第51話 剛敵
本編
県決勝副将戦終了。
総合得点は、菰沢中:187400点、湯町中:175000点、姫原中:62500点、比礼振中:55100点。
姫原中と比礼振中はトップの菰沢中と12万点以上の差が付き、正直言って絶望的。
本編県予選では、大将前半戦終了時に衣と池田に104700点の差が付いたが、今回はそれ以上。
おまけに30000点持ちなので、他3校をほぼ0点にした上で大物手を和了らねばならない。
一方、湯町中と菰沢中は12400点差。
満直で容易に返る差だが、ちひはもとより菰沢中監督も余裕の態度を崩さない。
そんな菰沢中監督は全国大会を見据え、ちひに手の内を温存するよう指示を出す。
第44話では「全力でいけ」と言っていたのに、ここで方針転換?
それとも、ちひなら手の内を温存してなお、東3局までに終わらせられるという事だろうか?
県決勝大将戦。
卓を囲む面子はこの4人。
湯町中2年、野津雫。
姫原中2年、加本沙奈。
比礼振中3年、川神風花。
菰沢中1年、椋千尋。
なお、各校の大将はちひを除いて高身長。
調べてみたら、中3女子の平均身長は157cm位だそうだ。
それはそうと、他校生と話す時のちひは、どうしてそんな老成した喋り方なん?(笑)
家ではおばあちゃん子だったりするのだろうかと妄想してみたり。
東1局 親:椋千尋 ドラ:
席順は起家から、ちひ、川神さん、野津部長、沙奈となった。
注目の集まる中、起家のちひは早速和了ってみせる。
だが、開いた手は一見平凡な喰いタン、1500点のみ。
対局者の野津部長も観戦者の閑無ちゃんも、「普通」の和了りに拍子抜けした様子。
ただ、早々にを切り、三色を見切り、門前も捨て、敢えて安く仕上げた様にも見える。
とはいえ、親なので手役に固執せずに聴牌を入れるのは現代的でデジタルではあるが。
東1局1本場も、ちひがのみ手をツモ和了り。
ツモ
ツモのみで、500オールの1本場は600オール。
手変わりはツモくらいしかないのに、親でこの手をダマか。
東1局2本場は、ちひが沙奈からまたのみ手を出和了り。
雀頭が、ロン牌が、一副露しているみたいだから役牌のみだろうか?
ともあれ、1500の2本場は2100点。
東1局3本場 親:椋千尋 ドラ:不明
ツモ
和了ったのは、またしてもちひ。
そして、またしてものみ手。
ツモのみ500オールの3本場は800オール。
そして、今局のちひの和了りには明らかに不自然な点があった。
坂根先生によれば、ちひは2巡前に両面を捨て、単騎に受けたのだとか。
ギャラリーがその理由を推察するが、真相は不明。
東1局4本場 親:椋千尋 ドラ:不明
ツモ ポン
ちひはこの局もこの手から、
待ちの三面張を捨て、の嵌張単騎でロン和了り。
和了り形はまたしてものみ手。
喰いタンのみ、1500点の4本場は2700点。
そして、ちひはこう口にする。
「じゃ そろそろ麻雀しよっか」
ちひ、ヤベー!!
しかも、ここまで圧倒的なのに、ちひにとってはこれからが本番?
能力の詳細も分からないなぁ。
まず、巡目や賽の目とは連動していない。
前局の数牌の総和÷9の余り+1かと思ったけど、4本場で否定された。
一応、和了牌が必ず前局の手牌にもあるというのは一致している。
ただ、3本場はもも手牌にあるので根拠としては弱い。
和了牌の種類が、索子→筒子→萬子→索子→筒子とローテーションしているから、それかなぁ?
現在、ちひの持ち点は40500点。
野津部長はちひに12400点差付けるどころか、逆に10000点以上の差を付けられてしまった。
果たして、ここから湯町中逆転の芽はあるのだろうか?
次回掲載は、次の12月25日発売号。
次号予告
次号は、小林立描き下ろしの『シノハユ』&『怜-Toki-』が表紙。
更に、付録として『シノハユ』&『怜-Toki-』のビッグポスター付きだそうだ。
本編
県決勝副将戦終了。
総合得点は、菰沢中:187400点、湯町中:175000点、姫原中:62500点、比礼振中:55100点。
姫原中と比礼振中はトップの菰沢中と12万点以上の差が付き、正直言って絶望的。
本編県予選では、大将前半戦終了時に衣と池田に104700点の差が付いたが、今回はそれ以上。
おまけに30000点持ちなので、他3校をほぼ0点にした上で大物手を和了らねばならない。
一方、湯町中と菰沢中は12400点差。
満直で容易に返る差だが、ちひはもとより菰沢中監督も余裕の態度を崩さない。
そんな菰沢中監督は全国大会を見据え、ちひに手の内を温存するよう指示を出す。
第44話では「全力でいけ」と言っていたのに、ここで方針転換?
