週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2015年06・07号 感想


暗殺教室

　数学テスト最終問題。



　この問題文に書かれた化学用語を、



　ノイズとして無視する浅野と、



　ヒントとして利用するカルマという対比が、同時に他者に対する認識の違いを示していたのは面白かった。


　Ｅ組とＡ組の勝負はまず間違いなくＥ組の勝ちだろうけど、理事長がどんな反応をするかが楽しみ。




銀魂

　あれ、将軍死んじゃったの！？

　とゆーか、これが最終章かと思ってたけど、まだ続くんだ。




火ノ丸相撲

　潮火ノ丸 vs 久世草介 決着。

　ラストで挿入された、第１話と同じナレーションには心震えた。



　―――――“相撲”



　土俵上で廻しのみを身につけ戦う日本古来の武道であり
　数少ない『無差別級』の格闘技…

　ゆえに―――
　「大きく」「重く」ある者が絶対優位――



　高校相撲においても体重100kgを優に超える巨漢ひしめく中
　“横綱”という頂を目指さんとする 彼の体は



　あまりに――
　小さい…


　潮、負けちゃったか……。
　アオリに書かれている通り、その敗北も不運な悲劇ではなく当たり前の現実なのだというのが泣ける。

　この敗戦を機に潮はリスタートを切るんだろうけど、果たしてどういう方向に行くんだろうね？
　“心”の強さで“体”の不足を埋められなかった訳だから、次は“技”を極めるのかな？
　でも、あまり小手先の技に頼ると、今度は潮の目指す“横綱相撲”ではなくなってしまう？

　いずれにせよ、まずは高校で初黒星を喫した潮の反応が気になる。




タイガー兄とドラゴン



　『べるぜバブ』の作者、田村隆平の読み切り。

　仙人に拳法を習った兄弟が女とドラゴンになるという『らんま1/2』みたいな話。



　相変わらず頭の悪いノリで、個人的には割と面白かった。




食劇のソーマ



　その話、まだ生きてたんだ。
　美作戦で殆ど触れられなかったから、もう無かった事にしたのかと……。