人公の「予知夢」に目を付け、スカウトして来た組織も常識的で好感が持てた。
授業中に教室の窓を割って乱入し、主人公を拉致する国際機密組織とは対照的。
サングラスにもちゃんと理由があり、まるで反面教師にしたのかと思うくらいだ(笑)。
約束のネバーランド
……待って。
普通の銃と弾丸でも、鬼の頭蓋骨を貫通出来るの!?
なら、専用銃&特殊弾で防弾仮面壊さずとも、後頭部を狙えば良いじゃん。
それにしても、今の状況を現実に喩えると、違法狩猟場で人死にが出たって感じだよね?
なのに、まだマイルール守って狩猟を続けるなんて、鬼世界の法はどうなっているの?
この状況に何の問題もないのなら、“密猟場”にする必要性が感じられないのだが……。
Dr.STONE
司帝国。
にゃるほ~、司帝国民は司の思想に賛同しちゃってるのか。
司のカリスマ性の高さもあるのだろうが、そんなに楽なのかね、今の生活?
僕の感覚だと、原始生活よりも現代生活の方が100億倍楽に思えるけど。
ともあれ、ここでゲンでも口八丁では切り崩せないという説明を入れたのは良かった。
ところで、「ヒト」と「人」は意識的に区別してるのだろうか?
司が区別しているのか、作者が区別しているのかは分からないが、こういう細かい拘泥りは好き。
千空の言う「人類200万年最強の武器」とは通信機器―――携帯電話だった!!
ヤベー!!
いや~、方向性としてはそうだろうが、もっと単純なものだとばかり……。
こうやって、こちらの予想の真上をいってくれる作品というのは大好き。
ノアズノーツ
え~!! そこに触れるの!?
それを言ったら、ビルだって金属の腐食で千年もしない内に倒壊するのだが。
何せエレベーターも動くくらいだから、そこはもう目を瞑るところかと……。
先に『Dr.STONE』が連載しているのに、第2話でこれを書ける神経は尊敬に値する。
その上、紙は数百年程で朽ち果てるという話をした直後に、
「あったよ!! 日記が!!」
「でかした!!」
……ギャグマンガかな?
ツバメノートは1万年保存が利くという話は、10万年後の世界で何の説明になるのか……。
屋根に大穴の空いたドームに落ちてたなら、保存状態も野晒しと大差ないだろうに。
そもそも、ここに中年男性の日記が落ちていること自体が不自然だ。
しかも、最後の記述は12月31日の「今年もいい1年だった」という趣旨の2行だけ。
せめて、「今年の大晦日は家族でドームで来た」とか書かせようよ……。
ロック鳥みたいな巨大フクロウとか、他の部分はもうツッコむ気もしない……。
火ノ丸相撲
アニメメインビジュアル初公開!!
んん~?
この鬼丸、何か迫力ない様な。
アニメに合わせ、今回の扉絵は同じポーズの鬼丸。
やっぱり、原作の鬼丸はオーラが違う。
もっとも、キービジュアルでは違和感のあった某アニメも動いてみれば自然だった。
今年に入ってからは何のアニメも観てないけど、『火ノ丸相撲』は観てみたいな。
そういや、『火ノ丸相撲』の制作は、某アニメと同じGONZOなんだね。
本編
今回のサブタイトルは「鬼丸の本性」。
今更ながら、この一連の話は「鬼丸国綱と蜻蛉切瑠偉」ではないんだね。
前回はワザと負ける事で鬼丸から逃げようとしていた蜻蛉切。
だが、蜻蛉切は自分が有利な体勢になると、ただ勝つのではなく鬼丸を壊そうとした。
蜻蛉切関、清々しいばかりのクズで素敵です。
だが、その判断は裏目に出て、蜻蛉切は鬼丸に堪えられてしまう。
そして、鬼丸に背後を取られた蜻蛉切は“死“を予感し、目に涙さえ浮かべるが……、
蜻蛉切とは異なり、鬼丸は一線を超えなかった。
自分は蜻蛉切とは違うという事を示し、今回の勝負は鬼丸の完全勝利。
不安の種は残るが、鬼丸の「恥じる事のない相撲道を行く」という宣言にはホッとした。
刃皇も「一つの愛の形」と認めたし、鬼丸はこのまま「死にたがりの相」を極めていくのか?
それとも、やはりレイナの存在が、死にたがりの鬼丸を変えるのだろうか?
呪術廻戦
やっと、「東京都立呪術高等専門学校」の説明が。
アレな校名だけど、表向きは私立の宗教系学校という事になってるんだね。納得。
でも、こういうのは第1話で軽く触れて欲しかったな。
主人公に「あの宗教系学校」とか言わせるだけでも違うだろうに。
呪いに立ち向かう理由を問われ、祖父の遺言だからと答えた主人公に対し、
こう返して、他人から与えられた理由でなく、自分の中にある理由を考えさせるのは良かった。
考えた末に主人公の出した、自分自身が生き様で後悔したくないからだという答えも好き。
アクタージュ
……うわ、途中まで案の定かと思っていたら、それ以下だった。
まさか、3人の演技を邪魔をしておいて、何の考えもなかったとは。
「私はこのままじゃいけない」って、だから前回そう忠告されたじゃん。
それが3週間前の話なのに、どうして今になって自覚するんだよ。
そもそも、この主人公のやってるのは、演技じゃなくて模擬体験だろ。
HUNTER×HUNTER
また、新キャラが大増殖した。
今の掲載ペースで、急に30人近く増やされてもなぁ……。
しかも、それだけ休載する割にミスが多く、今回も二線者の二線傷が所々消えてるし。
以前クロロが、今回は全員が自らヒソカを殺りたがっていると言ってたけどさぁ……、
全然そんな事ないじゃん!!
シズク、ボノに続いて、フィンクスたちもこういうスタンスなのかよ。
逆に、クロロとマチ以外で、どうしても自分の手でヒソカを殺したいのは誰なの!?
武器を取りに来た旅団に、マフィアの一人が一寸掻いを出して来た。
『ドラゴンボール』『デスノート』に続いて、今度は『ジョジョ』か。
もしかして、『週刊少年ジャンプ』50周年に合わせて、敢えてそういうセリフを入れてたのか?
でもやってることがアホなら読者から見たら、なんで主人公スゲーって言われてるのわからない。
わからないのに「スゲー!」「スゲー!」って連呼されても「は・・?」って呆れた声しかでないね。
『Dr.STONE』ぐらいの読者を予想を上ぐらい行く作品じゃないと。
予想の遥か下をいってもらっても読者は困るだけ。
あまり腐女子人気の出る作品ではないし、動かし易く描き易くしたんだろ