それとも、ちひなら手の内を温存してなお、東3局までに終わらせられるという事だろうか?
県決勝大将戦。
卓を囲む面子はこの4人。
湯町中2年、野津雫。
姫原中2年、加本沙奈。
比礼振中3年、川神風花。
菰沢中1年、椋千尋。
なお、各校の大将はちひを除いて高身長。
調べてみたら、中3女子の平均身長は157cm位だそうだ。
それはそうと、他校生と話す時のちひは、どうしてそんな老成した喋り方なん?(笑)
家ではおばあちゃん子だったりするのだろうかと妄想してみたり。
東1局 親:椋千尋 ドラ:
席順は起家から、ちひ、川神さん、野津部長、沙奈となった。
注目の集まる中、起家のちひは早速和了ってみせる。
だが、開いた手は一見平凡な喰いタン、1500点のみ。
対局者の野津部長も観戦者の閑無ちゃんも、「普通」の和了りに拍子抜けした様子。
ただ、早々にを切り、三色を見切り、門前も捨て、敢えて安く仕上げた様にも見える。
とはいえ、親なので手役に固執せずに聴牌を入れるのは現代的でデジタルではあるが。
東1局1本場も、ちひがのみ手をツモ和了り。
ツモ
ツモのみで、500オールの1本場は600オール。
手変わりはツモくらいしかないのに、親でこの手をダマか。
東1局2本場は、ちひが沙奈からまたのみ手を出和了り。
雀頭が、ロン牌が、一副露しているみたいだから役牌のみだろうか?
ともあれ、1500の2本場は2100点。
東1局3本場 親:椋千尋 ドラ:不明
ツモ
和了ったのは、またしてもちひ。
そして、またしてものみ手。
ツモのみ500オールの3本場は800オール。
そして、今局のちひの和了りには明らかに不自然な点があった。
坂根先生によれば、ちひは2巡前に両面を捨て、単騎に受けたのだとか。
ギャラリーがその理由を推察するが、真相は不明。
東1局4本場 親:椋千尋 ドラ:不明
ツモ ポン
ちひはこの局もこの手から、
待ちの三面張を捨て、の嵌張単騎でロン和了り。
和了り形はまたしてものみ手。
喰いタンのみ、1500点の4本場は2700点。
そして、ちひはこう口にする。
「じゃ そろそろ麻雀しよっか」
ちひ、ヤベー!!
しかも、ここまで圧倒的なのに、ちひにとってはこれからが本番?
能力の詳細も分からないなぁ。
まず、巡目や賽の目とは連動していない。
前局の数牌の総和÷9の余り+1かと思ったけど、4本場で否定された。
一応、和了牌が必ず前局の手牌にもあるというのは一致している。
ただ、3本場はもも手牌にあるので根拠としては弱い。
和了牌の種類が、索子→筒子→萬子→索子→筒子とローテーションしているから、それかなぁ?
現在、ちひの持ち点は40500点。
野津部長はちひに12400点差付けるどころか、逆に10000点以上の差を付けられてしまった。
果たして、ここから湯町中逆転の芽はあるのだろうか?
次回掲載は、次の12月25日発売号。
次号予告
次号は、小林立描き下ろしの『シノハユ』&『怜-Toki-』が表紙。
更に、付録として『シノハユ』&『怜-Toki-』のビッグポスター付きだそうだ。
それだと怜と被るし
そんなオカルトありえませんでインターミドル優勝したのどっちすごいな!
来月特典だと・・・これは買わねば・・・!!(使命感
照の打点上昇とは対照的に、連続和了中は最初の和了りと同じ素点でしか和了れない制約(つまり最初に安手和了るのは舐めプ)とかかも
杏果と係長みたく同タイプの能力もあるし、怜と同じ千里山へ行くあたり案外間違ってないかも
それとも都会の名門に引き抜かれるのだろうか
8巻表紙で千里山行きが確定してる
1. ゆずは島根に残り粕淵へ
2. ゆずが再び別の土地へ
3. ちひは一年前に千里山へ行ったゆずを追って…(ニワチョコパターン)
個人的には3を希望