賭博堕天録カイジ 和也編 感想

賭博堕天録カイジ 和也編　第16話　人質


　「救出」ゲーム、ルール説明。


　まず、抽選で、１人の「救出者」と２人の「人質」を決める。
　救出者に選ばれた者は、ヘルメットのランプが点灯するが、自分で確認する事は出来ない。

　60秒以内に救出者が「人質解放」ボタンを押せばクリアー。賭け金が２倍になる。
　救出に失敗した場合、人質のヘルメットは徐々に圧縮されていき、約１分弱で死ぬ。



　ただし、スタートから30秒以内に人質解放ボタンを押すと、失格となってしまう。
　この場合、人質は助かるが、それまでに積み上げた金は没収され、ゲーム終了。

　ゲームは16回行われ、16回連続でクリアー出来れば１億円が進呈される。


　現時点での疑問点は、途中でゲームを降り、勝ちを確定させても良いのか？　人質が死んだ場合、生き残った救出者は金を貰えるのか？　人質が自分のベルトを解除してしまった場合、どのような扱いになるのか？　といったところか。


　１回目は、最上段の光山が救出者になったため、難なくクリアーした。
　ただ、２段目、３段目の者が救出者だった場合は、和也が言うほど簡単なゲームでもない気がする。


　ゲーム挑戦者たちは、何処までの行動が許されているんだろう？
　普通に考えれば、後ろを振り向いたり、前に座っている人間を蹴ったりするのは反則だろう。
　だが、一番前の者が手を挙げるなどして、後ろの者に何かを伝えるのはアリだろうか？
　アリなら、一番前の者が時間を計り、後ろの２人に指示を出すのが良さそうだけど‥‥‥。


　もっとも、友情を試すという趣旨からすると、ミスによるクリアー失敗は考えなくても良いのだろうか？
　ただ、そうすると、あまり裏切るメリットがない気もするんだよな。
　そもそも、救出者には人質を見殺しにする「裏切り」という選択肢があるけど、人質が他の２人を裏切り、大金を一人占めする事は出来るんだろうか？



　最後に、



　時計っ！？　時間‥‥？


　和也ではないが、カイジ落ち着け。

　興奮し過ぎて、日本語か脳か、或いはその両方が不自由な人になってるぞ。