週刊少年サンデー 2014年36・37号 感想
戦争劇場
新連載。
よくある「脳内の天使と悪魔」が派手にバトルする話。

「そういうことね…」とは思ったけど、これを連載して面白くなるんだろうか?
僕には、既に「悪魔が勝つ」パターンくらいしか、残っているネタがない気がするんだけど。
あと、「天使」という設定なのに、羽も輪も無いというのは、個人的に許せん。
『EとT。』を見習え。
史上最強の弟子ケンイチ

……遂にスタンド出しやがった。
美雲はさておき、拳聖が思ったより強かったなぁ。
時間制限のある静動轟一状態とはいえ、ラフマンとアーガードを圧倒するとは。
連載初期は、最終話辺りで兼一に説教されながらやられる役だと思ってたじぇ。
洋菓子店ギャラクシー
若木民喜の読み切り。

潰れ掛けた洋菓子店の女の子と、地球侵略に来た宇宙人が一緒にケーキを作る話。

祖父が残したレシピを宇宙人が科学的に分析し、形にしていくところは面白かった。
個人的には結構好き。
ケンガンアシュラ VS ストリートファイター

……ナニコレ?
調べてみたら、『ケンガンアシュラ』というのは、『裏サンデー』連載中の漫画なのか。
最近出た格ゲーかと思った。
それで思い出したけど、『ハイスコアガール』が著作権侵害でSNKに訴えられたらしいね。
格ゲーをテーマにした作品なのに、無許可だったと聞いた時はちょっと驚いた。
調べてみたら、カプコン他数社の許可は取っていたそうだけど……。
閑話休題。
一応読んではみたけど、リュウがイメージと違い過ぎて違和感が拭えない。
その根底に中平正彦の作品があるのは認めるけど、試合序盤から目を血走らせてラッシュとか……。

あと、豪鬼は「拳を極めし者」じゃなくて、「拳を極めし者」だよね。
まぁ、一部例外はあるけどさ。
姉ログ
そう妄想してなお、汗を飲ませるとは……。
マギ
ソロモンがいなくなってから、アルマトランはシバの独裁状態になっていた様だ。

アルバの諫言を「黙りなさい これは命令です」と一蹴するシバ。
え~と、「平等」ってどういう意味だっけ?
シバが悪いとは言わないけど、潔癖なソロモン信者過ぎてトップに立てるタイプじゃないよね。
仮に、シバが意固地になるよう、アルバが誘導している部分があったとしても。
こんな状態の中で、

以前のこのシーンへと繋がるのか。
この病んでいる「マギ」が、ソロモン最大の忠臣だというのはすばらなミスリードだった。
たださ、

アラジンにこんな説明をさせておいて、

種族ごとに、それぞれ自治体を築きましたというオチは何なの?
別の自治体で暮らすんじゃ、全然「一つ」になっていないと思うんだけど。
これまでの話だと「一つ」にしたのはダビデで、ソロモンがしたのはその体制の崩壊じゃん。
それに、いま思い出したけど、「原始竜」と「赤獅子」がいない時点で「一つ」じゃない様な。
そもそも、人間を含めた知的生命体は、土地と食料が不足したから争わざるを得なかったんでしょ?
その根本的問題に全く触れず、自治体を築いて解決したみたいに言われてもスッキリしない。
大体、アルマトランには何万という種族がいるハズなんだから、金属器すら足りなくない?
その数を百未満まで減らしたというなら、その時は異種族間の争いは必要悪だったという話になるし。
あと、複数の自治体が手を組んだら、いとも簡単に崩壊するよね、この「平等に力を持つ体制」。
結局のところ、アラジンはアリババたちにこれを見せて、何を言いたいんだろう?
僕には、「アルマトラン」の歴史の中で、一番「平和」だったのはダビデの治世にも見えるんだけど。
閑話休題。
現実から目を背けたシバの思いとは裏腹に、アルバたちは反乱の準備を進めていた。

こうして生まれたのが「八芒星の共同体」か。
こうやって、「アル・サーメン」を単純な「悪」とせず、同意出来る部分もある様にしているのは良いよね。
ところで、「堕転」システムは、この「アルマトラン」時代にもあったのだろうか?
戦いの中、シバはアルバとの一騎討ちに敗れ、斃れる事となる。

シバに「どうして」と問われて返した、アルバの「そんなの決まっている。」はどういう意味なんだろうね?

