最近観たアニメの感想
(以下、色々とネタバレを含む。)
最近
最近、というか、ここ半年くらいマトモにアニメを観ていなかった。
というのも、後で観ようと思っていた夏アニメが軒並み録画失敗し、それからテンションが下がってしまったのだ。
いま思えば、今年はオリンピックがあったから、それで放送時間がズレたのだろう。
オリンピックなんて、結果をニュースで読むくらいしかしないから、うっかりしてたじぇ。
バーナード嬢曰く。 : ☆☆☆☆ (現在第3話まで視聴)
施川ユウキ原作の「名著礼賛ギャグ」アニメ。
読書家の薀蓄は、たとえ知っている話であっても、聞いていて楽しい。
この作品を観ていると、ライトじゃない小説が読みたくなって来る。
書物無き部屋は、魂無き肉体が如し。
有名なSF作品。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』『流れよわが涙、と警官は言った』『たったひとつの冴えたやりかた』は持っている。『虎よ、虎よ!』『愛はさだめ、さだめは死』は持っていないかも知れない。『地球の長い午後』『くらやみの速さはどれくらい』『瞬きよりも速く』は恐らく未読。
未読の作品は、今度読んでみよう。
シャーロック・ホームズ。
ホームズには疎いのだが、流石に1作目の『緋色の研究』くらいは持っている。
正直、読了直後の感想としてはイマイチだった。
犯人は前半で捕まってしまい、後半は延々とソイツの過去話ってどうなん?
ネウロじゃないけど、犯行の動機なんて基本どーでもいい。
どうでも良いといえば、実際に読むまで、タイトルを『秘色の研究』だと誤解していた。
一応 → ■■■■■緋色■■■■■ ■■■■■秘色■■■■■
名著と並ぶ、のどっち可愛い。
和を以て貴しと為す。
銀河英雄伝説 : ☆☆☆☆ (現在第5話まで視聴)
遥か未来、銀河帝国と自由惑星同盟との宇宙戦争を描くスペースオペラ。
有名な作品だが、観るのはこれが初めて。
予備知識としては、「常勝の天才」と「不敗の魔術師」が戦うという事くらい。
後者のヤン・ウェンリーが主人公で、前者のラインハルトがライバルかと思ったら、W主人公なんだね。
序盤から多くのキャラクターが登場し、壮大な物語を予感させる。
名作と名高いだけに、これは期待出来そう。
ただ、第1話の戦闘はどうなんだろ?(笑)
兵力は、銀河帝国2万艦、自由惑星同盟4万艦。
なのに、包囲作戦を取って各個撃破される自由惑星同盟は、間抜け過ぎるだろ。
真っ直ぐ進軍して来た敵の背後を突けないのなら、包囲網になってねーよ。
他の2艦隊は、何光年離れた場所に陣取っていたんだよ?
第4話でラインハルトの功績を認めない軍人が「敵が無能過ぎただけ」と言っていたけど、僕もそうとしか思えん。
それに、自由惑星同盟第4艦隊も第4艦隊で、もうちょっと善戦しようよ。
いや、ランチェスターの第二法則だっけ?
1万3千艦からの攻撃を2万艦で受ければ良い銀河帝国に対して、自由惑星同盟は2万艦からの攻撃を1万3千艦で受けなければいけないから、戦力は兵力の2乗に比例するというのは分かるよ。
それでも、1万3千艦が全滅するまでに、銀河帝国に5千以上の損害(=13000×1.69/4)は与えられるだろ。
そうすれば、次の第6艦隊だって、1万3千強vs1万5千弱で互角に近い戦闘が出来たのに……。
まぁ、無能な上司の下で苦労する主人公を描きたかったのは分かるけど、ちょっとやり過ぎた感が(笑)。
それと、恐らくは歴史上の戦争を参考にしているんだろうけど、やっぱりそれをそのまま宇宙戦争に当て嵌めようとするとちょっと不自然な点が出て来るよね。例えば、宇宙空間なのに陣形が妙に平面的だとか(笑)。
でも、銀河帝国、自由惑星同盟、そして、フェザーン自治領で使っているレーダーが各々異なるのは好き。
細かいところだけど、こういう拘泥りは良いね。
(以下、色々とネタバレを含む。)
最近
最近、というか、ここ半年くらいマトモにアニメを観ていなかった。
というのも、後で観ようと思っていた夏アニメが軒並み録画失敗し、それからテンションが下がってしまったのだ。
いま思えば、今年はオリンピックがあったから、それで放送時間がズレたのだろう。
オリンピックなんて、結果をニュースで読むくらいしかしないから、うっかりしてたじぇ。
バーナード嬢曰く。 : ☆☆☆☆ (現在第3話まで視聴)
施川ユウキ原作の「名著礼賛ギャグ」アニメ。
読書家の薀蓄は、たとえ知っている話であっても、聞いていて楽しい。
この作品を観ていると、ライトじゃない小説が読みたくなって来る。
書物無き部屋は、魂無き肉体が如し。
有名なSF作品。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』『流れよわが涙、と警官は言った』『たったひとつの冴えたやりかた』は持っている。『虎よ、虎よ!』『愛はさだめ、さだめは死』は持っていないかも知れない。『地球の長い午後』『くらやみの速さはどれくらい』『瞬きよりも速く』は恐らく未読。
未読の作品は、今度読んでみよう。
シャーロック・ホームズ。
ホームズには疎いのだが、流石に1作目の『緋色の研究』くらいは持っている。
正直、読了直後の感想としてはイマイチだった。
犯人は前半で捕まってしまい、後半は延々とソイツの過去話ってどうなん?
