第43話 逸事
本編
7連続島根県代表、菰沢中学校のレギュラー陣登場。
3年、楫野結衣。
物腰から察するに、この人が菰沢中の部長かな?
1年、椋千尋。
市大会をサボったちひは、県大会も予選が終わってから登場。
前回ラストでドヤ顔かましておきながら、自分が打った訳じゃなかったのかよ(笑)。
3年、盆子原美緒と、ちひと親しい、2年、永見知子。
2年、行長柚葉。
既視感があると思ったら、第六中大将の小草愛梨さんだった。
先輩たち相手に、一応は遅刻して来た事を謝るちひ。
あ、叱られた(笑)。
ちひがサボる理由は、「緊張すると逃げ出したくなる」からなのか。
普段の言動から、もっと傲慢な理由だと思っていたので、ちょっと意外。
先輩にもツッコまれているが、やる気も自信もあるのに逃げ出したくなるというのは面白い。
でも、まぁ、その気持ちも分からなくもないかな?
或る種の自信家にとって、ただの勝負は勝って得るものなく、負けたら自己否定だからね。
主観的効用のリスクとリターンが釣り合っていないのだから、ドロップするのが正しい。
いや、ちひがそれと同種かどうかは知らんけど。
場面は変わって、湯町中。
うみゃ~。
幸せそうにポップコーンを食べる李緒ちゃん可愛い。
先鋒に抜擢されたポプ麻先輩は、他校のエース相手に2着と健闘。
次鋒の閑無ちゃんは、危なげなくトップ。
続く中堅、杏果さんは惜しくも2着止まりとなった。
どうやら、東ラスでダントツに立ったものの、オーラスまでにまくられてしまったらしい。
坂根先生によれば、対戦相手―――福浦中の土江さんが強い選手だったそうだ。
惜敗を悔しがる杏果さん可愛い。
そんな杏果さんに、トップの閑無ちゃんは上から目線(笑)。
杏果さん、県大会決勝では活躍したものの、やっぱり地力では慕たち3人に一枚落ちるのかな?
土江選手に当然個人戦にも出て来ると誤解されるくらいだから、杏果さんも大したものなのだが。
副将戦ははやりん、大将戦は慕がそれぞれトップを取り、湯町中は決勝進出を決めた。
なお、慕はラスト3局全てがによる和了りだったらしい。
リチャ……(笑)。
そんな慕に、「月刊麻雀トゥデイ」の記者が声を掛けて来た。
ただし、その記者は慕ではなく、別の「島根の強い中学1年生」に興味があるらしい。
2年前のインターハイチャンピオンにして麻雀プロ、八道花音。
記者が探しているのは、その八道花音プロに勝った、当時小学6年生の女の子。
!?
どうやら、八道花音プロに3連勝したその小学生こそ、ちひこと椋千尋の様だ。
そんなエピソードがあるという事は、ちひは本当に強いのかな?
まだ、爽みたいに短期決戦に強い能力者だという可能性も否定出来ないが。
さて、慕が控え室に戻り、昼休憩。
湯町中が昼食に行くのは、何と坂根先生が手配した居酒屋。
とはいっても、流石に昼間から酒を飲む訳ではないらしい。
意外なチョイスだけど、確かに空いている昼ならミーティングには打って付けかも。
小心者の坂根先生可愛い。
冗談を言う坂根先生可愛い。
山本先輩の首を絞める坂根先生可愛い。
決勝戦のオーダーはコレ(↑)。
朝に強いポプ麻先輩を下げ、代わりに野津部長IN。
次鋒、副将は確実にトップを取り、先鋒か中堅のどちらかでもう1トップ。
野津部長には悪いけど、大将に回る前に3トップで勝ち抜けたい布陣だね。
ちひと戦うため、大将を要望した慕の意見は通らなかったけど、どっちが良かったんだろう?
ちひが本当に超エース級なら、悪いけど野津部長には捨て石になってもらうのがベター。
でも、1箇所だけ入れ替え可能というルールがあるから難しいな……。
休憩時間も終わり、いよいよ島根県大会決勝戦開始。
だが、先鋒の慕が対局室に向かっていたところ、携帯が振動した。
着信は、高橋とニワちゃんからのLINE。
二人は一足先に県大会を突破し、全国大会進出を決めたらしい。
その前に、この二人は同じ中学に進学したのか。
小学校は東京と名古屋だったというのに愛だなぁ(笑)。
ニワチョコは尊い。
ところで、ニワチョコは何処の中学校に進学したの?
県大会突破という事は東京都ではなく名古屋県?
全国大会進出を決めたニワチョコから贈られた、東京で会おうというメッセージ。
先日の心ちゃんからも伝えられたその言葉に、慕は一粒の涙を零す。
その涙を拭い、慕は対局室へ。
果たして、そこで慕と卓を囲むのは誰になるのか?
そして、今年の湯町中は全国大会に進む事が出来るのか?
次回掲載は、次の4月25日発売号。
次号予告
次号の『シノハユ』と『怜-Toki-』はセンターカラー。
更に、特製壁掛けカレンダーの付録付きだそうだ。
本編
7連続島根県代表、菰沢中学校のレギュラー陣登場。
3年、楫野結衣。
物腰から察するに、この人が菰沢中の部長かな?