最期にシバに向けた表情を見ると、とても私怨がない様には思えないケド。
それでいて、シバを「ソロモンの被害者」扱いし、「遺志を継ぐ」なんて言えるところが素敵。
斯くして、シバは死に絶え、お腹の中にいた子はウーゴくんへと託された。
ルフとなったシバが言い遺した、その子の名前は「アラジン」。
アルバやイスナーンたちが裏切って、すぐ世界が滅びた訳ではないんだね。
そして、こうなると、新世界を創ったのはソロモンではなく、ウーゴくんなのかなぁ?
何もないけど空は青い

意外にも、玲菜が一番カエルを食べる事に積極的なのか。
逆に、カエル捕りの話になった途端、陰に隠れる風斗はちょっと可愛いと思ってしまった。
僕もカエルを食べた事はあるし、食べる事にも抵抗ないけど、手で捕まえるのだけは遠慮したい。
色々あって、何故か華羅がカエル捕りに付き合う事に。
今回の華羅は、しきりに「殺す」だの「貴様」だの言ってたな。
氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情

へぇ~、常盤木って、頭良かったんだ。
悪くはないだろうと思ってたけど、ここまで良いとは思わなかった。
また、咲夏が同学年なのは、カナダの高校が9月入学だったからだという事が判明した。
年齢的には常盤木の1つ上で、ずっと日本にいれば高校3年生だったらしい。
ラヴロワ監督が、謝罪のために花籠を訪れた。

姫のラヴロワ監督への態度は分かりやすくて良いね。
激おこアルカイックスマイル。

ちなみに、昨日の姫は抹茶パフェを2個食べたそうだ。
2個……。

さて、実はラヴロワ監督は、桜花、姫、咲夏と一緒に写真を撮る間柄だった事が判明。
姫にとっては、単なる桜花の仇じゃなかったのか。
また、ラヴロワ監督と会った事で、咲夏が花籠のコーチを引き受け、次回に続く。
サイケまたしても
シリーズ連載最終回。
まぁ、助けたお礼に貰ったキーホルダーのおかげで、九死に一生を得るという展開は悪くなかった。
これで、命を捨てるのに説得力があり、3話くらいでまとめていればもう少し評価したところだけど。
ただ、

このラストで次から能力バトル始めるの?
え、ここ笑うトコ?
それとも嘲笑うトコ?
クロノ・モノクローム
「他人を意識することが思考の要」か。成程ね。
黒六は、人と向き合えなくなるだけでなく、それも出来なくなってたのね。
戦争劇場
新連載。
よくある「脳内の天使と悪魔」が派手にバトルする話。

「そういうことね…」とは思ったけど、これを連載して面白くなるんだろうか?
僕には、既に「悪魔が勝つ」パターンくらいしか、残っているネタがない気がするんだけど。
あと、「天使」という設定なのに、羽も輪も無いというのは、個人的に許せん。
『EとT。』を見習え。
史上最強の弟子ケンイチ

……遂にスタンド出しやがった。
美雲はさておき、拳聖が思ったより強かったなぁ。
時間制限のある静動轟一状態とはいえ、ラフマンとアーガードを圧倒するとは。
連載初期は、最終話辺りで兼一に説教されながらやられる役だと思ってたじぇ。
洋菓子店ギャラクシー
若木民喜の読み切り。

潰れ掛けた洋菓子店の女の子と、地球侵略に来た宇宙人が一緒にケーキを作る話。

祖父が残したレシピを宇宙人が科学的に分析し、形にしていくところは面白かった。
個人的には結構好き。
ケンガンアシュラ VS ストリートファイター

……ナニコレ?
調べてみたら、『ケンガンアシュラ』というのは、『裏サンデー』連載中の漫画なのか。
最近出た格ゲーかと思った。
それで思い出したけど、『ハイスコアガール』が著作権侵害でSNKに訴えられたらしいね。
格ゲーをテーマにした作品なのに、無許可だったと聞いた時はちょっと驚いた。
調べてみたら、カプコン他数社の許可は取っていたそうだけど……。
閑話休題。
一応読んではみたけど、リュウがイメージと違い過ぎて違和感が拭えない。
その根底に中平正彦の作品があるのは認めるけど、試合序盤から目を血走らせてラッシュとか……。

あと、豪鬼は「拳を極めし者」じゃなくて、「拳を極めし者」だよね。
まぁ、一部例外はあるけどさ。
姉ログ
そう妄想してなお、汗を飲ませるとは……。
マギ
ソロモンがいなくなってから、アルマトランはシバの独裁状態になっていた様だ。

アルバの諫言を「黙りなさい これは命令です」と一蹴するシバ。
え~と、「平等」ってどういう意味だっけ?
シバが悪いとは言わないけど、潔癖なソロモン信者過ぎてトップに立てるタイプじゃないよね。
仮に、シバが意固地になるよう、アルバが誘導している部分があったとしても。
こんな状態の中で、