ネウロじゃないけど、犯行の動機なんて基本どーでもいい。
どうでも良いといえば、実際に読むまで、タイトルを『秘色の研究』だと誤解していた。
一応 → ■■■■■緋色■■■■■ ■■■■■秘色■■■■■
名著と並ぶ、のどっち可愛い。
和を以て貴しと為す。
銀河英雄伝説 : ☆☆☆☆ (現在第5話まで視聴)
遥か未来、銀河帝国と自由惑星同盟との宇宙戦争を描くスペースオペラ。
有名な作品だが、観るのはこれが初めて。
予備知識としては、「常勝の天才」と「不敗の魔術師」が戦うという事くらい。
後者のヤン・ウェンリーが主人公で、前者のラインハルトがライバルかと思ったら、W主人公なんだね。
序盤から多くのキャラクターが登場し、壮大な物語を予感させる。
名作と名高いだけに、これは期待出来そう。
ただ、第1話の戦闘はどうなんだろ?(笑)
兵力は、銀河帝国2万艦、自由惑星同盟4万艦。
なのに、包囲作戦を取って各個撃破される自由惑星同盟は、間抜け過ぎるだろ。
真っ直ぐ進軍して来た敵の背後を突けないのなら、包囲網になってねーよ。
他の2艦隊は、何光年離れた場所に陣取っていたんだよ?
第4話でラインハルトの功績を認めない軍人が「敵が無能過ぎただけ」と言っていたけど、僕もそうとしか思えん。
それに、自由惑星同盟第4艦隊も第4艦隊で、もうちょっと善戦しようよ。
いや、ランチェスターの第二法則だっけ?
1万3千艦からの攻撃を2万艦で受ければ良い銀河帝国に対して、自由惑星同盟は2万艦からの攻撃を1万3千艦で受けなければいけないから、戦力は兵力の2乗に比例するというのは分かるよ。
それでも、1万3千艦が全滅するまでに、銀河帝国に5千以上の損害(=13000×1.69/4)は与えられるだろ。
そうすれば、次の第6艦隊だって、1万3千強vs1万5千弱で互角に近い戦闘が出来たのに……。
まぁ、無能な上司の下で苦労する主人公を描きたかったのは分かるけど、ちょっとやり過ぎた感が(笑)。
それと、恐らくは歴史上の戦争を参考にしているんだろうけど、やっぱりそれをそのまま宇宙戦争に当て嵌めようとするとちょっと不自然な点が出て来るよね。例えば、宇宙空間なのに陣形が妙に平面的だとか(笑)。
でも、銀河帝国、自由惑星同盟、そして、フェザーン自治領で使っているレーダーが各々異なるのは好き。
細かいところだけど、こういう拘泥りは良いね。
だけどレーダーやらコンピューターがあったりする世界にそのまま持ってきているので、ただひたすら間抜けな事になってしまうんです。
解説ありがとうございます。
それでは、その辺には目を瞑って楽しむ事にします。
>先制攻撃
レーダーがあるのに正面の敵に先制攻撃を許す第4艦隊……。
そして帝国軍は第4艦隊が司令官を失って組織的な反攻が見られなくなったら掃討戦を放棄して次に向かったので全滅するまでは戦ってないです(つうか普通全滅するまで戦わないです)
ほとんどの戦闘は有能が無能を叩きのめす展開で、何百年にわたって無数に発生した現実の戦争の歴史の中でも、計算式から外れるような特異な戦いのみを抽出していると言っても過言ではないです。
まあそれはそれとして、初めて見るのなら面白いと思いますよ。