週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2011年01号 感想

全体

　ジャンプも今週から新年号。
　ああ、目次が読み辛い……。



バクマン。

　気のせいか、絵が少し荒れている様な？

　それはそうと、エイジの作品『LOVE力 A TO Z』に、何となく聞き覚えが。
　え～と、『オレ通 A to Z』だっけ？　ウチの本棚にあったかな？



黒子のバスケ

　木吉の才能については、ちゃんと日向がツッコんでくれたか。
　まぁ、前にも書いた通り、日向の３Ｐ成功率も、決して「凡人」の域じゃ無いと思うケド。

　それと、「全裸で告る」って、日向が言い出した事だったのね。
　でも、これって、ちょっとズルいよな。日向が好きな相手って、カントクだと分かり切ってるじゃん。


　ところで、カントクに「全員一丸のバスケ」を教えたのは誰だったんだろう？
　第45Qの時点では、木吉の事かと思っていたけど、今回の内容を見る限りでは違う様な？



こち亀

　僕の読みたい本を見抜いてくれる人は、是非知り合いになりたいなぁ。
　ところで、「ソムリエ美容師」って何？　カリスマ美容師じゃないの？
　ブックソムリエ＋美容師＝ソムリエ美容師なのだろうか？



いぬまるだしっ

　別人かよっ！



めだかボックス

　書記戦は、くじ姉の快勝で幕を閉じた。
　残ったのは、試合前に球磨川がした、飛沫が負けたら箱庭学園から手を引くという約束だが……、

『不安かい めだかちゃん？』
『僕が約束を守るか破るかわからなくて』
『僕は ぜんっぜん不安じゃないぜ』
『むしろ最高に楽しいよ』



『約束を守る』　『約束を破る』
『僕は今 どちらでも好きな方を選べるんだから』
『約束は破るためにあるとか言ってる連中ワルモノには』
『考えられない自由度だ』

　うわぁ…。
　物の見事に、約束の意味がねぇ。
　相変わらず、球磨川の過負荷マイナス振りは素晴らしいな。


　結局、球磨川は『約束を守る』方を選択。
　そして、マイナス十三組は、箱庭学園から撤退すると宣言した。

　この展開に、めだかたちは皆「よかった」と胸を撫で下ろすが、



「よかったの？
　やな奴追い出して めでたし？」

　安堵した空気の中で一人、古賀ちゃんだけは、疑問の声を発した。



「敵も味方も大切にしたいって言ってたじゃん
　みんなを幸せにするって言ってたじゃん
　過負荷は みんなには入らないの？
　球磨川だけは例外なの？」


　成程ね。
　ここで、この話を持って来たか。
　確かに、中学時代の因縁があるとはいえ、めだかが球磨川に向ける敵意はらしくなかったし。

　そして、球磨川の真の狙いも、めだかの志を壊し、一般生徒いっぱんじんにする事にあったらしい。
　相手を喜ばせておいて、実は堕落させるのが目的だなんて、悪魔的発想だなぁ。

　古賀ちゃんから生徒会長の在り方を教えられためだかは、球磨川を改心させ、幸せにすると決意。
　言い換えれば、ここに来て、遂に球磨川に「勝つ」方法が提示された事になる。
　このままじゃ、生徒会戦挙に勝利したところで、根本的解決にはならなかったもんなぁ。


　それに伴い、くじらも書記戦の勝ちを捨て、球磨川の「約束」自体を無かった事にしてしまった。



　珍しく球磨川は不満そうにしてたけど、マイナス十三組にとってはラッキーな１勝だよな。
　結局のところ、書記戦はどう転んでも、マイナス十三組が得する展開だったって事か。
　これ、会計戦以降も、球磨川が『負けたら学園を去る』と約束したら、どうするんだろう？

　なお、会計戦は、江迎さんと人吉先生が戦う様だ。
　人吉先生、何のために転入して来たのかと思っていたが、ここで戦闘要員になるためだったか。
　回想を見る限り、江迎さんは過負荷さえ制御出来れば、「幸せ」になれそうだけど。


　最後に。
　球磨川が言っていた、『いつかの副会長』って、やっぱ安心院の事？
　善吉は安心院の顔を覚えていなかったけど、めだかも「副会長」の心当たりは無さそうだったな。



ぬらりひょんの孫

　今回で京都編は終了なのか。
　正直、打ち切り最終回かと思った。

　リクオが三代目を襲名したけど、全然達成感が無いなぁ。
　そもそも、リクオが京都でした事って、何か意味があったんだろうか？
　何もしなくても、鵺が誕生して、羽衣狐がボアアアする結末は同じだった様な。