以前のこのシーンへと繋がるのか。
この病んでいる「マギ」が、ソロモン最大の忠臣だというのはすばらなミスリードだった。
たださ、

アラジンにこんな説明をさせておいて、

種族ごとに、それぞれ自治体を築きましたというオチは何なの?
別の自治体で暮らすんじゃ、全然「一つ」になっていないと思うんだけど。
これまでの話だと「一つ」にしたのはダビデで、ソロモンがしたのはその体制の崩壊じゃん。
それに、いま思い出したけど、「原始竜」と「赤獅子」がいない時点で「一つ」じゃない様な。
そもそも、人間を含めた知的生命体は、土地と食料が不足したから争わざるを得なかったんでしょ?
その根本的問題に全く触れず、自治体を築いて解決したみたいに言われてもスッキリしない。
大体、アルマトランには何万という種族がいるハズなんだから、金属器すら足りなくない?
その数を百未満まで減らしたというなら、その時は異種族間の争いは必要悪だったという話になるし。
あと、複数の自治体が手を組んだら、いとも簡単に崩壊するよね、この「平等に力を持つ体制」。
結局のところ、アラジンはアリババたちにこれを見せて、何を言いたいんだろう?
僕には、「アルマトラン」の歴史の中で、一番「平和」だったのはダビデの治世にも見えるんだけど。
閑話休題。
現実から目を背けたシバの思いとは裏腹に、アルバたちは反乱の準備を進めていた。

こうして生まれたのが「八芒星の共同体」か。
こうやって、「アル・サーメン」を単純な「悪」とせず、同意出来る部分もある様にしているのは良いよね。
ところで、「堕転」システムは、この「アルマトラン」時代にもあったのだろうか?
戦いの中、シバはアルバとの一騎討ちに敗れ、斃れる事となる。

シバに「どうして」と問われて返した、アルバの「そんなの決まっている。」はどういう意味なんだろうね?

最期にシバに向けた表情を見ると、とても私怨がない様には思えないケド。
それでいて、シバを「ソロモンの被害者」扱いし、「遺志を継ぐ」なんて言えるところが素敵。
斯くして、シバは死に絶え、お腹の中にいた子はウーゴくんへと託された。
ルフとなったシバが言い遺した、その子の名前は「アラジン」。
アルバやイスナーンたちが裏切って、すぐ世界が滅びた訳ではないんだね。
そして、こうなると、新世界を創ったのはソロモンではなく、ウーゴくんなのかなぁ?
何もないけど空は青い

意外にも、玲菜が一番カエルを食べる事に積極的なのか。
逆に、カエル捕りの話になった途端、陰に隠れる風斗はちょっと可愛いと思ってしまった。
僕もカエルを食べた事はあるし、食べる事にも抵抗ないけど、手で捕まえるのだけは遠慮したい。
色々あって、何故か華羅がカエル捕りに付き合う事に。
今回の華羅は、しきりに「殺す」だの「貴様」だの言ってたな。
氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情

へぇ~、常盤木って、頭良かったんだ。
悪くはないだろうと思ってたけど、ここまで良いとは思わなかった。
また、咲夏が同学年なのは、カナダの高校が9月入学だったからだという事が判明した。
年齢的には常盤木の1つ上で、ずっと日本にいれば高校3年生だったらしい。
ラヴロワ監督が、謝罪のために花籠を訪れた。

姫のラヴロワ監督への態度は分かりやすくて良いね。
激おこアルカイックスマイル。

ちなみに、昨日の姫は抹茶パフェを2個食べたそうだ。
2個……。

さて、実はラヴロワ監督は、桜花、姫、咲夏と一緒に写真を撮る間柄だった事が判明。
姫にとっては、単なる桜花の仇じゃなかったのか。
また、ラヴロワ監督と会った事で、咲夏が花籠のコーチを引き受け、次回に続く。
サイケまたしても
シリーズ連載最終回。
まぁ、助けたお礼に貰ったキーホルダーのおかげで、九死に一生を得るという展開は悪くなかった。
これで、命を捨てるのに説得力があり、3話くらいでまとめていればもう少し評価したところだけど。
ただ、

このラストで次から能力バトル始めるの?
え、ここ笑うトコ?
それとも嘲笑うトコ?
クロノ・モノクローム
「他人を意識することが思考の要」か。成程ね。
黒六は、人と向き合えなくなるだけでなく、それも出来なくなってたのね。
この作者が全うなループものを描くとは思っていな
かったから、個人的にはあまり抵抗なかったんだが
めっちゃ面白いから単行本1巻から読むことを
お勧めする。
同じ作者の『今日から俺は!!』での伊藤の母の、
息子に教育の一環として、豚のをさせようとする話を思い出してました。
管理人は批判ばっかりしてないでたまには人の薦めるものも読んでみなさいね。
読み切りでは「倒すためじゃなく勝つための力」って言ってるけど
本来のリュウはその逆で勝ちたいんじゃなく倒したいんだとよく言ってる
多分殺意の波動に目覚めかけてるリュウだと思うこのリュウは
逆かと思ってたけどそのままのこと言ってたわ
「ソロモン王の治世になって全種族は平等になった」ことが(如何にしてそうなったかより)強調されてたり、戦闘がどのような強さかと結果が目に付きやすいターン制だったり、と(好かれ悪しかれ)伝記っぽい作風と言えるんじゃないかな
このあと炎にいは矛盾が見えるところを突っ込んでくれるかもしれないし。
少年誌的な制約という意味ではアリババ君がどう受け止めるかが気がかり。