1年、椋千尋。
市大会をサボったちひは、県大会も予選が終わってから登場。
前回ラストでドヤ顔かましておきながら、自分が打った訳じゃなかったのかよ(笑)。
3年、盆子原美緒と、ちひと親しい、2年、永見知子。
2年、行長柚葉。
既視感があると思ったら、第六中大将の小草愛梨さんだった。
先輩たち相手に、一応は遅刻して来た事を謝るちひ。
あ、叱られた(笑)。
ちひがサボる理由は、「緊張すると逃げ出したくなる」からなのか。
普段の言動から、もっと傲慢な理由だと思っていたので、ちょっと意外。
先輩にもツッコまれているが、やる気も自信もあるのに逃げ出したくなるというのは面白い。
でも、まぁ、その気持ちも分からなくもないかな?
或る種の自信家にとって、ただの勝負は勝って得るものなく、負けたら自己否定だからね。
主観的効用のリスクとリターンが釣り合っていないのだから、ドロップするのが正しい。
いや、ちひがそれと同種かどうかは知らんけど。
場面は変わって、湯町中。
うみゃ~。
幸せそうにポップコーンを食べる李緒ちゃん可愛い。
先鋒に抜擢されたポプ麻先輩は、他校のエース相手に2着と健闘。
次鋒の閑無ちゃんは、危なげなくトップ。
続く中堅、杏果さんは惜しくも2着止まりとなった。
どうやら、東ラスでダントツに立ったものの、オーラスまでにまくられてしまったらしい。
坂根先生によれば、対戦相手―――福浦中の土江さんが強い選手だったそうだ。
惜敗を悔しがる杏果さん可愛い。
そんな杏果さんに、トップの閑無ちゃんは上から目線(笑)。
杏果さん、県大会決勝では活躍したものの、やっぱり地力では慕たち3人に一枚落ちるのかな?
土江選手に当然個人戦にも出て来ると誤解されるくらいだから、杏果さんも大したものなのだが。
副将戦ははやりん、大将戦は慕がそれぞれトップを取り、湯町中は決勝進出を決めた。
なお、慕はラスト3局全てがによる和了りだったらしい。
リチャ……(笑)。
そんな慕に、「月刊麻雀トゥデイ」の記者が声を掛けて来た。
ただし、その記者は慕ではなく、別の「島根の強い中学1年生」に興味があるらしい。
2年前のインターハイチャンピオンにして麻雀プロ、八道花音。
記者が探しているのは、その八道花音プロに勝った、当時小学6年生の女の子。
!?
どうやら、八道花音プロに3連勝したその小学生こそ、ちひこと椋千尋の様だ。
そんなエピソードがあるという事は、ちひは本当に強いのかな?
まだ、爽みたいに短期決戦に強い能力者だという可能性も否定出来ないが。
さて、慕が控え室に戻り、昼休憩。
湯町中が昼食に行くのは、何と坂根先生が手配した居酒屋。
とはいっても、流石に昼間から酒を飲む訳ではないらしい。
意外なチョイスだけど、確かに空いている昼ならミーティングには打って付けかも。
小心者の坂根先生可愛い。
冗談を言う坂根先生可愛い。
山本先輩の首を絞める坂根先生可愛い。
決勝戦のオーダーはコレ(↑)。
朝に強いポプ麻先輩を下げ、代わりに野津部長IN。
次鋒、副将は確実にトップを取り、先鋒か中堅のどちらかでもう1トップ。
野津部長には悪いけど、大将に回る前に3トップで勝ち抜けたい布陣だね。
ちひと戦うため、大将を要望した慕の意見は通らなかったけど、どっちが良かったんだろう?
ちひが本当に超エース級なら、悪いけど野津部長には捨て石になってもらうのがベター。
でも、1箇所だけ入れ替え可能というルールがあるから難しいな……。
休憩時間も終わり、いよいよ島根県大会決勝戦開始。
だが、先鋒の慕が対局室に向かっていたところ、携帯が振動した。
着信は、高橋とニワちゃんからのLINE。
二人は一足先に県大会を突破し、全国大会進出を決めたらしい。
その前に、この二人は同じ中学に進学したのか。
小学校は東京と名古屋だったというのに愛だなぁ(笑)。
ニワチョコは尊い。
ところで、ニワチョコは何処の中学校に進学したの?
県大会突破という事は東京都ではなく名古屋県?
全国大会進出を決めたニワチョコから贈られた、東京で会おうというメッセージ。
先日の心ちゃんからも伝えられたその言葉に、慕は一粒の涙を零す。
その涙を拭い、慕は対局室へ。
果たして、そこで慕と卓を囲むのは誰になるのか?
そして、今年の湯町中は全国大会に進む事が出来るのか?
次回掲載は、次の4月25日発売号。
次号予告
次号の『シノハユ』と『怜-Toki-』はセンターカラー。
更に、特製壁掛けカレンダーの付録付きだそうだ。
ちひちゃんがプロに勝ったと言われても
早熟なんだなーという印象しかない……。
間違ってないな